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平成16年3・4月 月間資料展示 幕末・明治期の留学生-海を渡った山口県人-

平成16年3・4月 月間資料展示 幕末・明治期の留学生-海を渡った山口県人-

長い鎖国の時代から開国、そして明治維新と近代日本が形成されていく過程は、西洋文明といかに向き合い、いかに受容するかの過程でもありました。その中で大きな役割を果たしたのが留学生たちです。幕末から明治にかけて、多くの日本人が海を渡り、西洋の文化・科学を学び、明治国家の基盤を築いていきました。

幕末期には名前を変え密航するという命がけの渡航による留学も行われましたが、明治新政府は、海外留学を先進文化導入の重要な手段として、積極的に留学・欧米視察を推進しました。指導者層の海外視察をすすめたほか、各官省が学生を盛んに派遣し、新しい知識・技術の指導者を育成しようとしたのです。これらの留学生には、山口県人も数多く含まれていました。

文久三年(1863年)に密航して英国に渡った伊藤博文、井上馨、井上勝、遠藤謹助、山尾庸三の五名の長州藩士をはじめとして、海を渡った山口県人の中には、その後、それぞれの分野で重要な役割を果たした者も少なくありません。彼らが慣れない異国で見聞きし、学び、考えたことが、日本を近代国家へと変えていきました。

