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子ども読書支援センターニュースNo.119

 

 

 

 

子ども読書支援センターニュース  No.119

                                                                  2014.4.25 

山口県子ども読書支援センター(山口県立山口図書館)発行 

                                                      TEL083-924-2111   FAX083-932-2817 

                                                    http://library.pref.yamaguchi.lg.jp 

 

 

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 「子ども読書支援センターニュース」は、メールマガジン「本はともだち」でも読むことができます。

 新刊紹介や県内の行事など、より充実した内容で配信中です。読者登録の方法は県立図書館のホームページをご覧ください。

 

【山口県子ども読書支援センター関連行事】

★「かがくであ・そ・ぼ!」

○日 時:平成26年5月3日(土・祝日) 13:30~15:30

○会 場:山口県立山口図書館 第1研修室

○対 象:小学生

○内 容:プラネタリウムの製作と月や星座の話

  ※ 申し込みが必要です。詳細は http://www.library.pref.yamaguchi.lg.jp/H26_kagakudeasobo

 

★「スペシャルおはなし会」  

○日 時:平成26年5月6日(火・振替休日) 11:00~12:00

○会 場:山口県立山口図書館 第2研修室

○対 象:幼児・小学生

○内 容:人形劇、パネルシアター、絵本の読み聞かせなど

  ※ 申し込みが必要です。詳細は http://www.library.pref.yamaguchi.lg.jp/H26_ohanasikai_sp

 

★「新刊児童書閲覧会」 

○日 時:平成26年5月17日(土) 13:30~15:30

○会 場:山口県立山口図書館 第2研修室

○対 象:市町立図書館職員、学校図書館関係者、ボランティア関係者、子どもの本に関心のある人

○内 容:県立図書館で受け入れた新刊児童書(H24.12~H25.3)の紹介、展示、閲覧。

  ※ 申し込みが必要です。 詳細は https://library.pref.yamaguchi.lg.jp/H26_1st_eturannkai

 

★「子ども読書スキルアップ講座」

○日 時:平成26年5月31日(土)、6月21日(土)、7月5日(土) いずれも午前11時~12時

○会 場:山口県立山口図書館

○対 象:市町立図書館児童サービス担当者、学校図書館関係者、子ども読書ボランィア等

○内 容:読み聞かせ、本の紹介・ブックトーク、ストーリーテリングなどに関する講義、演習。

  ※ 申し込みが必要です。詳細は http://www.library.pref.yamaguchi.lg.jp/H26_skillupkouza

 

★「出前こどもとしょかん」 
 昨年度実施したようすは http://www.library.pref.yamaguchi.lg.jp/demae25

 で見ることができます。 県内の各小学校に実施要項等を送付しています。締切(4/30)間近です。

 

【新刊書から】価格は消費税抜き

<絵本-乳幼児から>

『なにからできているでしょーか?』 大森裕子/さく 白泉社 2014.3 ¥1000

 「いただきま〜す」のその前に、考えてみよう。おにぎりって、何からできている?登場したのは、小ネズミたち。一生懸命おにぎりをばらばらにして、並んだのは、たくさんのご飯粒と、のりに梅干し、塩。では、ハンバーガーや、パフェは?身近な食べ物が、どんなものからできあがっているかを小さな子どもにもわかりやすく、美味しそうに描いたユニークな絵本。

 

<絵本-3,4歳から>

『しろおうさまとくろおうさま』 こすぎさなえ/さく たちもとみちこ/え PHP研究所 2014.3 ¥1300

 すべてが白い、白の国のしろおうさまは、黒いものが大嫌い。すべてが黒い、黒の国のくろおうさまは、白いものが大嫌い。2つのお城の間には、灰色の森が広がっていた。そこへ、カラフルな服を着た7人の小人たちがやってきて、暗くて寂しい森を、色とりどりの絵の具でぬっていき…。灰色の世界が、鮮やかで美しい色彩の世界へと変化してゆく、美しい絵本。

 

<絵本-5,6歳から>

『ルイスがたべられちゃったひ』 ジョン・ファーデル/作 tupera tupera/訳 ブロンズ新社 2014.3 ¥1400

 姉のサラと森へ出かけたルイスが、べろべろ怪獣ゴクリンに食べられた!大急ぎで追いかけると、ゴクリンは、ばさばさ怪獣ムシャドンに食べられ、ムシャドンは、もっと巨大な怪獣にと、次々に丸のみにされていき…。弟を救出するために奮闘、活躍するサラと一緒に、ハラハラドキドキできる冒険絵本。すでに15カ国で出版。tupera tupera初めての翻訳絵本。

