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子ども読書支援センターニュースNo.96

 

 

子ども読書支援センターニュースNo.96

                                                                  2012.5.25

                                               山口県子ども読書支援センター発行

                                                          (山口県立山口図書館内)

                                                      TEL083-924-2111   FAX083-932-2817

                                                     http://library.pref.yamaguchi.lg.jp

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【山口県子ども読書支援センター関連行事】

☆2、3歳児のためのおはなし会 毎月第一火曜日 午前11時~11時20分(こどもとしょしつ)

【5月のおはなし会で使った絵本】

『どっちにかくれてる?』 新井洋行/作・絵  偕成社 2010

『てんとうむし』 寺越慶司/絵   フレーベル館  2007

『はらぺこあおむし』 エリック=カール 作・絵 もりひさし/訳   偕成社 1995

『たろうくんのじどうしゃ』(大型絵本)  山本忠敬/作・絵  チャイルド本社 2006年

 

【新刊書から】価格は消費税抜き

<絵本-3,4歳から>

『中をそうぞうしてみよ』 佐藤雅彦+ユーフラテス/作 福音館書店 2012.3 \900

  イスに使われているクギの数は何本?針が刺さっている針山の中はどうなっているの?想像してみよう。貯金箱の中、本物の花と造花、ボールペン、さまざまなモノの中の様子を、エックス線写真で見せる科学絵本。赤と青の2色鉛筆の芯と芯の間にほんの少し隙間があることなど、見えない部分に面白い発見がある。

 

『ゆめのスカイツリー』 谷川俊太郎/文 accototo/絵 金の星社 2012.2 \1200

  スカイツリーに登る怪獣ノボリンボーの夢。スカイツリーがエッフェル塔を肩車している夢。逆立ちしているスカイツリ ー。エベレストと背比べしているスカイツリー。スカイツリーの孫がオリンピックに出場した夢・・・。スカイツリーに寄せる夢があふれた絵本。東京スカイツリー公認絵本。

 

<絵本-5,6歳から>

『おすしですし!』 林木林/作 田中六大/絵 あかね書房 2012.3 \1300

  おすしが大好きなすしお君は、おすしやさんになるため、修行の旅に出る。「だじゃれずし」や「あいうえおすし」「かいぶんずし」「ならべかえずし」など、ユニークなおすしやさんで修行したすしお君は「あそびますし」を開店!作者の林木林(はやし きりん)は防府市出身の詩人で絵本の創作も手掛ける。『どうぶつぴったんことば』(くもん出版)に続くことばあそび絵本。

 

<絵本―小学校低学年から>

『あなた』 谷川俊太郎/文 長新太/絵 福音館書店 2012.3 \1200

 私は「わたし」、そして、お母さんもお父さんもお兄さんも弟も、亡くなったおばあちゃんも、友だちのさっちゃんも、たくさんの「あなた」のひとり。ひとりの「私」とたくさんの「あなた」で「私たち」になる。私たちはみんなで助け合っている。「私」と社会とのつながりを詩人の文章とユーモラスな絵で感じることのできる絵本。ランドセルブックスの一冊。

 

<絵本―小学校中学年から>

『あさになったのでまどをあけますよ』 荒井良二/著 偕成社 2011.12 \1300

 「朝になったので窓を開けますよ」このフレーズとともに、さまざまな土地の朝の風景が色彩豊かに描かれる。山も、川 も、町も、海も、いつものようにそこにあって、だからわたしはここが好き。朝はどんな時でもやって来る。大震災を経て、変わらない日常のありがたさをしみじみ感じる絵本。第59回産経児童出版文化賞受賞作。

 

<絵本―中学生から>

『こころの家』 キムヒギョン/文 イヴォナ・フミエレフスカ/絵 かみやにじ/訳 岩波書店 2012.3  \1600     

 心ってどこにあるんだろう。心は誰にでもある。でも心ってよくわからない。同じ時計を見ても、日によってうきうきしたり、腹が立ったり。心っていったい何だろう。心を自分が住んでいる家に例えて、心の家が見えにくくなったり、消えてしまいそうになっても、心の部屋で独りぼっちだったり、窓の外が雨降りでもどうか心配しないでと、静かに読む者の心に語りかける。2011年ボローニャ・ラガッツィ賞受賞作。絵の作者のイヴォナ・フミエレフスカはポーランドの作家だが、2004年以降韓国でも活躍している。

 

<読み物-小学校低学年>

『やくそくだよ、ミュウ』 小手鞠るい/作 たかすかずみ/絵 岩崎書店 2012.4 \1000

 ぼくが生まれる前から犬のみゆきは家族の一員だった。幼いぼくはミュウと呼んでいた。散歩するにもミュウと一緒だと、いろいろな発見があった。ぼくが小学校2年生のある日、元気のなかったミュウが寿命が来ることをお母さんから教えられる。いろいろな思い出の中で穏やかにミュウを見送るぼくの心情を描く。作者は「ルウとリンデン旅とおるすばん」でボローニャ国際児童図書賞を受賞。

 

『トムくんはめいたんてい 1』 那須正幹/さく ホッチカズヒロ/え  そうえん社 2012.3 \1000

つとむくんは、推理が大好きな1年生。友だちも家族も何かと頼りにする。あるときお母さんが財布をなくし大あわて。つとむ君に推理を頼むが・・・。防府市在住の児童文学作家による新シリーズ。

 

