子ども読書支援センターニュース No.32

2007.1.26 
山口県立山口図書館内子ども読書支援センター発行
TEL083-924-2111 FAX083-932-2817


    

【子ども読書支援センター関連行事】

☆ 第33回新刊児童書研究会のお知らせにて※毎月第4金曜日に開催しています。 詳細はこちらをご覧ください。

日 時   2月23日(金)  午前10時から11時30分まで。
会 場  山口県立山口図書館3階 子ども読書支援センター会議室 
対 象   大人 定員20名  (申し込みが必要です。)
   ★ 2月24日(土)、25日(日)は、新刊児童書全点がどなたでもご覧いただけます。
     子ども資料室カウンターでお申し込みください。
  

新刊児童書出前研究会(第3回)のお知らせにて        詳細はこちらをご覧ください。

  県立図書館が10月から1月までに収集した新刊児童書(絵本、小〜高校生向け児童書、紙芝居、子どもの読書・学校図書館関係研究書など)約1,000冊を展示し、支援センター職員が紹介し ます。直接手にとって、図書館(室)の選書やボランティア活動等にお役立てください。
会場     日時
柳井市立柳井図書館   2月 2日(金)   午後1時から午後3時
光市立図書館   2月 6日(火)   午後1時から午後3時
山陽小野田市立中央図書館   2月 8日(木)   午後1時から午後3時
長門市立図書館   2月15日(木)   午後1時から午後3時
山口県立山口図書館   2月21日(水)   午後1時から午後3時
内容   絵本、児童書など、資料種類別の紹介・評価、作品の傾向、資料相談など
対象  学校図書館・市町立図書館・子ども読書団体の関係者など 
定員   50名  (申し込みが必要です。)
         ★お申し込みは、県立図書館子ども読書支援センター (電話 083−924−2114)、
        または参加ご希望の各図書館までお願いします。 
 
【1月の新刊児童書研究会でご紹介した本(一部)】
 <絵本>
ぼくのパパはおおおとこ せかいいちのパパがいるひとみんなに
    カール・ノラック作  イングリッド・ゴドン絵  いずみちほこ訳  セーラー出版2006.11  \1500  
     ぼくから見たら、パパはすっごい大男。肩に登るのにもはしごがいるし、パパのくしゃみは台風みたい。 大好きなパパに寄せる子どもの全幅の信頼とパパの愛情が伝わってくる。
 <小学生向き読み物>
〇油断大敵!キケンなぼうし
    岡田貴久子作  ミヤハラヨウコ絵  理論社  2006.12  \1200
            宇宙から来たぬいぐるみのウサギスーツに身をかためた宇宙スパイ「ウサギ」。隣の家のハルと作った雪だるまが誘拐された…。「宇宙スパイウサギ大作戦」シリーズ第3弾。
〇ピーターパン イン スカーレット
    ジェラルディン・マコックラン作  こだま ともこ訳  小学館  2006.12  \1900     
 ジェイムズ・バリ作『ピーターパン』の続編を決めるコンペティションで選ばれた作品。大人になった登場人物たちが再びピーターパンのいるネヴァーランドに旅立つ冒険物語。
〇竜神七子の冒険    越水利江子作 小峰書店 2006.11 \1500     
 酒飲みでお金にルーズな父、借金返済のため苦しい生活を強いられる母。そんな境遇の中でも、気落ちすることなく、たくましく生きる少女を描く。
〇純にいちゃんの赤ちゃん    うみのしほ作  国土社  2006.12  \1300     
 母の突然の死。商店街で小さな食堂を営む父の手伝いをすることになった小学生の優子。次第に荒れていく高校生の兄。そんな兄に彼女ができ、お腹には新しい命が芽生える…。あの世から見守る母の支えもあって、家族それぞれが危機を乗り越えていく感動の物語。
 <ティーンズ向き>
〇ライム     長崎夏美作  雲母書房  2006.11  \1400     
  月に一度しか帰らない父と仕事のためめったに料理をしない母。そんな壊れかけた家庭の中で生きる少女舞。周りのクラスメイトもまた不安定な家庭環境の中で、高校進学やいじめなど、さまざまな問題を抱え生きている。舞の揺れ動く心の軌跡を描く成長小説。
〇Run!Run!Run!   桂 望実作 文藝春秋  2006.11  \1429     
  アスリートとして絶対の自信を持つ岡崎優。彼の目標は、オリンピックで金メダルを取ること。箱根駅伝も通過点でしかない。そんな自分の資質が、遺伝子操作ではないかと疑うようになっから、優は以前のように走れなくなる。そんな優が選択した決断とは?
〇はじめての文学 村上春樹     村上春樹作 文藝春秋 2006.12 \1238    
  『村上春樹全作品 短編集』(講談社刊)の中から作者自身が選んだ若い人向けの短編集。
  「はじめての文学」シリーズは全12巻。 村上龍、よしもとばなな、山田詠美、林真理子などがラインナップ。
 <ノンフィクション>
〇サキサキ オノマトペの短歌
    種村弘編   高畠那生絵  岩崎書店  2006.12  \1400   
音や状態をあらわす言葉、オノマトペ。オノマトペが使われている短歌14首を絵とともに紹介。「めくってびっくり短歌絵本」シリーズの1冊。
〇いのちの授業  日野原重明著   ユーリーグ  2006.10  \1500
        「いのちは自分に与えられた“時間”なのだ」ということを子どもたちに伝えたい。そういう思いで長年「いのちの授業」をしてきた95歳の著者による熱いメッセージ。著者は山口県生まれ。
 <研究書>
〇大人のファンタジー読本 −未知なる扉をひらく180選−
    やまねこ翻訳クラブ編  マッグガーデン  2006.12  \1762     
 「ハリー・ポッター」や「ナルニア国のがたり」などのファンタジーの魅力に出会い、次に何を読もうかと考えている人のためのブックガイド。編者の「やまねこ翻訳クラブ」は、児童書の翻訳家をめざす人たちが集まって結成したオンライン上のクラブ。
〇学校図書館の著作権問題Q&A
    日本図書館協会著作権委員会編  日本図書館協会  2006.10  \700    
 学校図書館の関係者を対象に、著作権問題に関するガイドラインを50問のQ&A形式でまとめたもの。

