子ども読書支援センターニュース No.22 2006.3.31 山口県立山口図書館内子ども読書支援センター発行 TEL083-924-2111 FAX083-932-2817 http://library.pref.yamaguchi.lg.jp |
「子ども読書の日」特別行事 |
---|
1 おはなしパレード |
2 乾千恵(いぬい ちえ)書展 『月人石』書の絵本オリジナル作品展 |
【3月の新刊児童書研究会でご紹介した本(一部)】 (平成18年3月24日(金)開催) <絵 本> ○おじいちゃんのごくらくごくらく 西本鶏介作 長谷川義史絵 すずき出版 2006.2 \1100 おじいちゃんの口ぐせは「ごくらくごくらく」。そんなおじいちゃんが入院することに。 おじいちゃんと孫の心の交流を描く。 ○夜明けまえから暗くなるまで ナタリー・キンジー・ワーノック文 メアリー・アゼアリアン絵 千葉茂樹訳 BL出版 2006.2 \1600 厳しい大自然の中で助け合いながら生きる農家の家族の物語。 ○雪窓 安房直子作 山本孝絵 偕成社 2006.2 \1400 山のふもとのおでん屋台「雪窓」に、ある晩、亡くなった娘によく似た女の子 がやってきた。温かくも切ない絵本。 ○三まいのおふだ おざわとしお・まつもとなおこ文 たけとみまさえ絵 くもん出版 2005.11 \450 「耳で聞いてわかりやすい語り口を徹底的に吟味し、昔話本来の語り口を 守りつつ再話」した絵本。シリーズは全部で12冊。 ○あかちゃんが教室にきたよ 星川ひろ子写真 寺田清美・鈴木良東文 岩崎書店 2006.2 \1300 小学校での赤ちゃんとのふれあい授業を紹介した写真絵本。 <物 語> ○真夜中のまほう フィリス・アークル作 エクルズ・ウィリアムズ絵 飯田佳奈絵訳 BL出版 2006.2 \1300 真夜中に鐘がなると、看板から抜け出し自由に動き回れるという秘密を 知ったマガモの冒険物語。 ○トトの勇気 アンナ・ガヴァルダ作 藤本泉訳 すずき出版 2006.2 \1300 学校が大嫌いな13歳の少年グレゴワールの奮闘記。 <ティーンズ> ○娘に語るお父さんの歴史 重松清著 筑摩書房 2006.2 \760 「お父さんは幸せだったの」娘に聞かれて自分が生きてきた時代を振り返る小説。 ○レオンと魔法の人形遣い 上・下 アレン・カーズワイル作 大島豊訳 東京創元社 2006.1 各\1700 ニューヨークのマンハッタンが作品の舞台。ヤングアダルト3部作。 ○ベルリン1919 クラウス・コルドン作 酒寄進一訳 理論社 2006.2 \2500 20世紀前半、転換期のドイツを描いた3部作の第1巻目。 「ベルリン1933」は既刊。 ○ナイト・ウォッチ セルゲイ・ルキャネンコ作 法木綾子訳 パジリコ 2005.12 \1900 ロシア生まれの長編ファンタジー。 <ノンフィクション> ○パリのちいさなバレリーナ MIKA POSA著 講談社 2006.2 \1400 フランスのパリで少女が通うバレエ教室の1日を綴った写真絵本。 ○子どもとマスターする50の権利学習 喜多明人ほか著 合同出版 2006.2 \1600 子どもの権利について、活動を通して楽しく学ぶことができるよう編集された 参加型の「権利学習」ハンドブック。 ○平和への夢 自爆攻撃にまきこまれた少女の日記 バット・ヘン シャハク原詩 「平和の夢」出版委員会著 今関信子監修訳 PHP研究所 2006.3 \1200 15歳の誕生日に自爆攻撃によって亡くなったイスラエルの少女の思いを伝える本。 <研究書> ○絵本をひらく−現代絵本の研究− 谷本誠剛、灰島かり著編 人文書院 2006.2 \2500 英米を中心に、韓国や日本などで人気のある絵本を取り上げ、さまざまな観点 から作品を読み解く。 ○ようこそ!絵本の世界へ 国文学編集部編 学燈社 2006.2 \1700 ブームとも言われる絵本について、さまざまな立場の人たちのエッセイや各国の 絵本事情などを紹介する。 ○この絵本が好き! 2006年版 平凡社 2006.3 \1000 昨年発行された絵本について、アンケートによるランキングを掲載。 長新太特集や復刊された「ちびくろサンボ」についての論考もあり。 新刊児童書の紹介は、以上です。 |
【3月のおはなし会で使った絵本】 ○うしろにいるのだあれ ふくだとしお作 新風舎 2003.3 ○がちゃがちゃどんどん 元永定正作 福音館書店 1990.4 ○せんろはつづく 竹下文子文 鈴木まもる絵 金の星社 2003.10 ○どうぶつしりとりえほん 藪内正幸作 岩崎書店 1996.8 ○ももんちゃんえーんえーん とよたかずひこ作 童心社 2005.5 ○ぴょーん(大型絵本) 松岡達英作・絵 ポプラ社 2004.4 |