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先祖について調べる(武士編)

作成日:2018年6月21日、公開日:2018年6月21日

県内で武士だった先祖について調べるための資料と、その探し方をご紹介します。紹介する資料の多くは、古文書をそのまま活字化したもので、読み取りに知識が必要なものもあります。

また、次の「調べ方案内」もあわせてご参照ください。

なお、調べ方案内「先祖について調べる(武士編)」の印刷用ファイルはこちら(PDF,663.5KB)です。ダウンロードしてご利用ください。

系図をまとめた本

比較的上位の武士の家系図をまとめた図書があります。

『近世防長諸家系図綜覧』(田村哲夫 編修,マツノ書店,1980,請求記号:Y288/L 0)
山口県文書館で所蔵する系図等を元に、毛利家と主要な萩藩士(永代家老、寄組(上級武士))の家、計76家の系図を収録。目次あり。館内利用。
『近世防長諸家系図綜覧』を県内図書館から探す。
『萩藩諸家系譜』(岡部忠夫 編著,マツノ書店,1999,請求記号:Y288/M 9)
山口県文書館で所蔵する系図等を元に、毛利家とその家臣団の家、計214家の系図を氏族ごとに収録。目次あり。館内利用。
『萩藩諸家系譜』を県内図書館から探す。

家系に関する古文書をまとめた本

『萩藩閥閲録』第1巻第2巻第3巻第4巻遺漏別巻(山口県文書館 編,マツノ書店,1995,請求記号:Y288/M 5)
毛利家、萩藩士など諸家に伝わる、家に関する古文書をまとめた「閥閲録(ばつえつろく)」を活字化したもの。本編4巻は享保10年(1725年)成立。幕末期に成立した「遺漏」を含めて、1,351家分の文書を収録。各家の文書の末尾に、その家の人物の略歴が記載されていることがある。別巻に人名索引あり。館内利用。
『萩藩閥閲録』を県内図書館から探す。

分限帳類

「分限帳」(ぶんげんちょう、ぶげんちょう)は、「江戸時代、大名の家臣の名前・禄高・地位・役職などを詳記した帳面」(『国史大辞典』12巻(吉川弘文館,1991)p118)です。萩藩では、約5年ごとに作成されています。

分限帳は、その家の家臣の名簿なので、例えば、萩藩の分限帳には萩藩士は載っていますが、萩藩士に仕えていた家臣(陪臣(ばいしん))は載っていません。また、分限帳には、全ての藩士が載っている訳ではありません。活字化されていないものも多くあります。

萩藩(長州藩)の分限帳

『萩藩給禄帳』(樹下明紀・田村哲夫 編,マツノ書店,1984,請求記号:Y280/L 4)
萩藩の分限帳のうち、安政2~6年(1855~1859年)次のものと、明治3年(1870年)次のものを、上下段に対応させて収録。索引あり。館内利用。
『萩藩給禄帳』を県内図書館から探す。
『萩藩分限帳 改訂複刻版』(萩郷土文化研究会 編,萩市郷土博物館友の会,1979,請求記号:Y280/K 9)
萩藩の分限帳のうち、嘉永5年(1852年)に成立したものを収録。目次あり。著名な人物には簡単な注がついている。館内利用。
『萩藩分限帳』を県内図書館から探す。

その他の萩藩の分限帳など

『資料毛利氏八箇国御時代分限帳』 (岸浩 編著,マツノ書店,1987,請求記号:Y280/L 7)
『毛利氏八箇国御時代分限帳』を県内図書館から探す。
『萩城下町絵図に見る分限帳 文化・文政年間』(阿部次男 編,阿部 次男,1989,請求記号:Y280/L 9)
『萩城下町絵図に見る分限帳』を県内図書館から探す。
『萩藩城下町の絵図に見る人名簿及び住所録 天和2(1682)~3(1683)年』(阿部次男 編,阿部 次男,1990,請求記号:Y280/M 0)
『萩藩城下町の絵図に見る人名簿及び住所録』を県内図書館から探す。
『萩藩城下町の絵図に見る人名簿及び住所録 享保14年(1729)~元文元年(1736)』(阿部次男 編,阿部 次男,1991,請求記号:Y280/M 1)
『萩藩城下町の絵図に見る人名簿及び住所録』を県内図書館から探す。

長府藩(府中藩、豊浦藩)の分限帳

『長府藩分限帳 複製版』 (藤村直 編,下関文書館,1987,請求記号:Y280/L 7)
元和元年(1615年)以前のものから明治3年(1870)までの長府藩の分限帳14編を収録。付録として、清末藩の分限帳(承応2年(1653年)、文化15年(1818年))も収録。館内利用。
『長府藩分限帳』を県内図書館から探す。

その他の長府藩の分限帳

『下関市史 資料編 1』 (下関市市史編修委員会 編修,下関市,1993,請求記号:Y267/L 3)
『下関市史 資料編 1』を県内図書館から探す。

徳山藩の分限帳

『徳山市史史料 中』(徳山市史編纂委員会 編,徳山市役所,1966,請求記号:Y243/J 4)
「第六編 政治社会 藩政時代 二 職役給禄」に「藩士分限一覧」の項があり、徳山藩の分限帳5点(寛永4年(1627年)頃~(明治2年(1869年)12月)から姓名と石高を抜き出し石高順に記載した表を掲載。館内利用。
『徳山市史史料 中』を県内図書館から探す。

その他の徳山藩の分限帳

『徳山市史資料』(徳山市,徳山市役所,1944,請求記号:Y243/H 4)
『徳山市史資料』を県内図書館から探す。

岩国藩の分限帳

『旧岩国藩御家人帳』(村本照三 編集,岩国徴古館,1995,請求記号:Y233/M 5)
明治4年(1871年)時のものと思われる藩士の名簿。館内利用。
『旧岩国藩御家人帳』を県内図書館から探す。

その他の岩国藩の分限帳

『役方書通録 五 玖珂三市』(田中良和 翻刻・編集,玖珂の歴史を学ぶ会,2016,Y233/P 6)
『役方書通録』を県内図書館から探す。

清末藩の分限帳

『清末藩分限帳』(下関文書館 編,下関文書館,1970,請求記号:Y280/K 0)
「清末後家初之分限帳写」(慶安4年(1651年))、「御家中分限帳」(天保3年(1832年))を収録。館内利用。
『清末藩分限帳』を県内図書館から探す。

その他の清末藩の分限帳

『長府藩分限帳 複製版』(再掲)(藤村 直 編,下関文書館,1987,請求記号:Y280/L 7)
『長府藩分限帳』を県内図書館から探す。

見つからなかったときは

  • 『角川日本姓氏歴史人物大辞典 35 山口県』の巻末p643-663に、参考文献(古文書を含む)が挙げられています。
  • 市町村史や郷土史関係の雑誌などに、分限帳などが収録されていることがあります。当館ウェブサイトや館内の蔵書検索用端末の「なんでも検索」で検索すると、本だけでなく、雑誌記事なども一度に検索できます。
  • 分限帳は様々な名称で呼ばれます。検索語を変えて探しましょう。(検索語の例:「家中帳」「侍帳」「無給帳」「御家人」「家臣」など)
  • 活字化されていない分限帳や名簿などが、市町の図書館や公文書館、博物館、史料館に古文書として収蔵されていることがあります。(所蔵施設の例:山口県文書館(山口県)(毛利家ほか、諸家の文書を所蔵)
  • お探しの資料が見つからないときは、当館職員へお尋ねください。

お問い合わせ先

山口県立山口図書館 総合サービスグループ
TEL:083-924-2114(調査・相談)
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