メインコンテンツに移動

子ども読書支援センターニュースNo.100

 

 

 

子ども読書支援センターニュース  No.100

                                                                  2012.9.25

                                             山口県子ども読書支援センター発行

                                                          (山口県立山口図書館内)

                                                      TEL083-924-2111   FAX083-932-2817

                                                                                                     http://library.pref.yamaguchi.lg.jp

 

☆メールマガジン「本はともだち~山口県子ども読書支援センターニュース」配信中!

 「子ども読書支援センターニュース」は、メールマガジン「本はともだち」でも読むことができます。

 新刊紹介や県内の行事など、より充実した内容で配信中です。読者登録の方法は県立図書館のホームページをご覧ください。

 

【山口県子ども読書支援センター関連行事】

☆2、3歳児のためのおはなし会 毎月第一火曜日 午前11時~11時20分(こどもとしょしつ)

 

【9月のおはなし会で使った絵本】

『あそびえほん ゆびむしくん』 エルベ・チュレ/作 須田志保/訳 ファイドン 2011

『しろくまちゃんのほっとけーき』 わかやまけん/え こぐま社 1974

『さよならさんかくまたきてしかく』 高橋清一/脚本・画 童心社 2000

『くらいくらい』 はせがわせつこ/ぶん やぎゅうげんいちろう/え 福音館書店 2006

『おつきさま こんばんは』 林明子/さく 福音館書店 1986

 

☆子どもと本スキルアップ講座   詳細は http://www.library.pref.yamaguchi.lg.jp/skill%20up

日 時

内 容

講 師

会 場

10月25日(木)
13:00~16:30

児童書の修理と製本-傷んだ本をよみがえらせる技術を学ぼう!

川人 拓(キハラ(株)製本アドバイザー)

県立山口図書館

11月17日(土)
10:30~12:00

子どもの成長と絵本

友定 啓子(山口大学教授)

県立山口図書館

11月17日(土)
13:00~15:30

新刊児童書閲覧会-7月から10月までに県立図書館が受け入れた児童書約1000冊を展示・紹介します-

山口県子ども読書支援センター職員

11月24日(土)
10:30~15:30

本の選び方・おはなし会のすすめ方

 -プログラムの組み方を中心に  

小林いづみ(呉ストーリーテリング研究会代表)

下松市立図書館
(ほしらんどくだまつ)

 12月1日(土)
13:00~15:30

新刊児童書閲覧会-7月から10月までに県立図書館が受け入れた児童書約1000冊を展示・紹介します-

山口県子ども読書支援センター職員

下松市立図書館
(ほしらんどくだまつ)

12月7日(金)
13:00~15:30

蔵書をそだてる、蔵書をとどける

-選書からブックトークまで

張替 惠子(東京子ども図書館)

県立山口図書館

12月14日(金)
10:00~12:00

中高生の心にひびく!あんな本、こんな本  -YAブックスあれこれ

赤木かん子(児童文学評論家)

下関市立中央図書館(下関市生涯学習プラザ)

12月14日(金)
13:00~15:30

新刊児童書閲覧会-7月から10月までに県立図書館が受け入れた児童書約1000冊を展示・紹介します-

山口県子ども読書支援センター職員

 

☆本は心の宝物~製本と修理~   詳細は  http://library.pref.yamaguchi.lg.jp/H24seihon-syuri

     11月3日(土) 山口県立山口図書館第2研修室

 

☆杉山亮ものがたりライブ・講演会

     11月10日(土)  山口県立山口図書館第2研修室

             11:00~12:00 ものがたりライブ(小学生・保護者対象)

             13:30~15:00 講演会(大人対象)

 

