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子ども読書支援センターニュースNo.107

 

 

 

子ども読書支援センターニュース  No.107

                                                                  2013.4.25 

山口県子ども読書支援センター(山口県立山口図書館)発行 

                                                      TEL083-924-2111   FAX083-932-2817 

                                                    http://library.pref.yamaguchi.lg.jp 

 

 

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【山口県子ども読書支援センター関連行事】

☆2、3歳児のためのおはなし会

○日 時:平成25年5月7日(火) 午前11時~11時20分  ○会 場:県立図書館 こどもとしょしつ

○対 象:2、3歳児とその保護者  ○内 容:絵本の読み聞かせなど 

《4月のおはなし会で使った絵本》

『なんかなんかあるよ』(紙芝居) 小野寺悦子/脚本 山内和朗/絵 童心社 2007

『いいおかお』 さえぐさひろこ/文 アリス館 2004

『きつねとねずみ』 ビアンキ/作 山田三郎/絵 内田莉莎子/訳 福音館書店 1967

『おべんとう』 小西英子/さく 福音館書店 2009

『ぐりとぐら』(大型絵本) なかがわりえこ/作 おおむらゆりこ/絵 福音館書店 1967

 

☆新刊児童書閲覧会

〇日 時:平成25年5月25日(土) 13:30~15:30  〇場 所:県立図書館 第2研修室(3階)

〇内 容:平成24年12月から平成25年4月までに県立図書館で受け入れた子どもの本の展示、閲覧。

     山口県子ども読書支援センター職員によるジャンル別の本紹介。

〇対 象:市町の図書館職員、学校図書館関係者、ボランティア関係者、子どもの本に関心のある人

〇定 員:30名程度(要申込、先着順)  ○申込方法:参加申込書によりFAXまたはEメールで

〇申込締切:5月22日(水)  ○申込み・問い合わせ先:山口県立山口図書館内 山口県子ども読書支援センター

 

【お知らせ】

〇公益財団法人伊藤忠記念財団から、子ども文庫助成募集のお知らせが来ています。

≪対象≫子ども文庫(家庭文庫、地域文庫等)またはその連絡会読み聞かせグループ等で読書啓発活動をしている民間の団体または個人。小児病棟、障がい児施設、養護施設等で読書活動をしている団体または個人。

      詳細は  こちら

 

【新刊書から】     価格は消費税抜き

 

<絵本-乳幼児から>

『どろんこ!どろんこ!』 むらかみやすなり/作 講談社 2013.2 ¥1200

 動物たちがどろんこを発見!待っていましたとばかりに泥のなかへ飛び込んでいく。片面いっぱいまでどろんこ色に塗られたページを通って出てくると、みんなどろんこ一色に。「ちゃぽ」と飛び散る様子や「どろんでろん」とした感触の表現が、どろんこ遊びの持つ開放感となり、満足感を与えてくれる幼児向け絵本。

 

<絵本-3,4歳から>

『マッチ箱のカーニャ』 北見葉胡/作・絵 白泉社 2013.3 ¥1500

 カーニャはマッチ箱くらいのちいさな女の子。マッチ箱の中で寝てみたいなというちょっとした思い付きから、不思議な冒険が始まる。テディベアと電車に乗ったり展望台に昇ったりと次々に場面が展開し、ファンタジックな世界観に知らず引き込まれる。愛らしい生き物や小物がちりばめられた、美しい一冊。北見葉胡は『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(講談社)でボローニャ国際児童図書賞を受賞。

 

<絵本-5,6歳から>

『あそびたいものよっといで』 あまんきみこ/作 おかだちあき/絵 鈴木出版 2013.3 ¥1200

 春の野原で、なわとびのひもを拾ったこぐまくん。「ぼくもとべるかな?」と、きのう見た女の子の真似をしてなわとびの練習をしていると、持ち主の女の子が現れる。おどろいて思わず逃げ出したこぐまくんだが、「こぐまくんとあそびたかったの」という言葉に二人は友達になり、みんなで仲良くなわとびをする。新しい出会いの季節にぴったりの絵本。 

 

