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子ども読書支援センターニュースNo.120

 

 

子ども読書支援センターニュース  No.120

                                                                  2014.5.25 

山口県子ども読書支援センター(山口県立山口図書館)発行 

                                                      TEL083-924-2111   FAX083-932-2817 

                                                    http://library.pref.yamaguchi.lg.jp 

 

 

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☆お詫びと訂正

 先月号(No.119号)の記事中、「子ども読書スキルアップ講座」の時間を午前11時~12時としていましたが、午前10時30分~午後3時30分の誤りです。訂正してお詫びいたします。今一度確認をお願いします。 http://library.pref.yamaguchi.lg.jp/H26_skillupkouza

 

【山口県子ども読書支援センター関連行事】

★幼児のためのおはなし会

○日 時:平成26年6月3日(火)  午前11時~11時20分

○会 場:山口県立山口図書館こどもとしょしつ

○対 象:2、3歳児とその保護者

○内 容:絵本の読み聞かせなど

 

【新刊書から】価格は消費税抜き

<絵本-乳幼児から>

『おやすみおやすみ』 シャーロット・ゾロトウ/文 ウラジーミル・ボブリ/絵 ふしみみさを/訳 岩波書店 2014.3 ¥1400

 熊は冬、巣穴でぐっすり眠る。魚は水草の中、目と口をあけて。アザラシ、バッタ、子猫…動物が眠る様子を優しく描く。洗練された文と絵で静かに語りかけ、安らかな眠りへ誘う、おやすみ前絵本。全体が落ち着いた色調でまとめられ、心地よい。50年以上前にアメリカで出版された絵本が、美しく甦った。ウラジーミル・ボブリはウクライナ出身のアーティスト。

 

<絵本-3,4歳から>

『どうぶつたちはしっている』 イーラ/写真 マーガレット・ワイズ・ブラウン/文 寺村摩耶子/訳 文遊社 2014.4 ¥1800

 『せかいをみにいったアヒル』(徳間書店)など、写真を使った物語絵本という新しいジャンルを確立した二人の、記念すべき第1作。動物たちが何かを見て、騒いでいる。最初にそれを見たのはアシカ。雄鶏は、黄色い目をぐるぐるり。一体、皆は何を見た?1944年のアメリカ、戦下に生まれた傑作が甦る。驚きと笑いに満ちた、楽しい絵本。動物たちの表情が秀逸。

 

<絵本-5,6歳から>     

『しんでくれた』 谷川俊太郎/詩 塚本やすし/絵 佼成出版社 2014.4 ¥1300

 牛。死んでくれた、僕のために。そいでハンバーグになった。ありがとう。本当は、豚も、にわとりも魚も、いっぱい死んでくれてる。僕は死んでやれない。家族のみんなが泣くから。だから僕は、死んでくれた生き物の分まで、全部生きる…。食べることは「命をいただく」こと。人間が、他の生きもののおかげで生きていることを伝える、谷川俊太郎の詩の絵本。

 

<絵本-小学校低学年から>

『月見草の花嫁 佐賀民話の語りより』 飯野和好/絵と文 BL出版 2014.3 ¥1500

 ある夏の夜、木立の奥にひっそりと咲いた月見草は、峠から聞こえてきた、馬子の清吉が歌う馬子唄に聞き惚れ、恋をした。その晩、月夜(さよ)という名の娘が清吉の前に現れ、2人は夫婦になったが…。情愛の深さゆえの、哀しみと切なさが胸を打つ、不思議な物語。幻想的な画面、儚い花のモチーフが美しい。作者が語り部から聞いた、佐賀地方の民話を絵本化。

 

<絵本-小学校中学年から>

『きせきのお花畑』 藤原幸一/著 アリス館 2014.3 ¥1400

 乾ききった砂漠から、およそ50km離れた海で生まれた雲は、カマンチャカとよばれる霧になる。霧の水分は砂漠を潤し、砂に眠っていた植物の種たちを目覚めさせる。突如として、砂漠に咲き乱れる花々。1年に一度の、奇跡の花畑。何千万年も繰り返されてきた、植物や動物たちの命を繋いでいく営みを、美しい写真で紹介。鮮やかな色彩に、心奪われる1冊。

