山口県子ども読書支援センターでは、市町立図書館や学校図書館に関わる方、及び子どもの読書活動に関心のある方を対象に、最近出版された絵本・児童書・読書研究書を実際に見て選ぶことのできる「新刊児童書閲覧会」を毎年、実施しています。本年度も3回実施し、延べ125名の方々にご参加いただきました。4か月間ストックした新刊をなるべく面出しして展示し、毎月のメールマガジン「子ども読書支援センターニュース」で紹介した本のリストを配布しています。

実施にあたっては、5日間の展示期間を設けて、予約いただいた希望の時間帯に各自で閲覧するという形をとりました。希望者には閲覧会終了後の貸出予約も受け付けました。また、今年度は、受付時にメールアドレスをお知らせいただいた方に、展示期間前に展示するすべての本のリストを送付し、参加された方全員に、そのリストのQRコードも配布いたしました。

参加者からは、コロナ禍以前に実施していた新刊本のブックトークを望むご意見がある一方、「ゆっくり、安心して見ることができた」、「事前にリストがあり、限られた時間の中で効率的に本を選ぶことができた」「予約した本が地域の図書館で受け取れるのがよい」等の声もいただきました。開催方法については、お寄せいただいたご意見を踏まえつつ、引き続き検討を重ねてまいります。

<開催期間と展示内容>

令和4年5月18日(水)~22日(日) 令和3年12月から令和4年3月までの受入本

令和4年7月20日(水)~24日(日) 令和4年4月から令和4年7月までの受入本

令和4年1214日(水)~18日(日) 令和4年8月から令和4年11月までの受入本

 
   

新刊の児童書が室内に展示されている様子

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