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子ども読書支援センターニュースNo.104

 

 

 

子ども読書支援センターニュース  No.104

                                                                  2013.1.25

                             山口県子ども読書支援センター(山口県立山口図書館)発行

                                                      TEL083-924-2111   FAX083-932-2817

                                                     http://library.pref.yamaguchi.lg.jp

 

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【山口県子ども読書支援センター関連行事】

☆2、3歳児のためのおはなし会

〇日 時:平成25年2月5日(火) 午前11時~11時20分    〇会 場:県立図書館 こどもとしょしつ

〇対 象:2、3歳児とその保護者    〇内 容:絵本の読み聞かせなど 

【1月のおはなし会で使った絵本】

『おやゆびさん』 風木一人/作 ひろかわさえこ/絵 鈴木出版 2012

『てぶくろ』 ラチョフ/絵 内田莉莎子/訳 福音館書店 1965

『くだものだーれ?』 よねづゆうすけ/作 講談社 2012

『わにわにのおふろ』(大型絵本) 小風さち/作 山口マオ/絵 福音館書店 2009

 

【新刊書から】     価格は消費税抜き

<絵本-乳幼児から>

『だいすき ぎゅっ ぎゅっ』 フィリス・ゲイシャイトー、ミム・グリーン/文 デイヴィッド・ウォーカー/絵 福本友美子/訳 岩崎書店 2012.12 ¥1100

 あさですよ。時計は8時。さあ、起きて!おかあさんのやさしい声で目覚めたうさぎの子。顔を洗って、髪を梳かして着替えたら、ご飯を食べてお茶飲んで・・・ おつぎはなあに?おかあさんと一緒に「だいすき ぎゅっぎゅっ!」うさぎの親子が一日何度も、ぎゅっ、ぎゅっと抱き合う、幸せいっぱいの絵本。うさぎの親子の平和な一日がかわいいイラストで描かれている。

 

<絵本-3,4歳から>

『オニたいじ』 森絵都/作 竹内通雅/絵 金の星社 2012.12 ¥1300

 節分の日の豆まき。「オニはそと、ふくはうち」といつもなら、オニに向かって豆をまく。だが、今年の豆たちはよくものを考える豆たちだった。一番初めに飛び出した豆は、「オニのお面をつけたおじさんではなくて、世界にいる本物のオニを退治しよう」と考えた。豆たちは力をあわせて、自転車泥棒、銀行強盗、密猟者、地球を狙う宇宙人を撃退する。楽しいオニ退治の絵本。

 

<絵本-5,6歳から>

『ゆきのよあけ』 いまむらあしこ/文 あべ弘士/絵 童心社 2012.11 ¥1333

  凍りつく寒さの夜の森。雪の巣穴でひとりぼっちの子うさぎがうずくまっている。恐ろしいきつねにおそわれて母さんとはぐれてしまって以来、ひとりで生きてきた。しのびよるキツネの足音、獲物を待ち伏せするフクロウの目。巣穴を飛び出し、死に物狂いで雪を蹴って走る子うさぎ。ついに天敵から逃げ切った子うさぎが爆発させる生きる喜び。大自然のきびしさ、美しさ、そこに生きるもののたくましさに圧倒される絵本。

 

『みて、ほんだよ!』 リビー・グリーンソン/文 フレヤ・ブラックウッド/絵 谷川俊太郎/訳 光村教育図書 2012.11 ¥1500

 手押し車を押すおばあさんの横に落ちている赤い本。男の子と女の子がやってきて、その本を見つける。描かれた背景からは本に恵まれた環境ではなさそう。だいじにね、おいとかないで、ほこりだらけになるから、いぬがかんじゃうから、あめでぬれるから、ちゃんともってようね・・・。ほんのわずかな言葉が添えられただけの風景は空想のなかなのか、とても不思議な世界。本で広がる世界を描いているようにも見える。フレヤ・ブラックウッドは『さよならをいえるまで』(岩崎書店)で2010年ケイト・グリーナウェイ賞を受賞。

 

『こしぬけウィリー』 アンソニー・ブラウン/さく 久山太市/やく 評論社 2012.11 ¥1300

 チンパンジーのウイリーは、ハエもころせない。自分が悪くなくても思わず「ごめんなさい」と謝ってしまうウィリーは、チンピラたちから、こしぬけウィリーと呼ばれている。強くなりたいウィリーは、体操、ボクシング、ボディービル、ウェイトリフティングで体を鍛えることに。頑張ったウィリーの姿はまるでゴリラのよう。自信満々のウィリーは町に出て・・・。楽しいイラストと思わず笑ってしまう結末、やさしいウィリーと友だちになりたくなる。原書の発行は1984年。邦訳の初版は2000年の発行。