【新刊書から】     価格は消費税抜き

<絵本-乳幼児から>

『まんまる まんまる』 田村ゆう子/さく 福音館書店 2012.9 \390 

 見開きページの真ん中に、赤い「まんまる」。その中にの中に小さな黒い「まんまる」が七つ。ページをめくると、手足と頭がでてきて、まんまるてんとうむしさん。トゲトゲのついた「まんまる」は、ハリネズミさん。布を使った絵柄で描いたいろいろな「まんまる」が、さまざまな動物に早変わりする愉快な赤ちゃん絵本。

 

<絵本-3,4歳から>

『バナナンばあば』 林木林/作 西村敏雄/絵 佼成出版社 2012.8 \1300

  バナばあ、ナナばあ、ナンばあは、バナナンばあばの三姉妹。仲良く一房につながって暮らしているが、たまにはけんかもする。温泉に行きたいバナばあ、果物屋に行って仲間と遊びたいナナばあ、南の島に行きたいナンばあ、それぞれゆずらず、とうとうピシーンと切れて「バナナンてこったい!」・・・。防府市出身の詩人林木林による楽しい文章と、西村敏雄のとぼけた味わいの絵が作り出すユーモアたっぷりの絵本。

 

<絵本-5,6歳から>

『くまの皮をきた男』 フェリクス・ホフマン/絵 佐々木梨代子・野村滋/訳 こぐま社 2012.7 \1400

  グリムの昔話絵本。7年間、熊の皮を着て、体を洗わず、神にも祈らず生きのびれば一生金持ちにしてやると悪魔にいわれた若者は、「くまっ皮」と名のって放浪の旅に出ることになる・・・。グリム童話の絵本を多く描いたスイスの代表的な絵本作家、フェリクス・ホフマンの最晩年の作品。日本でこのおはなしが絵本で出版されるのは『くまおとこ』(酒寄進一訳 福武書店 1984)以来。

 

<絵本-小学校中学年から>

『さがしています』 アーサー・ビナード/作 岡倉禎志/写真 童心社 2012.7 \1300

この絵本に描かれているのは、原爆の犠牲になった人たちが使っていた「もの」。時計や靴、弁当箱、ワンピース・・・。建物疎開現場で、家や店を壊す作業をしていたソウチ君がはめていた手袋の声が聞こえる。原子爆弾が落とされて、ソウチ君は死んでしまった。ぼくらは今もあの右手と左手をさがしているんだ、と。「もの」の語りベの静かな声をとおして、原爆の悲惨さを伝える写真絵本。

 

<読み物-小学校低学年から>

『おひさまやのたんぽぽスプレー』 茂市久美子/作 よしざわけいこ/絵 講談社 2012.7 ¥1100

走ることが苦手なさとしはいつも運動会の前に「おなかがいたくならないかなあ。」と思ってしまう。「おひさまや」という不思議な店の前を通りかかった時、かけっこで1番になる靴を勧められるが、結局走るのが好きになるスプレーを買う。自分の靴に吹きかけると、その靴は翌朝黄色の靴に変わってしまった。皆に笑われるのではと思いながら運動会にその靴を履いていったが、やはりいつも通りビリ…。しかしそれからのさとしは…。

 

<読み物-小学校中学年から>

『ポーラをさがして』 さなともこ/作 杉田比呂美/絵 童話館出版 2012.7 ¥1500

家庭の環境が複雑なカナは、月謝を払えなくて塾をやめるかどうか悩んでいた。そんなカナをショーコは何かと気にかけていた。そんな時、行方不明のシャムネコを探してほしいという張り紙が電柱に張ってあるのを見つける。二人で飼い主のおばあさんの家に話を聞きに行き、お礼を目当てに、行方不明のシャムネコを探すことにするがどうも様子がおかしい・・・。作者は山口県生まれ。本作品で新美南吉児童文学賞、講談社児童文学新人賞。1997年刊(講談社)に一部加筆修正して再刊した。

 

