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子ども読書支援センターニュースNo.98

 

 

子ども読書支援センターニュースNo.98

                                                                  2012.7.25

              山口県子ども読書支援センター発行

    (山口県立山口図書館内)

                                                      TEL083-924-2111   FAX083-932-2817

                                                      http://library.pref.yamaguchi.lg.jp

 

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【山口県子ども読書支援センター関連行事】

☆中高生調べ方講座

膨大な図書資料の中から必要な資料を検索する方法を身につけ、図書館の上手な使い方を学びます。

○日時: 8月11日(土)10:00~16:00

○会場: 山口県立山口図書館 第2研修室(こどもとしょしつ 3階)

○内容: 館内資料の配列、資料検索のしかたなどを通して、図書館を使う方法を学びます。

○対象: 中学生、高校生   ○定員: 20名(先着順)  ○参加費無料 

○申込: 電話またはFAX、メールにて、氏名、学校名、学年、住所、電話番号をご連絡ください。

○申し込みの締め切りは8月7日(火)です。

 

☆2、3歳児のためのおはなし会 毎月第一火曜日 午前11時~11時20分(こどもとしょしつ)

【7月のおはなし会で使った絵本】

『てじな』 土屋富士夫/作 福音館書店  1998

『がちゃがちゃどんどん』 元永定正/さく 福音館書店 1990

『どろんこどろんこ!』  わたなべしげお/ぶん おおともやすお/え 福音館書店 1983

『パンツのはきかた』 岸田今日子/さく 佐野洋子/え 福音館書店 2007

『はすいけのぽん』 古舘綾子/作 山口マオ/絵 岩崎書店 2007

 

【新刊書から】      価格は消費税抜き

<絵本-幼児期から>

『だっこ』 なかのひろみ/文 まつもとよしこ/構成・デザイン アリス館 2012.6 \1300

♪だーっこ だっこ どこのこ だっこ・・・ たのしい歌ではじまるだっこの絵本。1ばん だあれ?パンダのあかちゃん。2ばんはだあれ? かばの赤ちゃん・・・。ペンギン、ゴリラ、ぞう、カンガルーなどの動物たちのだっこの写真にリズミカルな短い文が添えられている。写真は自然や生きものの写真を専門にしているネイチャー・プロダクション。動物親子のほほえましい姿に思わず笑みがこぼれる写真絵本。

 

<絵本-3,4歳から>

『ゆうだち』 あきびんご/さく 偕成社 2012.6 \1000

 激しい夕立に出くわしたヤギが、オオカミの家で雨やどりすることに。三味線を手にオオカミが歌い出す。♪夕立がきたらおうちが一番。おいしいお客は帰しはしない・・・。ヤギはぶるぶる震えながら三味線持って歌い出す。♪夕立がきたらおかしくなる。・・・なにをしでかすかわからない・・・。オオカミはびっくり。ヤギの歌はどんどん過激になって・・・。オオカミとヤギの立場が逆転する意外性がおもしろい。カリブの島に伝わる民話「ヤギとライオン」をもとにした絵本。

 

『おかあちゃんがつくったる』 長谷川義史/作 講談社 2012.4 \1500

  おとうちゃんが亡くなって、よしおはおかあちゃんとねえちゃんと三人で暮らしている。ミシンの仕事をしているおかあちゃんは何でも手作りしてくれるが、いつもちょっとヘン、だいぶヘン。明日は父親参観という日、よしおはおかあちゃんに言った。「おとうちゃん、つくってえな」・・・。子どもの頃の思い出をもとに描いた、『てんごくのおとうちゃん』の続編ともいえる作品。

 

