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子ども読書支援センターニュースNo.112

 

 

子ども読書支援センターニュース  No.112

                                                                  2013.9.25 

山口県子ども読書支援センター(山口県立山口図書館)発行 

                                                      TEL083-924-2111   FAX083-932-2817 

                                                    http://library.pref.yamaguchi.lg.jp 

 

【山口県子ども読書支援センター関連行事】

★2、3才児のためのおはなし会

○日 時:平成25年10月1日(火) 午前11時~11時20分

○会 場:県立図書館 こどもとしょしつ  ○対 象:2、3歳児とその保護者  ○内 容:絵本の読み聞かせなど

《9月のおはなし会で使った絵本》

『みーせーて』 スギヤマカナヨ/さく アリス館 2010

『ルルちゃんのくつした』 せなけいこ/さく 福音館書店 1972

『ちいちゃんとじゅうごや』 しみずみちを/さく ほるぷ出版 2003

『パパ・カレー』 武田美穂/作 ほるぷ出版 2011

『せんろはつづく』(大型絵本) 竹下文子/文 鈴木まもる/絵 金の星社 2010

 

★H25年度子ども読書スキルアップ講座

 詳細は  http://library.pref.yamaguchi.lg.jp/H25skillup

 

【新刊書から】  価格は消費税抜き

 

<絵本-乳幼児から>

『ぺんぎんたいそう』 齋藤槙/さく 福音館書店 2013.10 \390 

「ぺんぎんたいそう はじめるよ。いきをすって~、はいて~。くびをのばして~、ちぢめて~。」小さいケープペンギンと大きいキングペンギンの2匹が並んで、腕をぱたぱた振ったり、大きくジャンプしたり。動物園や水族館でおなじみのペンギン。そのユニークな動きや、伸び縮みして姿形が変わる様子を体操にした、楽しい絵本。柔らかく素朴なタッチの絵が愛らしく、特長をとらえたひょうきんな仕草に、思わず身体を一緒に動かしたくなる。「こどものとも0.1.2」通巻223号

 

<絵本-3,4歳から>

『ぼくの手わたしの手』 中川ひろたか/作 斉藤美春/写真 保育社 2013.7 ¥1200

手は、いろいろなことができる。手は、いろいろなことを表現する。あやとりをする手、ものを書いたり食べたりする手、何かをつくる手、手話で話す手…。いろいろな働きをする手を、モノクロの写真でつづった絵本。作者が30年以上前に素案を出し、温めていた絵本だとのこと。実は、最後に手をつないだ後ろ姿で登場しているのは、作者と孫。「すごいぞ!ぼくのからだ」シリーズの一冊で、他に『たべものたべたら』(保育社)など、骨、足、心臓というテーマを、それぞれ異なる画家で刊行予定。

 

『おうちにいれちゃだめ!』 ケヴィン・ルイス/作 ディヴィッド・エルコリーニ/絵 長友恵子/訳 フレーベル館 2013.7 ¥1300

虫や動物が大好きなリヴィングストン。虫を家に連れて帰ったら、ママに怒られた。じゃあ、ネズミならいいかな?これもダメ。それならブタは?ダメ。ゾウは?クジラは…?ママvs男の子の攻防戦。可愛らしいイラストに対して、どんどん巨大になる動物や膨らんでいくお話が楽しい。最後に、小さな虫をのせて戻ってきた我が子を抱きしめ、飼うことを許したママの姿に、くすりとさせられる。本書で2012年エズラ・ジャック・キーツ賞イラスト部門オナー賞を受賞。

 

<絵本-小学校低学年から>

『生きる』 谷川俊太郎/詩 岡本よしろう/絵 福音館書店 2013.9 ¥667 

40年以上前につくられた谷川俊太郎の詩に、山口県出身、岡本よしろうが挿絵をつけた、豊潤な広がりを持った作品。詩「生きる」は、止めることの出来ない<いま>のさまざまな情景を連ねることで、心を立ち止まらせ、普段は意識しない視点で人生を見直させる。添えられた挿絵は、通常、抽象的なイメージをもって描かれることが多い詩の世界観を、ある何気ない夏の一日という日常風景で表現しており、その切り口に大変驚かされる。詩の世界を何度も味わいたくなる一冊。「月刊たくさんのふしぎ」(第342号)

 