 

<絵本-小学校低学年から>

『トーラとパパの夏休み』 リーサ・モローニ/文 エヴァ・エリクソン/絵 菱木晃子/訳 あすなろ書房 2014.3 ¥1300

 待ちに待ったパパとの夏休み。トーラは、パパとキャンプへ出かけた。森につくと、トーラは早速大きなヘビを発見。ところがパパは「ただの木の根っこだよ」と笑うだけ。森には、キリンもワニも、トロルだっているはずなのに、パパには見えない。本当に、つまらないパパ!想像力あふれる女の子と、忙しいパパとの親子のふれあいを描いた、北欧の楽しい絵本。

 

<読み物-小学校低学年から>

『かあさんのしっぽっぽ』 村中李衣/作 BL出版 2014.3 ¥1200

 結衣の家は大福が有名な老舗のはごろも堂。かあさんは、今日も忙しく店の奥の仕事場で働いている。怖い怒り顔のかあさんを見ているとふうっと、キツネに見えた。ふるさとの民話にあるように、かあさんはキツネに食べられてしまったのかも…。忙しいかあさんと結衣とのすれちがいとふれあいを、あたたかくユーモラスに描く。作者は山陽小野田市在住。

 

<読み物-小学校中学年から>

『少年の日』 太田征宏/作 長野ヒデ子/絵 銀の鈴社 2014.1 ¥1200

 敗戦後の東京銀座が舞台。東京はまだやけあとが残り、多くの人々の生活はとても苦しいものだった。紙芝居のおじさん、バラック小屋に住んでいた友人、不良少年との思い出、けがをして友だちに家までかつがれて帰ったこと、後楽園球場で手に入れたホームランボール、給食費の滞納の苦い思い出…。戦後の混乱期をひたむきに生きた人々の姿を描く。

 

『那須正幹童話集 1』 那須正幹/作 ポプラ社 2014.3 ¥1200

 サムくんは「ともだちみっけ」の名人。テントウムシやトカゲや犬もすぐ友達になる。しかし、隣の席の奥山あかねさんはなかなか話をしてくれない。いつも下を向いて、ほかの子どもともあまり話をしない。そんなふたりはあることがきっかけで仲良くなれたのだが…。 第1巻は「ともだちみっけ」ほか、童話6編を収録する。全5巻。作者は防府市在住。

 

<読み物-小学校高学年から>

『お父さんの手紙』 イレーネ・ディーシェ/著 赤坂桃子/訳 新教出版社 2014.2 ¥1000

 お母さんを事故で亡くしたペーター少年は、ベルリンで外交官をしている無鉄砲で陽気なお父さんと二人暮らし。ナチが権力を握り、戦争の足音が聞こえる時代になると、ペーターはハンガリーで医者をしている厳格で規律正しいおじいさんに預けられ、おとうさんは毎週ペーターに手紙を書いてきた。お父さんの字は汚く読めなかったのでいつもおじいさんに読んでもらっていたが、ある日を境にタイプライターで打った手紙に変わった…。ナチス政権下で勇気をもって生きた父子三代の愛情を描く。

 

<読み物-中学生から>

『アイスプラネット』 椎名誠/著 講談社 2014.2 ¥1200

 中2の「ぼく」の家には、母の弟の「ぐうちゃん」がいる。世界中を旅しているぐうちゃんの面白く冒険に満ちた話を、ぼくはわくわくしながら聞き、次第に「やわらか頭」になっていく。実際の写真がたくさんあり、ぐうちゃんの信じられないような話に現実味をそえている。光村図書の国語教科書(中学2年、2012年~)に収録された同名短編をベースに新しく書いた長編。

 