 

<読み物-小学校低学年から>

『ちいさなおはなしやさんのおはなし』 竹下文子/作 こがしわかおり/絵 小峰書店 2012.12 ¥1100

 おはなしやさんは小さな猫と住んでいる。家の裏庭にあるおはなしの木はたくさんの実をつける。その実を鍋で煮て砂糖を入れて…。それを口にすると面白いおはなしが口一杯に広がり元気になる。村人には大人気である。しかしある日、大雨の影響でおはなしの実がなる木が折れてしまう。おはなしやさんは木をさがしてあちこち探し回る…。

 

『ともだちのはじまり』 最上一平/作 みやこしあきこ/絵 ポプラ社 2012.12 ¥900

 活発でいつもクラスの中心となるじゅじゅと引っ込み思案のさとは教室では隣の席なのにあまり話をしない。さとはいつも一歩引き下がってしまう。じゅじゅが消しゴムを忘れたことをきっかけに二人は少しずつ言葉を交わすようになる。そして一緒に雨にぬれたり、星を見上げたりするうちに、しだいに心を通わせていく。まるでちがう性格の2人が友情で結ばれてゆく過程をみずみずしく描く物語。

 

<読み物-小学校中学年から>

『ぼくとヨシュと水色の空』 ジーグリット・ツェーフェルト/作 はたさわゆうこ/訳 徳間書店 2012.11 ¥1500

 生まれつき心臓が弱いヤンと、クラスで「デブ」とからかわれるヨシュは、お互いを信頼しあう親友。体の大きなヨシュはいつもいじめっ子からヤンをかばってくれていた。ある時、ナイフでおばあさんを傷つけた疑いをかけられたヨシュが行方不明になってしまう。心臓手術の日が迫るがヨシュのことを心配するヤンは・・・。友だちを思いやる気持ちを描く、心温まる物語。作者はドイツ語圏の優れた児童文学作家に贈られるフリードリヒ・ベーデッカー賞を受賞している。

 

『ルドルフとスノーホワイト』 斉藤洋/作 杉浦範茂/絵 講談社 2012.11 ¥1400

 黒ねこ・ルドルフは仲間たちに受け入れられのんびり暮らしている。しかし、時には縄張り争いに巻き込まれたり、けんかがおこったりと色々事件が起こる。ある日仲間のブッチーの幼い子ねこチェリーが行方不明になった。縄張り争いがきっかけで親しくなったスノーホワイトとルドルフは横浜まで捜索に出かけるが…。約25年読み継がれたロングセラーで、NHK教育テレビでアニメ化されたりミュージカルでも人気の「ルドルフシリーズ」10年ぶりの第4弾。

 

<読み物-小学校高学年から>

『希望への扉リロダ』 渡辺有理子/作 小渕もも/絵 アリス館 2012.11 ¥1300

 軍政下のミャンマーで少数民族のカレン族であるマナポの一家が逃げ延びたのはタイの難民キャンプだった。そこでは日本の援助で3つのリロダ(図書館)を作ることになった。マナポは、中央のリロダの図書館員になる。絵本の読み聞かせに熱中する子どもたちや学校に行けないパディゲという少年、大人たちにとってもリロダはキャンプにはなくてはならない施設となった。洪水で中央リロダが流されると、人々は他のリロダまで長い道のりを歩いて通った。まさには民族の誇りと文化伝承の象徴であった。実在する難民キャンプの図書館をもとにした作品。

 

『ルパン最後の恋』 ルブラン/作 那須正幹/文 ポプラ社 2012.12 ¥1200

 ルパンの祖父が手に入れた「記録の書」をめぐってイギリス王家とフランスの争奪戦が繰り広げられる。さらにレルヌ大公の美しい娘コラとエドモンド王子との結婚をめぐり国際的な陰謀が渦巻く中、ルパンが見事に解決に導く。作者のルブランの死後70年ものあいだ未発表となっていた作品で、70年ぶりの新作として2012年に出版された。文は防府市在住の那須正幹さんが担当している。

 