<絵本-小学校低学年から>

『庭にたねをまこう!』 ジョーン・G・ロビンソン/文・絵 こみやゆう/訳 岩波書店 2013.3 ¥1300

 春の訪れに庭へとびだした子どもたちは、花や野菜を育てようと思いつく。庭師のブラッサムおじさんに手伝ってもらいながら、土をたがやし種をまき、最後にはすくすく育った花や野菜を使って楽しいガーデンパーティーを開く。育てる喜びを、丁寧な文章や可愛らしい絵でいきいきと描いた絵本。ジョーン・G・ロビンソンの代表作には、「テディ・ロビンソン」シリーズ(福音館、岩波書店)がある。

 

『かげ』 新美南吉/作 鈴木靖将/絵 新樹社 2013.2 ¥1200

 からすは、月の光に映し出された自分のかげと競争をした。負けそうになってきたので一生懸命に飛ぶと、かげもどんどんはやく走る。慌てたからすはがむしゃらに羽を動かし、ついに体中の力を使い切ってくろい手ぶくろのように落ちた。次の日の朝、木こりが死んでいるからすを見つける・・・。「影」をモチーフにした、新美南吉の寓意に満ちた幼年童話を絵本化。

 

<絵本-小学校中学年から>

『ひみつの川』 マージョリー・キナン・ローリングズ/文 レオ&ダイアン・ディロン/絵 小島希里/訳 2013.3 ¥1600

 少女カルパーニアは、村のきびしい生活を救うため、森の奥にあるひみつの川を探しに出かける。川の存在を信じた少女が叶えた奇跡を、シンプルな筋書きながら豊かに描いた本作は、『子鹿物語』でピューリッツァー賞を受賞した作者ローリングズが子ども向けに書いた唯一の絵本作品である。ディロン夫妻は、コールデコット賞二度の受賞者。1956年ニューベリー賞オナーブック、2012年ボローニャ・ラガッツィ賞優秀賞受賞作品。

 

<読み物-小学校低学年から>

『おいで、もんしろ蝶』 工藤直子/作 佐野洋子/絵 理論社 2013.3 ¥1500

 ふきのとうは雪の下から顔を出そうとふんばり、梅の木は死んだおじいさんをしみじみ思い出す。うまれたてのもんしろ蝶が、池にうつった自分のすがたに「きれい!」とつぶやき、池は「あんたはとてもきれいだよ」と言ってほめたたえる。自然の中で暮らす生物を主人公に、少女の揺れる心を表現した作品を収録した童話集。1987年、筑摩書房より刊行された作品に加筆、修正し再刊した。

 

『ドキドキ新学期』 はやみねかおる/作 田中六大/絵 講談社 2013.2 ¥1000

 なにごとにも自信の持てない3年生のタケシは、新学期を迎えて学校に行くのも気が重い。今年から1年生になった妹の春は、2歳でほとんどの漢字を覚えるほどの天才で、いろいろな知識をもっている。タケシは春が作ってくれたタイムマシンで、1年生の新学期にタイムスリップして自信を取り戻すが…。季節にぴったりの新鮮なおはなしを一流童話作家が書き下ろす「おはなし12ヶ月シリーズ」第1弾。

 

<読み物-小学校中学年から>

『母ちゃんのもと』 福明子/作 ふりやかよこ/絵 そうえん社 2013.2 ¥950

 小学5年生のたけるは、2年前に母ちゃんが死んでから、父ちゃんと二人暮らし。家では主婦代理もしている。ある日、たけるはライトバンに野菜を積んで売っているおっちゃんから、オレンジ色をした不思議な粒「母ちゃんのもと」を買う。電子レンジで温めて、キスをして水を入れたコップに入れると、天国にいるはずの母ちゃんがたけるの前に現れる…。絵は防府市出身の絵本作家ふりやかよこが担当している。

 

<読み物-小学校高学年から>

『スターリンの鼻が落っこちた』 ユージン・イェルチン/作・絵 若林千鶴/訳 岩波書店2013.2 ¥1500

 スターリン時代の旧ソビエト連邦が舞台。10才の少年であるサーシャ・ザイチクはスターリンを心の底から敬愛し、裏切り者やスパイから国とスターリンを守るため秘密警察に勤めている父親を誇りに思っていた。しかしある夜、密告された父親が秘密警察に逮捕される。学校生活も暗転し、住んでいた部屋も横取りされ、絶対だと信じていたものが次々壊れていく。大粛清時代という厳しいソビエトの社会の中で翻弄される少年の姿を描く。2012年ニューベリー賞オナーブックに選ばれた作品。