今回は、日本が近代国家へと移行する時期に、西洋文明と向き合い、架け橋となったふるさとの先人の事跡を、当館所蔵資料の中から紹介します。

  • 場 所:山口県立山口図書館 2F展示コーナー
  • 展示期間:平成16年2月28日(土)~平成16年4月28日(水)
  • 展示資料:約80冊

【関係資料目録】

幕末・明治期の留学制度

幕末・明治期の欧米見聞録と各国事情

書名 著者名 出版者 出版年 請求記号 備考
東西評林 日本史籍協会 1916 R215.8-E6 文久2年6月17日付幕府よりオランダ外務・軍務大臣宛、留学生派遣の正式依頼状
防長回天史 4 第3編-下 末松謙澄∥著 マツノ書店 1991 Y215.8-M1 文久3年4月18日長州藩から志道聞多(井上馨)、山尾庸三、野村弥吉(井上勝)へ下された海外渡航の内令
薩藩海軍史 中 公爵島津家編纂所∥編 原書房 1980 R210.97-L0 元治元年、五代才助(友厚)が薩摩藩に提出した留学生派遣を含む建白書
日本教育史資料 七 文部省 文部大臣官房報告課 1892 R372.1-C0 慶応2年4月8日幕府から出された留学のための渡航を許す布達
太政官日誌 第4巻 石井良助∥編 東京堂出版 1980 R216.1-M0 明治3年第65号,明治3年12月22日、太政官布告第958号「海外留学規則」
学制百年史 資料編 文部省∥編 帝国地方行政学会 1972 R372.1-K2 明治5年8月3日「学制」発布:海外留学生規則ノ事
明治初期政府刊行物総覧 第2巻 文部省∥編 文化図書 1998 R216.1-M8 文部省第一年報(明治6年):官費留学廃止の公式説明
幕末明治新聞全集 第6巻下 木村毅∥著 世界文庫 1966 R070.8-J2 明治5年5月「新聞雑誌」第44号:留学引き受け広告
近代日本の海外留学史 石附実∥著 ミネルヴァ書房 1972 R372.1-K2
近代日本海外留学生史 上・下 渡辺実∥著 講談社 1977 R377.6-K7
幕府オランダ留学生 宮永孝∥著 東京書籍 1982 R215.9359-L2
幕末オランダ留学生の研究 宮永孝∥著 日本経済評論社 1990 R215.95-M0
幕末ロシア留学記 内藤遂 雄山閣 1968 R215.9-J8
遣魯伝習生始末 内藤遂∥著 東洋堂 1943 215.8-H3
慶応二年幕府イギリス留学生 宮永孝∥著 新人物往来社 1994 215.9-M4
薩摩と西欧文明 -ザビエルそして洋学、留学生 ザビエル渡来450周年記念シンポジウム委員会∥編 鹿児島純心女子大学 2000 R215.8-N0 「近代西欧文明と鹿児島 -英学移入から留学生派遣まで」犬塚孝明(P47-81)
近代化の推進者たち -留学生・お雇い外国人と明治 アーダス・バークス∥編 思文閣出版 1990 R216.1-M0 「緒言 -ラトガース大学と日本」梅渓昇,「明治初期における日本人の海外留学」石附実
アメリカ「知日派」の起源 明治の留学生交流譚 塩崎智∥著 平凡社 2001 319.153-N1
日本近代国家の形成と展開 山本四郎∥編 吉川弘文館 1996 R216-M6 「幕末維新期のアメリカ留学 -吉田清成を中心に」田中智子
日本とイギリス 日英交流の400年 宮永孝∥著 山川出版社 2000 215-N0 「幕末・明治期のイギリス留学」
スコットランドと近代日本 グラスゴウ大学の「東洋のイギリス」創出への貢献  北政巳∥著 丸善プラネット 2001 R507.7-N1
明治日本とイギリス 出会い・技術移転・ネットワークの形成  O.チェックランド∥著 法政大学出版局 1996 R216-M6
英学史の周辺 手塚竜麿∥著 吾妻書房 1968 R216-J8 「幕末・明初にラトガーズで学んだ日本人」,「工部大学校の創設とイギリス系工業技術の導入」
英国と日本 日英交流人物列伝 イアン・ニッシュ∥編 博文館新社 2002 R280.8-N2 「専門技術に生きる 一九一四年以前の英国に学んだ日本のエンジニアたち」オリーブ・チェックランド
近代日本とイギリス思想 杉原四郎∥編 日本経済評論社 1995 R304-M5 「イギリス留学生・お雇い外国人 -幕末・明治の近代化を支えた人びと」井上琢智
ビジュアル日本の歴史15  近代国家への道 5 明治維新(2)文明開化 デアゴスティーニ・ジャパン 2000 R216-N0 「海を越えた5人の少女たち ~新たな道を切り開いた女子留学生の生涯を辿る」
英和対訳袖珍辞書〔慶応三年版〕 堀越亀之助 1867 R833-A 幕末の英和辞書
幕末明治海外渡航者総覧 第1~3巻 手塚晃∥編集 柏書房 1992 R281.03-M2
幕末明治期海外渡航者人物情報事典 CD-ROM版 手塚晃・石島利男∥編集 金沢工業大学 2003 R281.03-N3

