子ども読書支援センターニュース No.34 |
2007.3.30。 山口県立山口図書館内子ども読書支援センター発行。 TEL083-924-2111。 FAX083-932-2817。 |
【子ども読書支援センター関連行事】 |
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第35回新刊児童書研究会のお知らせにて※毎月第4金曜日に開催しています。 詳細はこちらをご覧ください。 |
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☆「子ども読書の日」(4月23日)・「こどもの読書週間」(4月23日〜5月12日)関連行事 |
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1「かがくであ・そ・ぼ!〜フシギ、ドキドキ、ビックリ〜」」の開催のお知らせ |
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2 「おはなし会スペシャル」 の開催のお知らせ |
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3「資料展示リンドグレーンの世界〜リンドグレーン生誕100年記念〜」 |
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【3月の新刊児童書研究会でご紹介した本(一部)】。 | ||
<絵本> | ||
〇ハエくん まちにまったひがやってきました グスティ作 木坂涼訳 フレーベル館 2007.1 \1300 |
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きょうはハエくんがまちにまった泳ぎに行く日。気持ちよく泳いでいると、ハエくんをめがけて大きなものが落ちてきた。ハエくんが泳いでいたところとは? | ||
〇ハグしてぎゅっ! ナンシー・カールソン作 なかがわちひろ訳 瑞雲社 2007.1 \1300 |
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にこにこがんばれる元気の源は、おいしいごはんでも、ケガしたときの絆創膏でもなく、ハグしてぎゅっ!としてもらうこと。うれしいときも、悲しいときも、言葉よ りハグすることが大事というメッセージがあたたかく伝わってくる絵本。 | ||
〇ワニになにがおこったか M.マスクビナー原作 V.オリシヴァング絵 田中潔文 偕成社 2007.2 \1200 |
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かわいい子どもが生まれてくるのを心待ちにしていたアフリカワニのガーパ。でも、卵から出てきたのは小鳥の赤ちゃんだった。赤ちゃんはガーパをパパだと思い、ガーパも自分の子どものようにかわいがる。そして、奇跡がおきる。 | ||
<小学生向き読み物> | ||
〇パピロちゃんとはるのおみせ 片山令子作 久本直子絵 ポプラ社 2007.2 \900 |
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冬も終わりが近づいてもうじき春。パピロちゃんが通りをスキップして歩いていると、不思議なお店ができていた。お店の中に入ると、花の花粉でいいにおい。春を感 じるファンタジー。 | ||
〇みどパン協奏曲 黒田六郎作 長谷川義史絵 BL出版 2007.1 \1400 |
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父が突然男の子を1人預かることになったと言った。名前は拓斗。事故によるケガで目が見えない。一緒に住むことになった瞬平太は、目の見えない拓斗に振り回される。その拓斗と瞬平太が市民ロードレースに出ることになった。 | ||
〇子っこヤギのむこうに 加藤多一作 くもん出版 2007.2 \1100 |
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ヤギの赤ちゃんが生まれた。マユちゃんに見せてあげたい。ユミコさんは、お母さんにそう言い、ユミコさんの運転で吹雪の中を一緒に出かけることになった。ところが、着いてみると、赤ちゃんヤギは何者かに襲われ死んでいた…。冬の北海道の厳しさの中で生きる動物たちの生き様から、マユはいのちの尊さを知る。 | ||
<ノンフィクション> | ||
〇ハクチョウ 竹田津実/文・写真 アリス館 2007.2 \1400 |
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冬の間北海道にやってくるハクチョウ。群れをなすハクチョウだが、基本的にはペアで、夫婦で行動するということに著者は気づく。ハクチョウへの視線があたたかい写真絵本。 | ||
〇もったいない生活大事典 全7巻 学研 2007.2 各巻\2800 |
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環境問題を「もったいない」という視点から捉えなおすと同時に、モノを大切にしてきた日本の伝統文化も紹介する。各巻末に索引あり。 | ||
<ティーンズ向き読み物> | ||
〇ウォーリアーズ 第2巻 ファイアーポー、戦士になる エリン・ハンター作 金原瑞人・高林由香子共訳 小峰書店 2007.2 \1600 |
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飼い猫だったラスティは野性に目覚め、野生猫の部族の一つサンダー族に入る。そこで、ファイアポーという名前をもらい特訓を受け、やがて戦士となりファイアハートと名乗ることになる。部族間の戦い、友情と裏切り、そして愛。サンダー族の戦士として活躍するファイアハートの物語。シリーズ第2巻。 | ||
〇物語の役割 (ちくまプリマー新書) 小川洋子著 筑摩書房 2007.2 \680 |
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映画にもなった 『博士の愛した数式』の作者が、物語について各所で語った講演会の記録を本にまとめたもの。「物語の役割」「物語が生まれる現場」「物語と私」の3つの章で構成されている。 | ||
<研究書> | ||
〇クレヨンハウス絵本town 読者のおすすめ絵本ガイド クレヨンハウス 2007.2 \1600 |
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25年以上続いているクレヨンハウスの絵本情報誌「クレヨンハウス通信」。その通信に寄せられた読者評を中心にまとめられた絵本ガイドブック。 | ||
〇授業が生きるブックトーク〜すべての教科で本との出会いを〜 ブックトーク研究会編 一声社 2007.2 \1500 |
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ブックトークをする教師を対象に、「低学年」「中学年」「高学年」それぞれ各教科ごとにブックトークの具体的な事例を紹介。巻末にQ&Aもあり。 | ||
〇児童図書館の誕生 赤星隆子著 理想社 2007.2 \3000 |
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児童図書館の歴史、発展の背景等、定年退官を迎えた著者が長年の論考をまとめたもの。19世紀末から20世紀初頭のアメリカ児童図書館界の動きと日本の児童図書館史との関わりが興味深い。 | ||
☆ 2、3歳児を対象としたおはなし会のお知らせ |
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日時 | 平成19年4月3日(火) 午前11時から11時20分まで。 平成19年5月1日(火) 午前11時から11時20分まで。 |
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会場 | 山口県立山口図書館2階 子ども資料室 | |
対象など | 2、3歳児とその保護者 定員20名 (当日のご参加もできますが、できるだけ事前にお申し込みください。) |
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【3月のおはなし会で使った絵本】 | ||
〇たべたのだあれ 五味太郎作 文化出版局 | ||
〇くっついた 三浦太郎作 こぐま社 | ||
〇ととけっこうよがあけた こばやしえみこ案 ましませつこ絵 こぐま社 | ||
〇おふろごっこ きむらゆういち作 長野ヒデ子絵 佼成出版社 | ||
〇つみきでとんとん 竹下文子作 鈴木まもる絵 金の星社 | ||
〇あっぷっぷー(紙芝居) 武鹿悦子作 土田義晴絵 教育画劇 | ||
○月ようびはなにたべる?(大型絵本) エリック・カール作 もりひさし訳 偕成社 |
【県内の動き】 |
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★第70回やまぐち絵本楽会 | |
日時 | 5月13日(日) 午後1時30分〜3時 |
会場 | 山口県立山口図書館 第1研修室 |
主催 | こどもと本ジョイントネット21・山口 |
連絡先 | 事務局 TEL 083−920−1016 (伊藤) |