 

『パンプキン・ロード』 森島いずみ/作 学研教育出版 2013.2 ¥1300

 震災で母を失い、ひとりになってしまった小学6年生の早紀は、これまで会ったこともない祖父と一緒に暮らすことになった。寡黙な祖父だったが、冷蔵庫の中を早紀の好物でいっぱいにして迎え入れてくれた。転校して出会った佳代ちゃんや矢崎、知り合いになったペンション「パンプキン」のオーナー夫婦に支えられ「目には見えないが、たいせつなもの」を早紀は見つけることができた。第20回小川未明文学賞大賞受賞作品。

 

<読み物-中学生から>

『嵐にいななく』 L.S.マシューズ/作 三辺律子/訳 小学館 2013.3  ¥1500

 洪水で家を無くし、新天地での生活を始めた少年ジャック。処分されようとしている馬を農作業用に訓練することができれば飼う許可がおりると挑戦する。土地を提供してくれた隣の家のマイケルも馬とジャックのおかげで病気が回復していく。マイケルの日記とジャックの視点から描かれる再生と自立の感動物語。時代設定がおもしろい。

 

『オクサ・ポロック 1 』 アンヌ・プリショタ/著 児玉しおり/訳 西村書店 2012.12  ¥1300

 13歳になるオクサ・ポロックは空手をならう活発な女の子。パリからロンドンへ引っ越した新学期の夜、オクサは自分の中に秘められた不思議な力を発見する。その力を狙う教師と戦いながらも表面的には普通の学園生活を送るオクサ。ボロック家のそして異世界エデフィアの秘密が次第に明かされていく。フランスで映画化、コミック化が決定している人気のシリーズ第1巻。

 

『魔法の言葉』 コルネーリア・フンケ/著 浅見昇吾/訳 WAVE出版 2013.3  ¥3000

 物語の世界の人や物を呼び出し、現実世界の人を本の世界に引き込む魔法の声をもつ父モーと娘メギー。再び物語の世界に舞い戻ったメギー一家は?不死をもたらす空白の本は誰の手に? 言葉の世界の探求へと誘う『魔法の声』『魔法の文字』に続く冒険ファンタジーの完結編。

 

<ノンフィクション>

『ちょこっとできるびっくり!工作 1 わゴムのふしぎ工作』 立花愛子・佐々木伸/著 偕成社 2013.3 ¥1600

 牛乳パックで作ったへびが、飛び上がるように跳ねるおもちゃの作り方など、輪ゴムを使った工作を紹介する。走るおもちゃ、回るおもちゃ、転がるおもちゃ、さらには琴、ハープ、ギターなど、さまざまなおもちゃのつくり方を、実際に作ることができるように図や写真を使って丁寧に解説している。小学校低学年から。

 

『世界の絶滅危機動物大研究』 藤原幸一/著 PHP研究所 2013.3 ¥2800

 なぜ野生動物たちは絶滅の危機に追いやられているのか。生息地の消失や、食べ物の減少、違法な乱獲外来種の侵入などその原因を説明する。さらにライオンやトラ、ゾウといった動物をはじめ、さまざまな絶滅の危機にある動物を地域ごとに写真で紹介する。日本の絶滅危機動物リストなどのデータも収録。環境破壊等の問題に関心をもつきっかけとなる一冊。小学校中学年から。

 

<研究書>

『新しい絵本1000 Part2  テーマ別ガイド』 「この本読んで!」編集部/編集 読書サポート 2013.3  ¥1500

 おはなし会のために新しい絵本を探している人へ。『この本読んで!』連載の「新刊紹介」(2008年から2012年発行)の中から、これからも読み継がれていきそうな絵本1026冊を厳選。「家族」「心・からだ」「季節・自然」など8つの大テーマと86の小テーマに分け、フルカラーで紹介している。『新しい絵本1000 2001-2009年版』の続編。