<読み物-小学校高学年から>

『平家物語』石崎洋司/著 岡本正樹/絵 岩崎書店 2012.8 ¥1500

現代語訳で平家物語の内容をやさしく伝える。鬼界ヶ島に一人取り残された俊寛、義経のひよどりごえ、扇の的を射抜いた那須与一など有名なシーンも生き生きと描く。時代の流れの中で追い詰められていく平氏と力をつけていく源氏、さらには武士に権力を奪われていく貴族階級の様子を生き生きとした文章で描く。「ストーリーで楽しむ日本の古典」シリーズ。

 

<読み物-中学生から>

『100%ガールズ 1st season』 吉野万理子/著 講談社 2012.7  \950

 将来は宝塚の男役スターを目指す司真純。同級生にスカート姿を見られたくない一心で横浜のミッション系の女学校へ進学。「女子校はネチネチしている」という妹の言葉におびえつつ登校した学園で思いもかけなかった学校生活が始まる。外見のカッコよさから内面のカッコよさに気づいていく真純の成長を描く。「YA!ENTERTAINMENT」シリーズ。

 

『大地のランナー   自由へのマラソン』 ジェイムズ・リオーダン/作 原田勝/訳 鈴木出版 2012.7  \1500

 はだしで南アフリカの原野を走ることは、サムの何よりの喜びだった。おじからマラソンのことやオリンピックで活躍した黒人選手の話を聞くうちに、いつか自分も…と目標に向かって走り始める。1996年アトランタオリンピックで南アメリカの黒人選手として初の金メダルを獲得したジョサイア・チュグワネをモデルに、1970年代から90年代にかけての南アフリカ共和国の人種差別の現実を描く。「鈴木出版の海外児童文学」シリーズ。

 

<ノンフィクション>

『ふたつの名前で愛された犬』 平野敦子/作 こばようこ/画 学研パブリッシング 2012.8 ¥1200

1964年、当時5才の幼稚園児だった成島亮子さん。電車で幼稚園に通うときに愛犬のコロが駅まで送り迎えをしてくれていた。彼女にとってはかけがえのない友人だった。ある朝コロが電車に乗り込んでしまうが、駅員に追い払われてしまう。何度も探したがそれっきりコロの行方がわからなくなった。それからずっとコロのことが心の中から消えたことはなかった。月日が流れて50才になった亮子さんが見た新聞記事に衝撃の事実が…。茨城県で実際にあった人間と犬の絆を描いた物語。小学校中学年から。

 

『いっしょに走ろっ! 』 星野恭子/著 大日本図書 2012.7 ¥1400

義足のアスリート中西麻耶さん、ブラインドランナーの和田伸也さん、ハンデキャップを抱えながらもパラリンピックを目指していく二人。それぞれの戦いや、それを支える周囲の人々のようすを描く。また福井県池田中学校で取り組まれている地域のマラソン大会で、ブラインドランナーの伴走を全校生徒がリレーして行う様子も描かれている。走ることを通して、人と人の絆の大切さを伝えるスポーツドキュメンタリー。小学校高学年から。

 

『本を味方につける本   自分が変わる読書術』 永江朗/著 河出書房新社 2012.7 \1200

1日平均約200点の本が出版されている本の大洪水の中を生き延びていくためにフリーライターが様々なコツを伝授する。失敗のシミュレーションとしての読書、適当なところからちょっとだけ読んでみる、本の内容にツッコミを入れる、はては本をバラバラにしてオリジナルの本を作ることまで、自由自在な著者の読書術を公開。「14歳の世渡り術 」シリーズ。中学生から。

 

<研究書>

『鍛えよう!読むチカラ   学校図書館で育てる25の方法』 桑田てるみ/監修 明治書院 2012.8  \1800

 小・中・高の学校司書、司書教諭が、学校図書館員として提供する読書活動と子どもが活動する読書活動の実践例を紹介。学校からの要請や何かの着想を得て、読書活動に至るまでの試行錯誤を、①着想②企画③決定④工夫⑤実行⑥反応のプロセスで、具体的に見ることができる。小・中・高図書館員の必読図書一覧もうれしい。読書のプロをめざすすべての人へ。