<絵本-5,6歳から>

『あかにんじゃ』 穂村弘/作 木内達朗/絵 岩崎書店 2012.6 \1300

  あかにんじゃは真っ赤な忍者。巻物をねらってお城に忍び込むが、たちまちみつかって追いつめられる。そこでドロンドロン、あかにんじゃは真っ赤なカラスに変身。ところが、今度は黒いカラスにつつかれてまっさかさま。赤いがゆえに目立ってしまうあかにんじゃの行く末は・・・。著名な歌人である穂村弘の初めての創作絵本。木内達朗の絵も効果的。

 

<絵本-小学校低学年から>

『旅する蝶』 新宮晋/著 文化出版局 2012.5 \1500

 羽をいっぱいに広げても10センチの小さな蝶、オオカバマダラは夏の終わり、カナダやアメリカの北部から越冬地のメキシコめざして4千キロの旅に出る。春には再び北上、3,4世代かけて出発点に戻ってくる。ナイヤガラの滝やマンハッタンを超え、川や草原を横切って飛んでいくオオカバマダラの旅の様子が色彩豊かに描かれている。自然の魅力が伝わってくる絵本。作者の新宮晋は、風や水の自然エネルギーで動く作品を作る「風の彫刻家」として世界的に知られている。英文併記。

 

〈読み物-小学校低学年から〉

『なみだひっこんでろ』 岩瀬成子/作 上路ナオ子/絵 岩崎書店 2012.5 ¥1000

 るいは一つ違いの姉みきが大好き。泣きむしの姉を、るいはいつも「なみだひっこんでろ」と励ましている。近所の犬ゴローが野球のボールを飲み込んでしまったところを目撃したみきは心配でたまらないが飼い主のおじいさんは信じてくれない。るいとみきはどうにか助けようと奮闘する。作者は岩国市在住、これまで多くの児童文学賞を受賞している。

〈読み物-小学校中学年から〉

『みさき食堂へようこそ』 香坂直/作 北沢平祐/絵 講談社 2012.5 ¥1200

 ハルさんというおばあさんが経営するみさき食堂は、五歳になる孫のたまみちゃんが手伝いをする小さな食堂。食堂には時々、食べたいものがあるけど、わけがあって食べられない人がやって来る。人間関係でトラブルを抱えた人が、風のようにこの食堂にやってきて、ハルさんの作った料理で自分を見つけ帰って行く。心がやわらかくなる物語。

 

『夜明けの落語』 みうらかれん/作 大島妙子/絵 講談社 2012.5 ¥1300

 小学校4年生の暁音(あかね)は人前で話そうとすると緊張して頭の中が真っ白になってしまう。金曜日には日直が終わりの会で5分間スピーチをすることになっているのだが、それが原因で学校に行きたくない。同じ日直の三島君は暁音の様子を見て「オレがなんとかしたるわ!」と言って10分間みんなの前で落語を披露した。それから三島君と仲良くなり落語に興味をもった暁音は次の日直の日までに落語の猛特訓をするが・・・。第52回講談社児童文学新人賞佳作を受賞した作品。

 

〈読み物-小学校高学年から〉

『よるの美容院』 市川朔久子/著 講談社 2012.5 ¥1300

 まゆ子は同級生の交通事故を目撃したことで言葉を発することができなくなった。父母の元を離れ親戚の家に預けられた。「ひるま美容院」を経営するナオコ先生の家である。ナオコ先生や、美容師修行中のサワちゃん、サワちゃんの弟の颯太、さらに美容院がある商店街の人々。温かい人々の優しい支えによりまゆ子の心がしだいにほぐれていき、自分の意思で前に進んでいこうと決意する。第52回講談社児童文学新人賞作品。

 

<読み物-中学生から>

『サースキの笛がきこえる』 エロイーズ・マッグロウ/作 齋藤倫子/訳 偕成社 2012.6  \1700

 妖精の国を追い出され、記憶を失くし「とりかえ子」として、人間の赤ん坊となった女の子サースキ。村人から奇異な目で見られ、自分でも「みんなと違う」ことに気づきはじめ、周囲に合わせる努力をするが・・・。誰にも理解されない悲しみを抱えつつ、サースキは自分の居場所を求め、記憶のかけらを拾い集める。1997年ニューベリー賞次席(オナー)作品。

