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木戸孝允(桂小五郎)(明治維新人物調べかた案内 No.17)

作成日:2017年3月31日、公開日:20178年11月17日

木戸孝允について調べる資料をご紹介します。資料は山口県資料コーナーの他、書庫内にあります。

なお、この調べ方案内の印刷用ファイルはこちら(PDF,330.2KB)です。ダウンロードしてご利用くださ い。

人物紹介

木戸孝允 (キド・タカヨシ)/桂小五郎(カツラ・コゴロウ)
天保4年(1833)~明治10年(1877)
諱:孝允、通称:小五郎、号:松菊・木圭・竿鈴 他

藩医和田家に生まれ、8歳で藩士桂家の養子となる。

藩校明倫館で吉田松陰に兵学を学び、江戸へ遊学後は斎藤弥九郎の剣術道場(練兵館)に入門、塾頭も務めた。幕末の動乱期には長州を代表する志士の一人として江戸、京都と国事に奔走。藩政改革をすすめ、慶応2年(1866)には藩の代表として薩長同盟を締結した。この頃から藩命により木戸姓(木戸貫治、木戸準一郎)を用いるようになり、維新後は 「木戸孝允」と改名、新政府の参与、参議を歴任し、版籍奉還や廃藩置県などを推進。明治4年(1871)の岩倉使節団では全権副使を務めた。

明治10年(1877)5月、西南戦争を案じながら京都で病没。享年45歳。

資料紹介

生涯をたどる

『松菊木戸公伝』上・下(木戸公伝記編纂所編 マツノ書店 1996.2 請求記号Y289/Ki13)
木戸の正伝ともいうべき伝記。全4巻を上・下2冊に収めており、各巻の冒頭に対象となる時代の年譜が付されている。上巻巻頭に木戸氏・和田氏略系、下巻巻末に逸事や「松子夫人の事蹟」を収録。昭和2年(1927)刊の復刻。
『木戸孝允』(中公新書)(大江志乃夫著 中央公論社 1968.9 請求記号Y289/Ki13)
誕生から倒幕までの足跡をたどる。巻末に参考文献、関係年表あり。
『醒めた炎 木戸孝允』上・下(村松剛著 中央公論社 1987 請求記号Y289/Ki13)
8年にわたり『日本経済新聞』日曜版に連載されたもの。史料に基づきながらペリー来航以降の木戸を描く。
『木戸孝允』(松尾正人著 吉川弘文館 2007.2 請求記号Y289/Ki13)
主に幕末の動乱期以後について記す。巻末に主要参考文献あり。
『木戸孝允』(日本史リブレット 人 070)(一坂太郎著 山川出版社 2010.7 請求記号Y289/Ki13)
木戸の生涯をたどる。巻末に参考文献、年譜(「木戸孝允とその時代」)あり。

イラストや写真が多い資料

『月刊・松下村塾 V0l.12 吉田松陰と木戸孝允(桂小五郎)』(月刊松下村塾編集部編 山口産業 2005.9 請求記号Y289/Y 86/N 4)
『写真集 桂小五郎』(萩ものがたり Vol.15)(一坂太郎著 萩ものがたり 2007.10 請求記号Y289/Ki13)
禁門の変後に潜伏した但馬出石時代を中心に、写真で足跡を追う。

逸事・逸話を読む

『史実考証木戸松菊公逸事』(妻木忠太著 マツノ書店 2015.11 請求記号Y289/Ki13)
『松菊木戸公伝』に書ききれなかったエピソードを、史実として確定できることを精選して時代順にまとめている。昭和7年(1932)刊の復刻。
『史実参照木戸松菊公逸話』(妻木忠太著 マツノ書店 2015.11 請求記号Y289/Ki13)
『松菊木戸公伝』編纂に際し生前の木戸を知る人物等に行ったインタビュー集成。木戸の没後約40年を経過した時期の懐旧譚のため、妻木は関係文献によって略解を試み、「著者曰く」とそれぞれの談話に挿入している。昭和10年(1935)刊の復刻。

書簡、日記、述作などを読む

『木戸孝允文書』全8冊(木戸孝允[著] 日本史籍協会編 東京大学出版会 2003.9 請求記号Y289/Ki13)
『松菊木戸公伝』の編纂主任・妻木忠太が編集した22巻を8冊に按排し、略年譜を付加したもの。第1~7冊に嘉永5年~明治10年までの木戸の書簡を年代順に収録。第8冊に建言書や自叙、家族宛書簡、歌謡・俳句・詩集、略年譜のほか、巻末に解題を収録。昭和4年(1929)刊の復刻。
『木戸孝允日記』全3冊(日本史籍協会編 マツノ書店 1996.2 請求記号Y289/Ki13)
明治元年(1868)4月1日~同10年(1877)5月6日までの日記。第3冊巻末に解題あり。昭和7-8年(1932-33)刊の復刻。なお、日記の英訳書『The Diary of Kido Takayoshi』(VOL.1:1868-1871、VOL.2:1871-1874)も所蔵している。巻末に索引あり。
『木戸孝允遺文集』(木戸孝允[著] 妻木忠太[編]著 日本史籍協会編 東京大学出版会 2003.9 請求記号Y289/Ki13)
『木戸孝允文書』や『木戸孝允日記』刊行後も遺文蒐集に努めた妻木が編集、かつ解説を加えたもの。巻頭に略年譜、巻末に解題あり。昭和17年(1942)刊の復刻。

木戸宛の書簡

『木戸孝允関係文書』1-4巻(木戸孝允関係文書研究会編 東京大学出版会 2005- 請求記号Y289/Ki13)
宮内庁が所蔵する「木戸家文書」のうち、約3,500通の木戸宛の書簡を翻刻し、全5巻で刊行予定。書簡差出人の氏名順に収録されており、現在刊行済みの第4巻では「鳥尾小弥太」までとなっている。

遺墨、落款を見る

『松菊先生遺墨集』(青山会館編 巧芸社 1928.12 請求記号Y289/Ki13)
『日本書画鑑定大事典』第4巻(p482-483)(中野雅宗編著 国書刊行会 2007.11 請求記号R720.3/N 6)

木戸孝允関係文書の所在や目録を調べる

『近現代日本人物史料情報辞典』(吉川弘文館 2004.7 請求記号R281.03/N 4)
p148-149:「木戸孝允」 主な史料所蔵先を紹介。
『旧侯爵木戸家資料目録』(人間文化研究機構国立歴史民俗博物館 2011.2 請求記号Y289/Ki13)
p3-35:「木戸孝允・来原良蔵関係文書」、p182-194:「木戸孝允関係文書」
『維新の英傑木戸孝允 木戸家寄贈資料披露展』(山口県教育委員会 1981.1 請求記号Y289/Ki13)
p24-25:「木戸家寄贈資料目録」 山口県立山口博物館が所蔵。

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