子ども読書支援センターニュース No.23 2006.4.28 山口県立山口図書館内子ども読書支援センター発行 TEL083-924-2111 FAX083-932-2817 http://library.pref.yamaguchi.lg.jp |
【4月の新刊児童書研究会でご紹介した本(一部)】 (平成18年4月27日(木)開催) <絵 本> ○しってるねん いちかわけいこ文 長谷川義史絵 アリス館 2006.3 \1200 あのおばちゃん、だれだっけ?知ってるけど、思い出せない…。 そんなことってあるよね。大阪弁のノリが愉快な、長谷川義史の新作絵本。 ○さかなださかなだ 長野ヒデ子作 偕成社 2006.4 \1000 園に届けられた大きなさかな。さあ、どうやって食べる?園はおおさわぎ。 ○耳なし芳一 小泉八雲原作 船木裕文 さいとうよしみ絵 小学館 2006.3 \1400 下関が舞台の有名な物語を絵本化。絵に独特の雰囲気と迫力がある。 ○ヒギンスさんととけい パット・ハッチンス作 たなかのぶひこ訳 ほるぷ出版 2006.3 \1400 ヒギンスさんは、自分の時計がちゃんと合っているかどうか確かめたくて、 もう一つ時計を買ってみることに…。1976年ほるぷ出版刊の新版。 ○ロバのシルベスターとまほうの小石 ウィリアム・スタイグ作 せたていじ訳 評論社 2006.2 \1300 原画の色合いをできるだけ忠実に再現した新版。 著者のコールデコット賞受賞スピーチも掲載。 ○ながいながいかみのおひめさま コーミラー・ラーオーテ文 ヴァンダナー・ビシュト絵 木坂涼訳 アートン 2006.2 \1500 外に一度も出たことのない長い髪のお姫様パリニータは、 ある日ついに決心して出かけました。 <赤ちゃん向け絵本> ○ころころにゃーん 長新太作 福音館書店 2006.4 \410 長新太の遺作となった絵本。「こどものとも0.1.2」133号 (2006.4月号) <物 語> ○マイケルとスーザンは一年生 ドロシー・マリノ作 まさきるりこ訳 アリス館 2006.2 \1300 町に住むマイケルと農場に暮らすスーザンは、同じ6歳の誕生日パーティで 出会います。初めての学校も一緒。みんなドキドキです。 ○ハキちゃんの「はっぴょうします」 薫くみこ作 つちだのぶこ絵 佼成出版社 2006.3 \1100 ゆみおかくんが発表したのは「エジプトの砂漠の石」。 ハキちゃんもみんなが びっくりするものを発表したくて探します。 ○森の大あくま 二宮由紀子作 あべ弘士絵 毎日新聞社 2006.2 \1500 毎日おそろしいことばかり考えるのが嫌になった大あくまのお話。 ○きっと天使だよ ミーノ・ミラーニ作 関口英子訳 すずき出版 2006.3 \1400 戦争ですべてを失った男の子と、今は大金持ちになった男がアフリカで出会う。 <ティーンズ> ○だれか、ふつうを教えてくれ! 倉本智明著 理論社 2006.3 \1200 健常者が思っている「ふつう」ってどういうことか。障害者の立場から考える。 ○先生、教えて!なぜ、好きにしちゃいけないの? 14歳のカウンセリング 岡崎光洋著 講談社 2006.3 \1300 臨床心理士である著者が、中学生に共通する悩みや相談ごとについて 中学生に向けて語った本。 ○ホラーセレクション 全10巻 赤木かん子編 ポプラ社 2006.3 各\1000 『SFセレクション』につぐ、「ホラー」がテーマのアンソロジー。 ○齋藤孝の天才伝 2 サン=テグジュペリ 齋藤孝著 大和書房 2006.3 \1400 「星の王子さま」の作者の「天才の理由」を様々な角度から探る。 <ノンフィクション> ○日本を守る安全のエキスパート 全6巻 深光富士男著 学研 2006.2 各\3000 「危機管理」をテーマに編集された小学生向けシリーズ。著者は山口県出身。 ○シゲマツ先生の学問のすすめ 全5巻 重松清総監修 岩崎書店 2006.4 各\2800 自分に合った学問は何なのか。興味や関心事から学問へと導く本。 ○昔の子どものくらし事典 本間昇監修 岩崎書店 2006.3 \5000 主として昭和30〜40年代の子どもたちが、どんな暮らしをしていたかを紹介。 姉妹図書として『昔のくらし道具の事典』(2004.3発行)があり。 <研究書> ○ナルニア国物語オフィシャルガイド E.J.カーク著 講談社 2006.2 \2500 『ナルニア国物語』初のカラー版公式ガイドブック。 映画のシーンや著者ルイ スのエピソードなども掲載。 ○クシュラの奇跡 140冊の絵本との日々 ドロシー・バトラー著 百々佑利子訳 のら書店 2006.3 \1600 1984年刊の普及版。巻末に「訳者あとがきU」ほか追加。改訂部分あり。 ○星の王子とわたし 内藤濯著 丸善 2006.3 \1500 『星の王子さま』の訳者、内藤濯没後30年を記念しての出版。 ○星の王子の影とかたちと 内藤初穂著 筑摩書房 2006.3 \2800 『星の王子さま』の訳者、内藤濯の息子初穂による、父内藤濯の伝記。 ○ティータイムに絵本を 「いま、大人にすすめる絵本」プロジェクトチーム編 メディアパル 2006.3 \857 柳田邦男と3人の対談を所収。巻末に絵本リストあり。 新刊児童書の紹介は、以上です。 |
【4月のおはなし会で使った絵本】 ○おててがでたよ 林 明子作 福音館書店 1986.6 ○とっとことっとこ まついのりこ作 童心社 2003.5 ○くだもの 平山和子作 福音館書店 1981.10 ○ちいさいねこ 石井桃子作 横内襄絵 福音館書店 1967.1 ○おおきくおおきくおおきくなあれ(紙芝居) まついのりこ作 童心社 1983.4 |