幕末期の長州藩留学生

伊藤博文(俊輔)(1841~1909)
密航で渡英したものの、長州藩の外国船砲撃事件を知り井上馨と帰国。初代内閣総理大臣。
留学期間:1863~1864/留学先:イギリス(ロンドン大学)
井上馨(志道聞多)(1835~1915)
密航渡英五人組のリーダー格、伊藤と同じく藩の急を知り帰国。鹿鳴館時代の外務大臣、私企業育成に尽力。
留学期間:1863~1864/留学先:イギリス(ロンドン大学)
井上勝(野村弥吉)(1843~1910)
井上・伊藤の帰国後も留学を続け、鉄道・鉱山の技術を学ぶ。鉄道庁長官、日本の鉄道の父。
留学期間:1863~1868/留学先:イギリス(ロンドン大学)
遠藤謹助(1836~1893)
井上・伊藤の帰国後も留学を続けるが、病気のため帰国。造幣局長、近代的貨幣制度を導入。
留学期間:1863~1868/留学先:イギリス(ロンドン大学)
山尾庸三(1837~1917)
同時期在英の薩摩藩留学生と交流、後に一人スコットランドのグラスゴーに移り造船を学ぶ。工部卿、楽善会訓盲院の創立に尽くす。
留学期間:1863~1870/留学先:イギリス(イングランド:ロンドン大学、スコットランド:アンダーソン・カレッジ、ネイピア造船所)
書名 著者名 出版者 出版年 請求記号 備考
遣外使節日記纂輯 第1~3 大塚武松∥編輯 日本史籍協会 1928 ~1930 R215.8-F8
徳川昭武幕末滞欧日記 徳川昭武∥〔著〕 山川出版社 1999 R215.9-M9
萬延元年遣米使節図録 田中一貞∥著作 田中一貞 1920 R215.8-F0
環海詩誌 杉孫七郎 喜多貞吉 1915 R919.6-E5 文久2年使節団随員による渡欧詩集
特命全権大使米欧回覧実記 第1~5編 久米邦武∥編修 博聞社 1878 290.9-A
イラストレイテド・ロンドンニュース 40b,36b The Illustrated London News刊行会∥編集 柏書房 2002 Q073.3-M7 万延元年および文久2年使節団の記事とイラスト
『イリュストラシオン』日本関係記事集 第1巻 横浜開港資料館∥編 横浜開港資料館 1989 Q215.9-L9 文久2年使節団の記事とイラスト
海を渡った侍たち 石川栄吉∥著 読売新聞社 1997 R215.9-M7
大君の使節 芳賀徹∥著 中央公論社 1968 215.9-J8
幕末維新オランダ異聞 宮永孝∥著 日本経済評論社 1992 R215.9-M2
文久二年のヨーロッパ報告 宮永孝∥著 新潮社 1989 215.9-L9
万延元年のアメリカ報告 宮永孝∥著 新潮社 1990 215.93-M0
幕末欧州見聞録 市川清流∥著 新人物往来社 1992 R215.9-M2
プリンス昭武の欧州紀行 宮永孝∥著 山川出版社 2000 R215.9-N0
岩倉使節団のパリ 富田仁∥著 翰林書房 1997 R216.1-M7
岩倉使節団とイタリア 岩倉翔子∥編著 京都大学学術出版会 1997 R216.1-M7
『米欧回覧実記』を読む 西川長夫∥編 法律文化社 1995 R216.1-M5
アメリカの岩倉使節団 宮永孝∥著 筑摩書房 1992 215.9-M2
『米欧回覧実記』の学際的研究 田中彰∥編著 北海道大学図書刊行会 1993 R216.1-M3
「米欧回覧」百二十年の旅 泉三郎∥著 図書出版社 1993 R216.1-M3
維新の科学精神 高田誠二∥著 朝日新聞社 1995 216.1-M5
近代日本の形成と西洋経験 松沢弘陽∥著 岩波書店 1993 R216-M3
週刊再現日本史 幕末・維新 4 講談社 2001 R215.8-N1 「三七日間の大冒険『咸臨丸』、アメリカへ!」
世界史アトラス ジェレミー・ブラック∥総監修 集英社 2001 Q203.8-N1
英国生活物語 W・J・リーダー∥著 晶文社 1983 233.06-L3
世紀末までの大英帝国 長島伸一∥著 法政大学出版局 1987 233.05-L8
図説ロンドン年代記 下 アンドルー・セイント∥著 原書房 1997 233-M7
19世紀フランス光と闇の空間 小倉孝誠∥著 人文書院 1996 235.06-M6
写真記録アメリカの歴史 2 猿谷要∥編著 ほるぷ出版 1998 Q253-M8
アメリカの世紀 1 Time-life books編集部∥編 西武タイム 1985 R253-L5