<読み物-小学校中学年から>、

『動物裁判~節子の絵物語』 節子・クロソフスカ・ド・ローラ/作・絵  静山社 2012.3 ¥1900

小学生の仙のもとに葉っぱの「風のたより」がやってきた。たよりには「動物裁判をします。出頭してください」という文面が・・・。裁判に出頭した仙は動物をいじめたという訴えや、実はやさしい子なのだという弁護の声の中で、過去の自分の行いを振り返る。自然と動物と人間が共生していくにはどうすればよいか考えさせられる。作者の夫である世界的画家のバルテュスが見た夢をもとに描いた絵物語。

 

<読み物-小学校高学年から>

『世界を変えた!スティーブ・ジョブズ』 アマンダ・ジラー/文  星野真理/訳  小学館 2012.3 \1300

 父のガレージで熱中していたパソコンの組み立てがやがてアップル社創設の契機となったスティーブ・ジョブズ。マッキントッシュを中心としたパソコン事業で急成長した会社はやがてジョブズを解任する。業績の悪化により、ジョブズが再びアップル社に戻り、アニメ事業、iPod、iPad、iPhoneなどの革新的な製品を世に送り人々の生活を変えていった経緯を描いた作品。

 

『虹色ほたる 永遠の夏休み』 川口雅幸/著 アルファポリス 2012.3 \1000

亡くなった父とカブトムシを取りに行っていた思い出のダムをユウタは訪れた。突然の雷雨に足をすべらせ気を失い、気がついたときにはダムに沈んだはずの村にタイムスリップしていた。そこで出会った同い年の少年「ケンゾー」や、妹のような女の子「さえ子」と出会い最高の夏休みを過ごす。しかしその村はやがてダムに沈んでしまう運命に・・・。2012年5月公開のアニメ映画の原作。

 

<読み物-中学生から>

『夕焼けカプセル』 泉啓子/作 童心社 2012.3  \1400

 名前に似合わない自分にコンプレックスを持つ中1の沙良。母が離婚を決意した時から、演劇部に行けなくなってしまった中2の美月。高校の受験校をめぐって両親と対立する詩織。それぞれの事情を抱えながらも自分らしく生きようとする少女たちの姿を描くアンソロジー。

 

『ロス、きみを送る旅』 キース・グレイ/作 野沢佳織/訳 徳間書店 2012.3  \1600

 親友の遺灰を勝手に持ち出して、自分と同じ名前だからと彼が行きたがっていたスコットランドのロスへ行き、最高の葬式をしてやろうと出発した高校1年生の3人組。しかし、最初の乗換えでお金を失くし、旅はハプニング続き。しかも、警察がロスの死は交通事故ではなく自殺かもしれないと言う。果たして真相は・・・?2009年カーネギー賞最終候補作。

 

<ノンフィクション>

『桜守のはなし』 佐野藤右衛門/作 講談社 2012.3 \1500

春の数日間、日本人の目を楽しませる桜。京都の植藤造園の十六代目・佐野藤右衛門は「桜守」として一年中桜を見守っている。「桜は『守り』をして継いでやらな絶えてしまう木なんです。」春の数日間のために夏も秋も冬もしっかりと守りをする。夏の種まきや接ぎ木、秋の黄葉、冬の植え替えと桜の守りは休むときがない。この仕事を通じて、いのちをつなぐとはどういうことかを伝える。小学校中学年から。

 

『技術者という生き方』 上山明博/著 ぺりかん社 2012.3 \1500

国産ロケットを作ったロケット博士糸川英夫、ホンダ自動車の基礎を築いた本田宗一郎、乾電池を発明した屋井先蔵、多極真空管を作った安藤博、東京タワーを建てた建築士の内藤多仲、ノーベル賞に輝いたエンジニア田中耕一。技術者としてそれぞれの道に進むことになったきっかけ、夢やエピソードなどを交えながら、可能性を追求し、あきらめずに継続していく姿勢などが伝わってくる一冊。中学生から。

 

<研究書>

『私たちの選んだ子どもの本』改訂新版 東京子ども図書館/編集・発行 2012.2 \1000

1989年12月までに刊行された絵本、昔話、創作、詩、自伝、随筆などの子どもの本の中から389点を選び、幼児から中学生以上まで6つのグループに分けて、解題を付した。文学的な価値だけではなく、子どもの読書という観点から見た実際的な価値を考慮に入れて選んだとある。15cmのハンディな大きさで、見開き4タイトル、一部は挿絵も掲載されている。索引付き。初版の発行は1978年。  

 

【県内の動き】

★防府市子ども読書フェスティバル  ○場所 ルルサス防府2階

○日時 平成24年6月10日(日) 10:15~15:00 

○内容 おはなし会、パネル展示、図書館を使った調べ学習コンクール等

○講演会 朝比奈大作 氏(元横浜市立大学教授) 「子どもの読書と豊かな人間性」 10:30~

○問い合わせ先 防府市立防府図書館(0835-22-0780)

★読み聞かせスキルアップ講座「かがくする心の絵本」 ○場所 光市立図書館 2階視聴覚室   

○日時 平成24年6月20日(水) 10:00~12:00 

○講師 山本安彦 氏(山口県立山口図書館職員)                            

○定員 40名(先着順、無料)  ○問い合わせ先 光市立図書館 (TEL:0833-72-1440) 

★黒井健 絵本原画の世界展~物語との出会い~  ○場所 周南市美術博物館

○日時 平成24年6月8日(金)~7月29日(日)  

○入場料 一般1,000円(前売り900円) 高大生800円(前売り700円)

【新聞記事より】

  ○ 那須正幹さん「ヒロシマ」で日本児童文学者協会賞受賞  毎日新聞山口版 5月16日(水)

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