『ひとりひとりのやさしさ』 ジャクリーン・ウッドソン/文 E.B.ルイス/絵 さくまゆみこ/訳 BL出版 2013.7 \1400

転校生のマヤは、みすぼらしく、自分たちと違っていた。そんなマヤをクラスの皆で笑い、無視しつづけたクローイ。そしてマヤは、学校に来なくなった。先生は、水の入った洗いおけに小石を落とし、話し始めた。「ひとりひとりの小さな優しさが、さざなみのように世界に広がっていくのです」と…。クローイは大切な事に気がつくが、優しさを届けるチャンスはもうなかった。差別やいじめを子どもの視点から淡々と描いた、苦く、深い後悔が心に響く絵本。ジャクリーン・ウッドソンは、人種問題や思春期の悩みなどを題材に、鋭い視点で書き続けている児童文学作家。受賞歴多数。

 

<読み物-小学校低学年から>

『さいこうのスパイス』 亀岡亜希子/作・絵 PHP研究所 2013.8 ¥1100

森の動物たちに大評判のカナノリーモ・カフェ。オオカミのシェフがつくる料理を目当てにたくさんの動物が毎日集まってくる。ある日、大きなお屋敷のリスの執事がやってきてどんな料理を食べても「まずい」というリスのぼっちゃんのために、おいしい料理を作って欲しいと頼んできた。オオカミのシェフはお屋敷に向かい毎日おいしい料理を作るが、ぼっちゃんは「まずい」としか言わない。困ったシェフは…。

 

<読み物-小学校中学年から>

『ネコの目からのぞいたら』 シルヴァーナ・ガンドルフィ/作 関口英子/訳 ジュリア・オレッキア/絵 岩波書店 2013.7 ¥1700

ドレンテ先生というちょっと変わり者で不思議な研究をしている家庭教師に、少年ダンテは勉強を見てもらうことになった。ドレンテ先生は、生まれたばかりの子ネコが見た景色をテレパシーでダンテに見えるようにしてくれたが、子ネコは行方不明に。ダンテはテレパシーを使って子ネコを探しまわるが、ある日女の子が誘拐されるのを目撃してしまう。水の都ヴェネツィアを舞台にくりひろげられるミステリータッチの冒険物語。作者は本作品でチェント賞を受賞。また、1996年、イタリア・アンデルセン賞作家賞を受賞。

 

<読み物-小学校高学年から>

『UFOがくれた夏』 川口雅幸/著 アルファポリス 2013.7 ¥1700

遼哉は、白波小学校6年2組に転校した。隣の席の美少女晴香の助けで少しずつクラスになじみ始めていた。ある日、そのクラスに、イケメンの海堂先生が臨時の先生として現れた。それが、すべての始まりだった。晴香と約束したコバルトブルーのビーチグラスを探しに海岸へ行くと、謎のメッセージボトルを見つける。海岸沿いの廃れたドライブインに住むあやしげな老人ジョーカーは、それを遼哉から譲り受けようとする。前世の因縁が絡んだひと夏のものがたり。

 

<読み物-中学生から>

『グラウンドの詩(うた)』 あさのあつこ/著 角川書店 2013.7  \1300

 ピッチャーを欠いていた八頭森東中学校に都会から無口なピッチャー透哉が転入。全国大会出場を手にして有頂天のキャッチャー瑞希だったが、透哉の不調、良治の家庭の問題が持ち上がり…。野球少年たちの友情と成長を描く。『しんぶん赤旗』に連載された作品を加筆修正して単行本化。

 

『さよならを待つふたりのために』 ジョン・グリーン/作 金原瑞人・竹内茜/訳 岩波書店 2013.7  \1800

 13歳で発病、腫瘍の肺への転移で酸素ボンベが手放せない16歳の少女ヘイゼルと骨肉腫で片脚が義足の少年オーガスタスが出会う。2人は白血病の少女物語『至高の痛み』の作家に会うべくオランダへ。死を見つめながら精一杯生きるアメリカの若者を描いたラブストーリー。作者は『ペーパータウン』でエドガー賞ヤングアダルト部門を受賞。STAMP BOOKS。

 

