平成21年度山口県立山口図書館運営方針
平成21(2009)年度の当館運営方針のページです。
公開日:2009年4月9日
平成21年度山口県立山口図書館運営方針
Ⅰ. 運営の基本
多様化・高度化する県民のニーズに対応した県内全域の図書館サービスの向上を図るため、県立図書館職員としての専門性を高めて、市町立図書館への支援と県民への直接的利用に応えるとともに、県内図書館のネットワークの充実や関係機関との連携に努める。
また、組織再編後の運営状況について引き続き検証することにより、県民の生涯学習を支える「地域の知の拠点」として、県立図書館の機能強化へつなげていく。
Ⅱ. 平成21年度重点事項
1 「市町立図書館への支援」の強化
- (1) 市町立図書館を通じた県民サービスに配慮した資料収集を行い、各館蔵書の横断検索による相互活用を推進するとともに、主題別資料リストの作成や関連サイトの紹介等の情報提供により、市町立図書館のレファレンス・サービスを支援する。
- (2) ふるさと文献情報データベース等、県立図書館のデータベースの充実を図るとともに、情報検索等に関する司書職員の専門性向上を通じて、情報サービスに関して市町立図書館の求めに応じた支援・助言を行う。
- (3) 基礎講座及び専門講習会等の研修会の開催や講師の派遣により、市町立図書館の職員研修やボランティアの養成を支援する。
- (4) 図書館運営の相談に的確に応じるため、関連情報の収集提供に努め、共同で調査研究を行う。
2 「県民への図書館サービスの提供」の充実
- (1) 所蔵データベースの充実を図るとともに有料データベースの整備・活用に努め、レファレンス・サービスの機能を強化し、情報サービスの充実を図る。
また、図書館情報発信充実事業により、データベースの充実、情報発信のための資料整備事業を行う。
- (2) 県民や地域、県政の現代的課題に対応した資料の重点的収集を行い、開架資料の更新に努める。
- (3) 県が実施する「アクティブ21」の一環として資料展示を行うほか、「ふるさと山口文学ギャラリー」の設置により強化された郷土文学の展示機能を活用して本県の文学振興に寄与する。
- (4) 「山口県子ども読書活動推進計画(第二次)」に基づき、「山口県子ども読書支援センター」を中心に家庭や地域、学校等の取り組みを支援する各種事業を展開し、子どもの自主的な読書活動を推進する。また、市町の子ども読書活動推進計画の策定に協力して市町立図書館を核とした地域ネットワークの形成とともに、学校及び学校図書館の取組みに対する支援に努める。
- (5) 県民の関心が高い行事の実施やホームページの改善等により、効果的な広報を行う。
3 県立図書館と市町立図書館等とのネットワークづくり
- (1) 山口県図書館情報ネットワークの機能を活用して市町立図書館等との緊密な情報の流通・共有を図るとともに、全国総合目録、レファレンス協同データベース等の全国的なネットワークに参加、協力する。
- (2) 県内市町立図書館の合併後の状況等に対応した巡回協力業務の改善や山口大学図書館及び山口県立大学附属図書館との相互協力協定による連携事業を推進するほか、宅配便の効率的活用を図り、資料搬送体制の強化を進める。
- (3) 各種図書館との連携はもとより、教育、行政、産業、学術等幅広い分野との連携を深め、併せて人的ネットワークの強化を図る。
- (4) 市町立図書館を通じての県民サービスや情報発信事業に重点を置いた図書館システムの更新に取り組む。
4 施設・設備の再編
- (1) 書庫収容力低下に対応するため、既存資料の除籍や配架方法の見直しなどとともに、中長期的な書庫対策を検討する。
- (2) 老朽化対策としての緊急優先箇所の修理を行うとともに、バリアフリー化に向けた施設・設備の改修を検討する。