<読み物-中学生から>

『RDG 6  レッドデータガール』 荻原規子/著 角川書店 2012.11 ¥1700

 「戦国学園祭」で高柳たち陰陽師の仕掛けた罠を破り、特殊能力を顕現させた鈴原泉水子。世界遺産候補となる学園トップは泉水子だと判定されるが…。今まで山伏の相楽深行らに守られ、その後ろに隠れていた泉水子が人に頼らず自分で考えて動こうとし始める。人類を滅亡させるほどの姫神の力を持つ泉水子の将来は?深行への秘めた想いは?シリーズ完結編。カドカワ銀のさじシリーズ

 

<ノンフィクション>

『キラキラ子どもブックガイド 本ゴブリンと読もう360冊』 キラキラ読書クラブ/編 小中大地/絵 玉川大学出版部 2012.12 ¥1600

 公共図書館の司書や、学校図書館の司書、児童書の研究者など4人が小学生に読んでほしい本360冊を紹介するブックガイド。表紙の写真、書名、作者、出版社、簡単な内容を載せる。低学年から高学年までの段階を追って本を紹介するが、絵本、ノンフィクション、読み物の3つのジャンルの本を学年の垣根を越えて自分のペースで選べるようにしてある。書名・人名索引付き。小学校低学年から。

 

『はだしのゲンわたしの遺書』 中沢啓治/著 朝日学生新聞社 2012.12 ¥1300

 漫画『はだしのゲン』の作者である中沢啓治さんは小学校一年生の時に被爆し、父、姉、弟、妹を亡くした。戦争責任と原爆の問題に正面から向き合い、原爆の怖さと戦争の愚かさ、平和の尊さを訴え続けてきた。放射能による後遺症を常に恐れながらも不屈の精神で過ごしてきた人生を、実体験をもとに語りつくす。2009年に白内障で漫画家を引退し、翌年肺がんが見つかる。昨年12月19日に73歳で逝去。生涯最後の著作となった。小学校高学年から。

 

『「あの日」、そしてこれから』 高橋邦典/写真・文 ポプラ社 2012.11 ¥1350

 東日本大震災直後に故郷の宮城県を取材した著者が、震災から1年後再び女川、石巻、気仙沼、仙台を取材。1年前に会った被災地の人々の今の「言葉」を写真と共に伝える。「前に向いて生きようとは思うが、どこが前なのかなあと思うこともある。」というような生の言葉がこの先の生活の不安を象徴する。住む家はどうなるのか? 学校は?仕事は?町は復興できるのか? 家を失い、家族を失った人々が1年後に語る言葉のひとつひとつは重い。小学校高学年から。

 

『やらなきゃゼロ!   財政破綻した夕張を元気にする全国最年少市長の挑戦』 鈴木直道/著 岩波書店 2012.12 ¥820

 2011年4月、北海道夕張市に30歳の市長が誕生。2010年11月、東京都職員として夕張市に出向していた鈴木さんに、日本一お金のない市の市長への出馬要請が。年収200万ダウン、当選しても茨の道、落選したら無職、結婚間近の彼がなぜ決断したのか。高齢化と財政難という世界共通の課題へ、アイディアと行動力で果敢に挑戦中の若き市長の記録。巻末掲載の「夕張通信」HPは継続中。岩波ジュニア新書 731。中学生から。

【県内の動き】

★図書館おはなしボランティア養成講座

〇日時および内容 

 ・2月18日(月) やってみよう読み聞かせ~子どもに本を手渡すために~  河井 律子氏【別府大学司書講習講師】

 ・2月27日(水) みんなで楽しく本を読もう。そしてみんなで、ほめあおう。  横山 眞佐子氏【(株)こどもの広場代表】

 ・3月4日(月) 図書館ボランティア活動と著作権   森川 信夫氏【防府市立防府図書館館長】

 ・3月10日(日) 本がおもちゃになるといい   松田 もとこ氏【児童文学作家・文庫活動ボランティア】

〇場所 防府市立防府図書館 研修室 〇時間 13:30~15:30 〇受講料 無料 〇定員 40人(先着順)

〇申込 住所、氏名(ふりがな)電話番号、希望講座の開催日を明記の上、はがき・ファックス・来館(受付に申込用紙を備付)いず◆◆◆◆れかの方法で防府図書館に申し込む。(電話申込みは不可) ※1回だけの受講も可

〇問合せ 〒747-0035 防府市栄町一丁目5番1号 ルルサス防府3階 防府市立防府図書館

     TEL 0835-22-0780   FAX 0835-22-9916

※詳細は http://www.library.hofu.yamaguchi.jp/ohanashikouza24.html