米国大学と日本学生 加藤勝治 博文館 1918 377.6-E8
書名 著者名 出版者 出版年 請求記号 備考
伊藤井上二元老直話 維新風雲録 末松謙澄∥編 哲学書院 1900 Y215.8-D0
防長史談會雑誌 第17号 国書刊行会 Y205-K6 「懐旧談」井上馨∥講演
伊藤公直話 伊藤博文∥述 千倉書房 1936 Y289-I89
世外井上公伝 第1巻 井上馨侯伝記編纂会∥著 内外書籍 1933 R289.1-I57
幕末明治海外体験詩集 川口久雄∥編著 大東文化大学東洋研究所 1984 R919.6-L4 海外渡航者の漢詩を集めたもの
週刊再現日本史 幕末・維新 6 講談社 2001 R215.8-N1 「諸藩・幕末から一三〇人!幕末海外留学生の”志と足跡”」
ロンドン歴史地図 ヒュー・クラウト∥編 東京書籍 1997 Q233-M7
イラストレイテド・ロンドンニュース 8 The Illustrated London News刊行会∥編集 柏書房 1997 Q073.3-M7 1846.5.30 ロンドン大学の新しい化学実験室を紹介する記事とイラスト(P348)
外国新聞に見る日本 1 本編 1852-1873(原文・訳文) 国際ニュース事典出版委員会∥編集 毎日コミュニケーションズ 1989 Q211.8-L9 1863.10.21 タイムズ(長州藩の外国船砲撃事件について)
イラストレイテド・ロンドンニュース 43b The Illustrated London News刊行会∥編集 柏書房 2003 Q073.3-M7 Oct. 10,1863. (同じく長州藩外国船砲撃事件の記事とイラスト)
描かれた幕末明治 イラストレイテッド・ロンドン・ニュ-ス∥編 雄松堂書店 1973 Q215.8-K4
子爵井上勝君小傳 村井正利∥編輯 井上子爵銅像建設同志會 1915 Y289-I57
山口県地方史研究 第48号 山口県地方史学会 1982.11 Y205-I4 「造幣局長遠藤謹助の履歴紹介-文久三年英国渡航五人組研究の一端として」井関清
山尾庸三伝 兼清正徳∥著 山尾庸三顕彰会 2003 Y289.1-Y32
森有礼全集 第2巻 〔森有礼∥著〕 宣文堂書店 1972 R289.1-MO45 慶応元年に兄・横山安武に宛てた書簡に長州藩士3名の記述(P46-47)
国際日本を拓いた人々 日本とスコットランドの絆 北政巳∥著 同文舘 1984 R216-L4 「第2章 山尾庸三とヘンリー・ダイアー -アンダーソン・コレッジの同窓生」
Black's picturesque tourist of Scotland Adam & Charles Black 1875 293-A5 19世紀末スコットランドの旅行ガイド、グラスゴーの地図有り
イラストレイテド・ロンドンニュース 44a The Illustrated London News刊行会∥編集 柏書房 2003 Q073.3-M7 March 26,1864. The City of Glasgow:グラスゴーの紹介記事と略地図
大日本 技術立国日本の恩人が描いた明治日本の実像 ヘンリー・ダイアー∥著 実業之日本社 1999 R216-M9 著者は工部大学校で日本の工業技術教育の基礎を築いた
明治以降教育制度発達史 第1巻 文部省内教育史編纂会∥編修 竜吟社 1938 R373-G8 P848-850,山尾が提出した盲唖学校創設の建白書
薩摩藩英国留学生 犬塚孝明∥著 中央公論社 1978 377.6-K8
明治のエンジニア教育 三好信浩∥著 中央公論社 1983 507.7-L3
密航留学生たちの明治維新 井上馨と幕末藩士 犬塚孝明∥著 日本放送出版協会 2001 R216.1-N1
「長州五傑」英国留学と人物像 野村武史∥著 内外文化研究所 2002 Y215.8-N2
山崎小三郎(不明~1866)
留学中に病死。
留学期間:1865~1866/留学先:イギリス
書名 著者名 出版者 出版年 請求記号 備考
伊藤博文伝 上巻 春畝公追頌会∥著 春畝公追頌会 1940 R289.1-I89 慶応2年3月28日付伊藤から井上馨宛の書簡に在英留学生の窮状および山崎小三郎の客死の記述(P262-263)
防長史談會雑誌 第1巻第6号 国書刊行会 Y205-K6 「廃藩以前旧長州藩人の洋行者」(P71-76):洋行者一覧