 

<読み物-小学校低学年から>

『あひるの手紙』 朽木祥/作 ささめやゆき/絵 佼成出版社 2014.3 ¥1200

 1年生のクラスにから「あひる」とだけ書かれたふしぎな手紙が届いた。1年生たちが、どんな返事を書けばいいのか悩み、知恵をしぼって返事を書くとまた手紙が…。1年生と24歳の障害をもった青年との文通がはじまる。1年間続いた文通でお互いに心が通じ合っていく。ある小学校にとどいた手紙のエピソードをもとに書かれたお話。

 

<読み物-小学校中学年から>

『ゆいはぼくのおねえちゃん』 朝比奈蓉子/作 江頭路子/絵 ポプラ社 2014.3 ¥1000

 一人っ子だと思っていた小学校3年生のヒロトは、父親から異母きょうだいの姉、6年生のゆいがいると知らされ一緒に住むことになった。両親は、ゆいのことばかり気にするのでおもしろくない。しかし、かたくなな態度をとるゆいには、理由があった。それを知ったヒロトはゆいを少しずつ理解し、家族の一員として受け入れるようになっていく…。

 

<読み物-小学校高学年から>

『ハリスおばさんモスクワへ行く』 ポール・ギャリコ/著 亀山龍樹/訳 遠藤みえ子/訳 復刊ドットコム 2014.3 ¥2800

 ロンドンでおてつだいさんをしているハリスおばさんは、くじでモスクワ行きのチケットを当てた。ソ連という未知の国におびえる友人のバターフィルドさんをひきつれて半ば無理やりモスクワへ。しかし、ビザ申請書に書いた職業欄がもとで、KGBの勘違いが重なり、要注意人物のリストに挙がってしまう。ハリスおばさんの人間愛あふれる人柄を、ユーモアを交えて描く。1974年に出版された「ハリスおばさんシリーズ」の復刊。

 

<読み物-中学生から>

『くもりときどき晴レル』 岩瀬成子/作 理論社 2014.2 ¥1400

 ふと学校をサボりたくなったり、年上の女の子に興味を感じたり、大人の男の人が気になったり、年下のいとこを守りたいと思ったり…。思春期前期の子どもの心情に寄り添い、色々なことを考え、感じる6人の子どもの日常をさりげなく切り取って描いた短編集。岩国市在住の作家。『そのぬくもりはきえない』で日本児童文学者協会賞受賞。

 

『15の夏を抱きしめて』 ヤン・デ・レーウ/作 西村由美/訳 岩波書店 2014.3 ¥1700

 物語好きの祖父、仲のよい両親、素敵な恋人オルフェーに囲まれていた15歳のトーマスが突然死んだ。恋人を失ったオルフェー、息子を失った両親、孫を失った祖父がその苦しみをどう乗り越えていくのか。死んだトーマスが生きていく人々を静かに見守る。2004年デビューしたベルギーの作家の作品。STAMP BOOKS。

 

<ノンフィクション-小学校低学年から>

『こどもたちへ まどさんからの手紙』 まどみちお/文 ささめやゆき/絵 講談社 2014.3 ¥920

 2014年2月28日に104歳で亡くなった周南市出身の詩人、まど・みちおさんは「ぞうさん」「一ねんせいになったら」など多くの童謡の詞で知られる。84歳のときに母校徳山小学校のこどもたちにあてて送った手紙を1冊の本にした。大切なことを子どもに伝えるのが自分の役目と、詩を書き続けた詩人の思いがつづられている。見返しにまどさんの直筆の手紙を掲載。まどさんの作品の編集に深くかかわった、周南市出身の編集者松田素子さんの編集。

 

<ノンフィクション-小学校中学年から>

『日本の駅なるほど百科 全国路線図つき』 交通新聞社 2014.3 ¥1800

 全国の個性的な約4600のJR駅を都道府県別に、土地の歴史や観光とのつながりもわかるように紹介する。亀や土偶を模した駅舎や有形文化財になっている駅舎、「発寒」「及位」などの難読駅名・おもしろ駅名、JR全駅に読みがなをつけたオリジナル路線図・駅名一覧などを掲載。山口県のページでは難読駅名として「特牛」「戸田」、登録文化財に指定されている「西岩国」「萩」の駅舎が写真で紹介されている。てつどうはかせシリーズ。

