子ども読書支援センターニュース
           No.25
                             2006.6.29
                 山口県立山口図書館内子ども読書支援センター発行
                     TEL083-924-2111  FAX083-932-2817
                     http://library.pref.yamaguchi.lg.jp
 

【支援センターの行事】
平成18年度子ども読書指導者養成講座の開催 ※詳細はこちら 



内容・講師

     会場・日程等



 

基礎講座「子どもの本と読書の現在」
  親子読書地域文庫全国連絡会代表
           広 瀬 恒 子

長門市立図書館   8月 3日(木)

周南市立中央図書館 8月 4日(金)




 

実践講座(1)
「手あそび、指あそびを身につけよう
  〜おはなし会を楽しく〜」
 九州おはなしかご主宰 金野実加枝

長門市立図書館   8月29日(火)

周南市立中央図書館 8月30日(水)
 





実践講座(2)
「子どもと本をむすぶ技術」
 佐賀女子短期大学助教授 白根恵子 

周南市立中央図書館 9月 8日(金)

長門市立図書館   9月12日(火)



回 

交流会
  事例発表・意見交換
 

山口県立山口図書館 9月30日(土)

 

※時間はいずれも午前10時から午後3時までです。
 対象:子ども読書団体関係者、学校図書館・公共図書館職員等
 定員:各会場とも50名(先着順)  ※受講料は無料です。
 主催:山口県立山口図書館
 お申し込み・連絡先:県立図書館子ども読書支援センター


☆第26回 新刊児童書研究会のお知らせ
  ※詳細はこちら
 日時:平成18年7月28日(金) 10時〜11時30分
 会場:県立図書館子ども読書支援センター会議室(3F)
 参加対象: 大 人
 定員:20名(申し込み要)
  ※研究会終了直後の土・日曜日(7月29日・30日)は、
   新刊児童書全点がどなたでもご覧いただけます。

   県立図書館2階 子ども資料室のカウンターで閲覧をお申し込みください。
 

【6月の新刊児童書研究会でご紹介した本(一部)】
            
(平成18年6月23日(金)開催
<絵本>
○のぞく  天野祐吉文 後藤田三朗写真 大社玲子絵 福音館書店 2005.5 \1400
   人はどうして穴をのぞきたがるのか…。
   「のぞく」をテーマに、写真、文、絵 の3者によるコラボレーションが1冊の絵本に。
○わたし大好き   リディア・バーディック作 ジェイン・フリーマン絵
              みらい なな訳 童話屋 2006.5 \1800
   認知症の人と一緒に読んでほしいとの思いでつくられた「ひざを寄せて読む絵本」。
○ねこのなまえ   いとうひろし作 徳間書店 2006.5 \1300
    さっちゃんは、公園でのらねこから名前をつけてほしいと言われ、
   もし自分に名前がなかったらと考えます。 

<小学生向き物語>
○人は何で生きるか
     
 レフ・トルストイ作 北御門二郎訳 あすなろ書房 2006.5  \900
   翻訳者自身青春時代に出会って衝撃を受けたという本。
  『心訳シリーズ・イワンの馬鹿』(地の塩書房、1993年刊)を再編集して発刊。
○れいぞうこのなつやすみ  村上しいこ作 長谷川義史絵 PHP研究所 2006.6 \950
    冷蔵庫が突然止まってしゃべりだした。
   「なつやすみもらって、いっかいプールへいってみたい」。思わず笑ってしまう物語。
○キッカーズ 1 モーリッツの大活躍  
            フラウケ・ナールガング作 ささきたづこ訳 小学館 2006.5 \1000
    サッカー大国ドイツで大人気の物語。全6巻刊行予定。

<ノンフィクション>
○子どもがつくるのはらうた  工藤直子編著 童話屋 2006.4 \1000
    『のはらうた』発刊20周年を記念して、小学生の詩を募集した第1回「のはらうた大賞」。
   その最終選考に残った詩65編を収載。
○りんご 津軽 りんご園の1年間
         叶内拓哉写真・文 福音館書店 2006.5 \1700
    りんご園農家の1年間を写真でつづった写真絵本。
    りんご栽培の実際や大変さ がよく伝わってくる。

<ティーンズ>
○ミジンコはすごい!   花里孝幸著 岩波書店 2006.4 \780
    漢字で「微塵子」と書くミジンコは、単細胞ではなく多細胞生物。
    そのミジンコの生態を説明しながら地球環境問題まで話が広がる。
○イサナと不知火のきみ   たつみや章作 講談社 2006.5 \1600
   神とともに生きる海の民「綿津見」と不知火の海を支配する龍一族の海洋冒険ファンタジー。
○ベラスケスの十字の謎  エリアセル・カンシーノ作 宇野和美訳
                   徳間書店  2006.5 \1400
   ベラスケスの名画「侍女たち」に描き入れられることになる少年ニコラスの物語。

<研究書>
○絵本と子どもの出会う場所  三宅興子編著 翰林書房 2006.4 \3200
   梅花幼稚園の子ども文庫「こうめ文庫」の10年間の実績をまとめたもの。
   幼児たちが実際にどのような絵本を好むのか、興味深い報告が掲載されている。
○絵本屋の日曜日  落合恵子著 岩波書店 2006.4 \1800  
   こんな時にはこんな絵本を。100冊の絵本を処方箋のように紹介。

新刊児童書の紹介は、以上です。


2、3歳児を対象としたおはなし会のお知らせ ※毎月第1火曜日に開催  
 日 時:7月4日(火) 午前11時〜11時20分
 日 時:8月1日(火) 午前11時〜11時20分
 会 場:山口県立山口図書館2階 子ども資料室
 対 象:2〜3歳児とその保護者
 定 員:20名 (当日のご参加もできますが、できるだけ事前にお申し込み下さい。)

 【6月のおはなし会で使った絵本】
○じゃあじゃあびりびり    まついのりこ作 偕成社 1983.7
○うずらちゃんのかくれんぼ   きもとももこ作 福音館書店 1994.2
○ひらく                平野恵理子作 福音館書店 2006.5
○かばくんとおとうさん     ひろかわさえこ作 あかね書房 1993.3
○ひもかとおもったら…    古川タク作・画 教育画劇 1994.1(紙芝居)

【県内の動き】

語りのステップアップ講座 −語り伝える−
  日時: 7月1日(土) 午後1時30分〜4時
  会場: 光市立図書館 2階視聴覚室
  講師: 筒井悦子(家庭文庫「草の実文庫」主宰)
  対象: 語りをされている方・興味のある方
  内容: 語りの実践と語りについてのお話
  定員: 30名程度
  主催・連絡先 光市立図書館 TEL0833−72−1440

やまぐち絵本楽会(第59回)
  日時: 7月3日(月) 午後1時30分〜3時30分
  会場: 山口県立山口図書館第1研修会
  講師: 今関信子(児童文学作家)
  内容: 最新作『平和への夢 −自爆攻撃にまきこまれた少女の日記−』(PHP研究所)を中心に
  参加費:無料。 ただし資料代として300円が必要です。
  主催・連絡先: こどもと本ジョイントネット21・山口
               TEL 083−920−1016(伊藤)    

 以上です。

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