『ホメーロスのオデュッセイア物語 上 下』 ホメーロス/[原作] バーバラ・レオニ・ピカード/作 高杉一郎/訳 岩波書店 2014.2 各¥720

 ギリシアの英雄オディッセウスは、10年にわたったトロイア戦争が終わり、故郷を目指すが、海の神ポセイドーンの怒りを買い、苦難と冒険の航海が続く。全てを忘れるセイレーンの歌声、一つ目の巨人や魔法使いとの戦い…。3千年前の叙事詩『オディッセイア』全体を完全な形で少年少女向けに再話した冒険物語。岩波少年文庫、1972年刊の文庫化。

 

<ノンフィクション-小学校低学年から>

『はしれさんてつ、きぼうをのせて』 国松俊英/文 間瀬なおかた/絵 WAVE出版 2014.2 ¥1300

 東日本大震災で大きな被害をうけた三陸鉄道北リアス線。社長の強いリーダーシップと社員の気持ちがひとつになり、5日後に久慈駅~陸中野田駅間で、9日後に宮古駅~田老駅間で列車を走らせた。絶望と疲労の中でがれき撤去の作業をする人々は、走り出した三陸鉄道の列車に手を振る。三陸鉄道の列車が走る姿は、人々に希望と勇気を与えた。その復旧をささえた人々を描く物語。三陸鉄道は3年後の2014年4月6日全線復旧した。

 

<ノンフィクション-小学校中学年から>

『花粉症のない未来のために』 金治直美/文 佼成出版社 2014.2 ¥1500

 富山県の森林研究所の生物学者斎藤真己さんは、大学院生だったときに恩師のすすめで無花粉スギの研究を手がけた。無花粉スギを「花粉症患者の救世主になる。」と学会で発表したが、学会では、増やし方、スギの遺伝様式、品種改良の方法などその実用化に疑問の声が噴出した。以来研究を重ね、7万枚ものプレパラートを顕微鏡で調べ、林業用の無花粉スギの実用化に成功するまでの20年の歩みを紹介する。

 

『「赤毛のアン」と花子』 村岡恵理/文 布川愛子/絵 学研教育出版 2014.3 ¥1300

 「赤毛のアン」を日本で初めて訳した村岡花子の生涯を描いた伝記。東洋英和女学校に入学した彼女は、熱心に勉強し、英語の力をつけた。戦争の足音が近づいていた1939年知り合いのカナダ人宣教師が帰国の際に、花子に託した一冊の本が「Anne of Green Gables」。戦争中も訳し続け、子どもたちに、夢や希望をもってほしいと、美しい物語を日本語にしたその生涯を描く。著者の村岡恵理は花子の孫で、姉の美枝とともに、「赤毛のアン記念館・村岡花子文庫」を東京に開設し、資料として保存している。

 

<ノンフィクション-小学校高学年から>

『ビブリオバトルを楽しもう』 粕谷亮美/文 谷口忠大/監修 しもつきみずほ/絵 さ・え・ら書房2014.3 ¥1700

 おすすめの本を持って集まり、制限時間5分で本の紹介。参加者全員で3分間のディスカッションをし、チャンプ本を決める。本の紹介をすることによりコミュニケーション力を高める「ビブリオバトル」。そのルールや、楽しむための留意点などを、小学生・中学生にわかりやすく解説する。小・中学校や公共図書館などでの実践例も掲載。ビブリオバトルに初めて挑戦する子どもはもちろん、学校の教師や学校司書、図書館司書も活用できる。監修者はビブリオバトルを考案し、現在ビブリオバトル普及委員会代表。

 

<ノンフィクション-中学生から>

『新・どの本よもうかな? 日本編  中学生版』『新・どの本よもうかな? 海外編  中学生版』 日本子どもの本研究会/編 金の星社 2014.3 各¥2500

 中学生のためのブックガイド。「日本編」では全186作品、「海外編」では全183作品を物語、詩歌、伝記、ノンフィクション、絵本などのジャンルに分け、1冊1ページでわかりやすく紹介している。日本編・海外編共通のテーマ、書名、著者名索引付き。以前は2003年出版。

 

<研究書>

『2013年に出た子どもの本』 教文館子どもの本のみせナルニア国/編 教文館 2014.3 ¥1200

 東京にある「教文館子どもの本のみせナルニア国」に入荷した2013年の新刊、4,168点の中からおすすめの795点を、ジャンル別、対象年齢順に掲載。「2013年の収穫」として、長く読み継がれそうなお薦め本をさらにセレクトし、詳しく紹介している。書名索引も収録。2008年から毎年刊行されている。