 

<ノンフィクション-小学校高学年から>

『沖縄を知る本 現地の記者が伝える』 吉岡攻/監修 WAVE出版 2014.3 ¥5500

 沖縄の自然、経済、暮らしと文化、歴史の4つの章に分け、地元県紙『琉球新報』の現役記者や同紙出身のジャーナリストたちがまとめた、沖縄を知るための1冊。亜熱帯に属する沖縄は、独自の文化を育み、様々な苦難の歴史を経て、経済的にも戦後何もない状態から出発し、現在に至る。沖縄を多角的にとらえ、過去の歴史を踏まえた上で、産業・政治・経済・文化・芸能・スポーツ・社会・軍事などの最新情報と、今後の課題・構想を伝える一冊。

 

<ノンフィクション-中学生から>

『仕事を選ぶ   先輩が語る働く現場64』 朝日中学生ウイークリー編集部/編著 朝日学生新聞社 2014.3 ¥1500

 社会の第一線で活躍する64人のリアルな現場を徹底取材!学生のうちにできることや、それぞれの職業に就くための方法などを各4ページで紹介。芸能マネージャー、靴の開発責任者、国税査察官、社会保険労務士、国連職員などこれまであまり取り上げられなかった仕事も紹介している。『朝日中学生ウイークリー』連載を加筆修正し再構成。

 

<研究書>

『図説赤毛のアン   ANNE'S CANADIAN LIFE』 奥田実紀/著 河出書房新社 2014.3 ¥1800

 プリンス・エドワード島で暮らしたことのあるフリーライターの著書が、「赤毛のアン」の魅力に迫る。時代背景やシリーズ案内、アンの暮らし、映画・ミュージカル作品などについて、写真を中心に紹介。モンゴメリが撮影した写真など、貴重な資料が満載。「ふくろうの本」シリーズ。

 

【県内の動き】

第4回防府市子ども読書フェスティバル  ○日時:6月8日(日) 10:00~15:00  ○場所:ルルサス防府2階

【講演会】○時間:10:30~12:00 ○場所:多目的ホール(2階)

     ○講師:小田 光宏 さん(青山学院大学教授) 

     ○演題:「これも読む、あれも読む、たぶん読む、きっと読む ~読書について調べてみると~」

【おはなし会】「とびだせ!おはなしおもちゃばこ ~笑顔いっぱいおはなしライブ~」

     ○時間:13:00~15:00   ○場所:多目的ホール(2階)

     ○出演:防府市母子保健推進員、おはなしポケット

     ○内容:大型絵本、紙芝居、エプロンシアター、折り紙工作、手遊び、リズム遊び、パネルシアター

【その他】 表彰式、楽しいお菓子づくり、活動紹介展示などもあります。

  詳細は http://www.library.hofu.yamaguchi.jp/

  

★子どもの読書活動推進講演会

○主催:光市立図書館

○日時:6月14日(土) 13:30~15:00

○場所:光市教育委員会ホール(光市光井九丁目18番3号)

○講師:前園 敦子 氏(福岡県春日市子どもの本専門店「エルマー」代表)

○演題:「絵本をとおして子育て支援」

○対象:0~3歳児への読み聞かせに興味がある方。読み聞かせボランティアをされている方。

○定員:一般50名(先着順・無料)

○申込み:光市立図書館窓口、または電話・メール

(電話:0833-72-1440  メール:library@edu.city.hikari.lg.jp)

  詳細は http://www.city.hikari.lg.jp/tosyo/gyouji.html#kouenkai

 

★じっけん はっけん 光の本~科学のおはなし会

○主催:下松市立図書館

○日時:6月14日(土) 13:00~15:00

○場所:ほしらんど くだまつ サルビアホールA・B

○対象:小学生以上  ○定員:一般100名(要申込・無料)

○講師:土井 美香子 さん(ガリレオ工房理事)

○内容:光のはなしと本の紹介、”じつにおもしろい”実験

○申込み:下松市立図書館窓口、または電話(0833-41-0093)

  詳細は http://www.library.city.kudamatsu.yamaguchi.jp/KAGAKU2.pdf