明治期の山口県出身留学生

青木周蔵(1844~1914)
藩命により医学を学びに行くが政治学に転学。外務大臣。
留学期間:1868~1874/留学先:ドイツ(ベルリン大学)
書名 著者名 出版者 出版年 請求記号
青木周蔵自伝 青木周蔵∥著 平凡社 1979 Y289-A53
青木周蔵 上巻 水沢周∥著 中央公論社 1997 Y289-A53
青木農場と青木周蔵那須別邸 岡田義治∥〔著〕 随想舎 2001 Y289-A53
浅田栄次(1865~1914)
シカゴ大学博士号第1号。
英語学者/留学期間:1888~1893/留学先:アメリカ(ノースウェスタン大学、コロンビア大学、シカゴ大学)
書名 著者名 出版者 出版年 請求記号
浅田栄次追懐録 復刻版 皆川三郎∥編纂 東京外語会有志 1996 Y289-A81
黎明の英学者 -浅田栄次 徳山大学総合経済研究所編集委員会∥編 徳山大学総合経済研究所 1995 Y289-A81
井上省三(1845~1886)
富国強兵にはまず殖産興業と兵学から製絨学に転学。千住製絨所創設者、毛織物工業の先駆者。
留学期間:1870~1875/留学先:ドイツ(サガンの製絨所)
書名 著者名 出版者 出版年 請求記号
井上省三伝 木代修一∥編 井上省三記念事業委員会 1938 289.1-I57
井上省三とその妻子 三木克彦∥編 三木克彦 1986 Y289-I57
日本の産業指導者 田村栄太郎∥〔著〕 国民図書刊行会 1944 602.8-H4
日本毛織百年史 百年史編纂室∥編 日本毛織 1997 R586.5-M7
笠井真三(1873~1942)
井上馨のすすめで十八才で留学。工学博士、小野田セメント四代社長。
留学期間:1890~1896/留学先:ドイツ(ブラウンシュワイヒ工部大学、ミュンヘン大学)
書名 著者名 出版者 出版年 請求記号
笠井真三 笠井真三伝編纂委員会∥著 小野田セメント 1954 Y289-KA72
桂太郎(1847~1913)
病と偽り兵学校を退校、私費留学してドイツの軍政を学ぶ。陸軍大臣、総理大臣。
留学期間:1870~1873/留学先:ドイツ
書名 著者名 出版者 出版年 請求記号
桂太郎自伝 桂太郎∥〔著〕 平凡社 1993 Y289-KA88
公爵桂太郎伝 乾卷 徳富猪一郎∥編述 故桂公爵記念事業会 1917 R289.1-KA88
政治家としての桂公 徳富猪一郎 民友社 1913 289.1-KA88
桂太郎 東陽散史∥著 大江書房 1913 Y289-KA88
桂太郎 川原次吉郎∥著 時事通信社 1959 Y289-KA89
日本宰相列伝 4 時事通信社 1985 Y289-KA88
光妙寺三郎(1849~1893)
パリで西園寺公望らと親交を結んだ風流人の法学生。新聞記者、大審院検事。
留学期間:1870~1878/留学先:フランス(パリ大学)
書名 著者名 出版者 出版年 請求記号
野田宇太郎文学散歩 第21巻 上 文一総合出版 1982 Y910-L2
西園寺公望伝 第1巻 立命館大学西園寺公望伝編纂委員会∥編 岩波書店 1990 R289.1-SA22
高島得三(北海)(1850~1931)
エミール・ガレに影響を与えた林務官。日本画家、地質学の先達者。
留学期間:1884~1888/留学先:フランス(ナンシー高等森林学校)
書名 著者名 出版者 出版年 請求記号 備考
下関市立美術館研究紀要 第9号 下関市立美術館∥編集 下関市立美術館 2001 Y706-L7