 

〈ノンフィクション〉

『なんかヘンだを手紙で伝える』 村中李衣/作 藤原ヒロコ/絵 玉川大学出版部 2012.6 ¥1400

 小学校5年生の佳奈は「それってなんかヘン」と思いながら友人にその気持ちを口に出せず、ひいてしまって口に出せない…。そんな佳奈は町で見つけた「なんだかヘンだのお悩み相談室」でサミュエル君から自分の気持ちを手紙で相手に伝えるための方法を教わる。ひとつひとつ悩みを整理しながら、自分の抱えている問題がどうなってほしいのかを考える。そういう体験をとおして相手の心に響く手紙とはどのようなものかを見つけていく。小学生から。作者は山陽小野田市在住の児童文学作家。

 

『道しるべ』 瀬戸内寂聴/著 講談社 2012.6  \1000

 大人の常識を疑い、自分の頭で考え、自分の答えを見つけること、一回限りの人生、一瞬一瞬を大切に積極的に毎日を生きること、つまり、「疑う」ことと「挑戦する」ことが皆さんの人生の道しるべだ。己の90年を振り返りながら、未来を担う若者へ、励ましと慈愛をこめて力強い言葉で語りかける。「15歳の寺子屋」 シリーズ。中学生から。

 

『音楽家をめざす人へ 』 青島広志/著 筑摩書房 2012.8  \800

 東京藝術大学の講師を務める著者が、音楽家を目指す若者に音大受験までの道のりや音大で何を学ぶのか、仕事は?といった具体的な疑問や悩みに答える。作曲家、指揮者、ピアニストとして、テレビやラジオでも活躍中の著者の自伝として読んでも楽しい。音楽の知識をまとめたコラムや付録の「おすすめする書籍・楽典」も役立つ。ちくまプリマー新書。高校生から。

 

<研究書>

『ひと目でわかるブックトーク』 「この本読んで!」編集部/編集 NPO読書サポート 2012.6  \1400

 朝の読書時間を想定したブックトーク入門書。「キ-ワードを決めて」「1冊の本を中心に」「連想ゲームのように」という3つの選書方法で「小学高学年向け」と「中高生向け」の選書例を紹介。台本つき実践集も含め、64の実践例と約350冊の本を収録。JPIC読書アドバイザー協力。

 

『小学校での読み聞かせガイドブック   朝の15分のために』 湯沢朱実/編・著 プランニング遊 2012.5  \1800

 学校で、貴重な時間を使っての「読み聞かせ」を意義あるものにするには?どんな絵本をどう読んだらいいのか?といった疑問に答える指針の書。4人の実践者により、朝の読書(15分)を想定した学年ごとのプログラムがフルカラーで紹介されている。「子どもの心が満足する」という視点で選ばれた本を実践で試してみると面白い。予備の本、詩や言葉遊びの本など297冊を紹介。

 

 

【県内の動き】

★第2回秋穂図書館まつり

○場所 山口市立秋穂図書館、秋穂地域交流センター

○日時 8月4日(土) 9:00~15:00

○内容 古本市、パネル展、パネルシアター、ワークショップ等

○講演 震災後の福島の様子(13:30~14:30)

○講師 山本裕史さん

○問合せ 秋穂図書館(TEL 083-984-0065)

 

★世界でたった一さつの手作り絵本展 IN くだまつ

○場所 星プラザ3Fイベントホール(下松市中央町21-3)

○日時 8月17日(金)~19日(日)10:00~18:00

○内容 ・手づくり絵本550点展示、 ・ワークショップ

 ・よみがたり・素語り 岩崎京子さん(児童文学作家) 18日(土)~19日(日)14:00~15:00

○入場料 無料

○問合せ 日本手づくり絵本ネットワーク(TEL 03-5632-5898青木さん)