☆ 2、3歳児を対象としたおはなし会のお知らせ    ※毎月第1火曜日に開催。詳細はこちらをご覧ください。

日時   平成19年2月6日(火)  午前11時から11時20分まで。
  平成19年3月6日(火)  午前11時から11時20分まで。
会場  山口県立山口図書館2階 子ども資料室 
対象   2、3歳児とその保護者 
  定員20名  (当日参加もできますが、できるだけ事前にお申し込みください。)  
  
 【1月のおはなし会で使った絵本】
〇ねんね           さえぐさひろこ作 アリス館 
〇かくしたのだあれ     五味太郎作  文化出版局
〇まるくておいしいよ     こにしえいこ作 福音館書店
〇おにぎり            平山英三文 平山和子絵 福音館書店
〇きゅっきゅっきゅっ     林 明子作   福音館書店
〇もこもこもこ         谷川俊太郎文  元永定正絵  文研出版
〇ねずみくんのチョッキ(大型絵本)   なかえよしを文 上野紀子絵  ポプラ社
〇みんなでぽん!(紙芝居)        まついのりこ脚本・画 童心社
  

【県内の動き】  

  ★本の森わくわくカーニバル「まんず聞いでけらっしゃい −松尾敦子昔話−」

日時   平成19年3月4日(日)  午前10時30分から12時
会場   下松市商工会館 
講師    松尾敦子(日本民話の会会員。 語りべ)
参加費    大人 500円  (子どもは無料)
主催 は  こどもと本ジョイントネット21・山口  
協力     くろい文庫 
連絡先

   TEL 0832−56−3090  黒瀬まで

  ★まんず聞いでけらっしゃい −松尾敦子昔話−              

日時   平成19年3月5日(日)  午後1時30分から3時
会場   周南市民会館小ホール 
講師    松尾敦子(日本民話の会会員。 語りべ)
参加費    500円  
主催 は  山口子どもの文化研究会  
連絡先

   TEL 0834−88−0009  向谷まで

   
 以上です。

 
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