<ノンフィクション-小学校中学年から>

『ぼくは満員電車で原爆を浴びた』 米澤鐡志/語り 由井りょう子/文 小学館 2013.7 ¥950

1945年8月6日、広島に原爆が落とされた。爆心地から750メートルの満員電車の中で被爆し、奇跡的に生き残った当時11歳の米澤鐵志さん。福屋百貨店のビルと、満員電車に乗っていた多くの人の壁によって、放射能の熱線を浴びずに奇跡的に助かった。8月6日の自身の体験と、その後に起こったさまざまなできごとを語る。筆者は語り部として小学校、大学、病院などで被爆体験講話を行っている。

 

『理系脳を育てる実験と工作 工作編』 日本ガイシ株式会社/協力 佐伯平二・滝川洋二/実験監修

ニュートンプレス 2013.7 ¥952

CDと風船を使ったホバークラフトのように進むUFO、表面張力を使ったシャボン幕の13面体、釣り糸で作る光ファイバーのような光のブーケ。ハニカム構造、ストロボ効果、パスカルの原理、ルーローの三角形などの難しい科学の原理を使った簡単な工作を紹介する。身近な道具を使ってできる、自然の不思議を学べる実験工作を、写真とイラストでわかりやすく紹介する。ニュートンムック別冊。「理系脳を育てる実験と工作 実験編」も同時に出版。

 

<研究書>

『はじめよう学校図書館 8 気になる著作権Q&A』 森田盛行/著 全国学校図書館協議会 2013.7 \800

「著作権とは何か」「学校図書館と著作権」「学習活動と著作権」「ボランティアと著作権」について、Q&A方式で解説する。「コピーサービスをしてよいのか」「紙の図書館だよりに市販の本の表紙画像を載せてよいのか」など、直面する具体的な問題に答える。学校図書館の基本的な業務についてわかりやすく紹介する入門書「はじめよう学校図書館」シリーズ。

 

『藤田浩子の絵本は育児書』 藤田浩子/著 アイ企画 2013.7 \1500

子育ての経験と50年あまり携わった幼児教育の中で、著者が「育児書」として役立てた絵本を見開きに1冊ずつ紹介。大人が子どもと一緒に絵本をどのように楽しみ、どう育児に利用したかを「あそび」「ことば」など7つのテーマで伝える。千葉県柏市の「柏子どもの文化連絡会」会報の連載を単行本化。

 

【県内の動き】

★ブックスタートボランティア養成講座

○日時・場所 平成25年10月17日(木)14:00~16:00 小郡図書館団体室

       平成25年10月25日(金)14:00~16:00 山口情報芸術センター1階 多目的室

○内容 原田洋子氏による講演「赤ちゃんに絵本を手渡すとき想うこと」、ブックスタートの説明

○対象 山口市内在住の方  ○募集人員 30名程度  ○申込方法 電話、ファックス、Eメールで

○申込・問合わせ 山口市立中央図書館 083-901-1040

 詳細は http://www.lib-yama.jp/news/pdf/bskouza2013.pdf

 

★平成25年度 岩国市図書館講演会

○日時 平成25年10月26日(土) 13:30~15:30  ○場所 岩国市中央図書館2階 視聴覚ホール

○講師 矢崎節夫氏 「やさしいまなざし~金子みすゞの見た風景」  ○対象 中学生以上一般向け

○申込方法 電話または岩国市中央図書館中央カウンターにて直接  

○申込・問合せ 岩国市中央図書館 0827-31-0046

 詳細は http://www.library.iwakuni.yamaguchi.jp/Kouhou1/dayori/dayori.html

 

★藤田浩子さん講演会

○日時 平成25年11月2日(土) 1部 10:00~12:00   2部 14:00~16:00

○場所 1部 山陽小野田市立中央図書館   2部 ナチュラルグリーンパークホテル

○演題 1部 小学生のおはなし会について  2部 乳幼児のおはなし会について

○対象 読書ボランティア・一般の方  ○参加費 1500円(1部と2部)・・どちらか片方は1000円

○定員 80名  ○主催 山口おはなしのつばさネットワーク

○問合せ 植田さん(0836-76-2183)  磯部さん(0836-73-0920) 山陽小野田市立中央図書館(0836-83-2870) 

 

【その他】

★日本の子ども文学~国際子ども図書館所蔵資料で見る歩み

 国立国会図書館国際子ども図書館(東京都)で開催中の展示会の児童文学者コーナーで那須正幹さんの作品と業績を紹介する展示が設けられています。講演会も開催予定です。

 詳細は  http://www.kodomo.go.jp/event/exhibition/tenji2011-01.html

      http://www.kodomo.go.jp/event/event/event2013-10.html