欧洲山水奇勝 高島得三∥著 東陽堂 1893 Y721-C3
北海山水百種 高島北海∥著 畫報社 1906 R721.9-D6
高島北海画集 日本経済新聞社∥編 日本経済新聞社 1976 Y721-K6
地質ニュ-ス 通巻563号 産業技術総合研究所 実業公報社 2001 R450.5-I4 「鉱山地質学の先達『高島北海』」神谷雅晴
田中稲城(1856~1925)
日本人として初めて図書館に関する研究のため留学。帝国図書館初代館長。
留学期間:1888~1890/留学先:アメリカ、イギリス
書名 著者名 出版者 出版年 請求記号 備考
図書館を育てた人々 日本編 1 石敦∥編 日本図書館協会 1983 010.2-L3
土(金光図書館報) 通巻42~43号 金光図書館 1956 R016.4-H9 「近代日本の図書館を築いた人々 4~5 田中稲城の人と業績」竹林熊彦
手島精一先生伝 手島工業教育資金団 1929 289.1-TA26 P53~57,田中稲城の談話有,留学に至る経緯に触れている
図書館雑誌 第36巻第3号 日本図書館協会 1942 R010.51-D7 「田中稲城-人と業績」竹林熊彦
寺内正毅(1852~1919)
私費留学を望むが学資不足で断念、後に公費留学を果たした軍人。陸軍大臣、総理大臣。
留学期間:1882~1885/留学先:フランス
書名 著者名 出版者 出版年 請求記号
寺内正毅小伝 寺内正毅公五十年祭実行委員会∥編集 寺内正毅公五十年祭実行委員会 1968 Y289-TE65
元帥寺内伯爵伝 黒田甲子郎 元帥寺内伯爵伝記編纂所 1920 Y289-TE65
成瀬仁蔵(1858~1919)
教育のために留学し特に女子教育を研究。日本女子大学の創立者。
留学期間:1890~1894/留学先:アメリカ(アンドヴァー神学院、クラーク大学)
書名 著者名 出版者 出版年 請求記号
成瀬先生伝 仁科節∥編 桜楓会出版部 1928 Y289-N54
成瀬仁蔵著作集 第1巻 成瀬仁蔵∥〔著〕 日本女子大学 1974 Y289-N54
服部一三(1851~1929)
明治初期、多くの日本人がアメリカでの留学先に選んだラトガース大学学位取得。兵庫県知事。
留学期間:1870~1875/留学先:アメリカ(ラトガース大学)
書名 著者名 出版者 出版年 請求記号
服部一三翁景傳 服部翁顕彰会 服部翁顕彰会 1943 Y289-H44
松岡洋右(1880~1946)
十三才で渡米、日系移民の社会で苦学し法律を学ぶ。外務大臣。
留学期間:1893~1902/留学先:アメリカ(オレゴン州立大学)
書名 著者名 出版者 出版年 請求記号
松岡洋右 松岡洋右伝記刊行会∥編 講談社 1974 Y289-MA86
松岡洋右とその時代 デービット・J・ルー∥著 TBSブリタニカ 1981 Y289-MA86
松岡洋右 三輪公忠∥著 中央公論社 1974 Y289-MA86
移民史から見た松岡洋右の少年時代 阿野政晴∥著 阿野 政晴 1994 Y289-MA86
湯川温作(不明~1878)
帰国途中、香港で病死
留学期間:1872~1878
書名 著者名 出版者 出版年 請求記号
明治初期のあるフランス留学生 奥村巧∥[著] 立命館大学 1992 Y289-Y97

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