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寺内正毅(明治維新人物調べかた案内 No.32)

作成日:2020年2月12日,公開日:2020年2月12日

寺内正毅について調べる資料をご紹介します。資料は山口県資料コーナーや明治維新人物ギャラリーの他、書庫内にあります。

なお、この調べ方案内の印刷用ファイルはこちら(PDF,664.7KB)です。ダウンロードしてご利用ください。

人物紹介

寺内 正毅 (テラウチ マサタケ)
嘉永5年(1852年)~大正8年(1919年)
幼名:寿三郎、雅号:桜圃(おうほ)、魯庵

寺内正毅は、嘉永5年(1852年)、吉敷郡平井村(現山口市平井)で宇多田正輔(うただ まさすけ)の三男として生まれた。安政6年(1859年)、7歳で親戚筋の寺内家の養子となり家督を相続。元治2年(1867年)1月、13歳で大田・絵堂の戦いに参戦して以降、各地を転戦。明治4年(1871年)、正毅と改名。明治10年(1877年)の西南戦争で負傷、右腕の自由を失う。

その後は、軍人教育や軍政に尽力。明治34年(1901年)に陸軍大学校長、明治35年(1902年)に陸軍大臣など、要職を歴任。明治43年(1910年)には、第3代韓国統監、後に初代朝鮮総督として、韓国併合とその統治を行った。 大正5年(1916年)、内閣総理大臣として、シベリア出兵などを実施、大正7年(1918)、持病の悪化や米騒動の影響などにより辞任。大正8年(1919年)死去。67歳。

遺志により、私設図書館「桜圃(おうほ)寺内文庫」が山口市宮野に設置された。

資料紹介

伝記

『寺内正毅と近代陸軍』 (堀雅昭 著,弦書房,2019.3,[Y289/Te65])
寺内の一生に、近代日本陸軍の草創と右派人脈の流れとを絡めて描いた伝記。年表、主要人名索引あり。
『寺内正毅小伝』(寺内正毅公五十年祭実行委員会 編集・発行,1968.11,[Y289/Te65])
没後50年を記念して行われた「寺内正毅公五十年祭」にちなんで作成された小冊子。寺内の一生をコンパクトにまとめて紹介。館内利用資料。
『元帥寺内伯爵伝』(黒田甲子郎 編,大空社,1988.6,[Y289/Te65])
寺内の死の翌年に刊行された伝記の復刻。同時代人による挿話を多く収録。
『寺内正毅と帝国日本』(伊藤幸司 [ほか] 編,勉誠出版,2015.8,[Y289/Te65])
寺内家からの新出資料に基づき、寺内の事績や関係資料について総合的に論じた資料。論文の他、書簡・史料の翻刻、桜圃寺内文庫寺内正毅関係資料目録も収録。

史料

『寺内正毅関係文書目録』(国立国会図書館参考書誌部 著,1971,[R289.1/Te65])
国立国会図書館所蔵「寺内正毅関係文書」と、これに密接に関係する「岡市之助(おか いちのすけ)関係文書」の目録。この目録は、リサーチナビ:憲政資料 寺内正毅関係文書(国立国会図書館,2020年2月12日最終確認)でPDF版も公開されている。館内利用資料。
『寺内正毅日記 一九〇〇~一九一八』 (寺内正毅 [著],山本四郎 編,京都女子大学,1980.12,[Y289/Te65])
国立国会図書館所蔵「寺内正毅関係文書」の寺内の日記のうち、参謀本部次長就任の年から首相辞任の年までを翻刻・収録したもの。館内利用資料。

その他、同様の史料集として、以下がある。(『寺内正毅関係文書 1』のみ貸出可能)

『防長尚武館の寺内正毅・寿一関係資料』(伊藤幸司 編著,安渓遊地 監修,東洋図書出版株式会社西部本社,2016.3,[Y289/Te65])
陸上自衛隊山口駐屯地内にある資料館、防長尚武館が所蔵する、寺内とその息子寿一に関する資料の目録。一部の収蔵品のモノクロ図版も収録。

桜圃寺内文庫に関する本

『桜圃寺内文庫の研究 寺内正毅ゆかりの図書館』(伊藤幸司 編,勉誠出版,2013.3,[029.7/P 3])
寺内文庫の成立と現状を紹介するとともに、主要な所蔵資料を再整理して目録化したものを収録。また、文庫収蔵資料のうち、朝鮮古文書についての解題も収録。
『歴史的建築物・寺内文庫を活かす地域づくり』(斉藤理 編著,北林健二・下瀬一正 著,東洋図書出版株式会社西部本社,2016.3,[Y526/P 6])
寺内文庫の保存とそれを活かした地域活性化の取組を紹介したもの。建物の現状の紹介や内部の写真、図面なども収録。

お問い合わせ先

山口県立山口図書館 総合サービスグループ
TEL:083-924-2114(調査・相談)
FAX:083-932-2817
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