子ども読書支援センターニュース No.35

2007.4.27
山口県立山口図書館内子ども読書支援センター発行
TEL083-924-2111 FAX083-932-2817
  

【子ども読書支援センター関連行事】

☆ 第35回新刊児童書研究会のお知らせにて※毎月第4金曜日に開催しています。 詳細はこちらをご覧ください。

日 時   5月25日(金)  午後1時30分から3時まで。
 (H 19年4月から、開催時間が午後に変更になりました。)
会 場  山口県立山口図書館3階 子ども読書支援センター会議室 
対 象   大人 定員20名  (申し込みが必要です。)
 ★5月26日(土)、27日(日)は、新刊児童書全点がどなたでもご覧いただけます。子ども資料室カウンターでお申し込みください。
     

☆「資料展示リンドグレーンの世界〜リンドグレーン生誕100年記念〜」

会 期   5月1日(火)〜6月28日(木)  
会 場  山口県立山口図書館 子ども資料室 
展示冊数   約80冊
     
 【4月の新刊児童書研究会でご紹介した本(一部)】
 <絵本>    
あっぱれアスパラ郎 野菜忍列伝其の二
    川端誠作 BL出版 2007.2 \1300  (価格は消費税抜き)
      宿場町の食事処「皿多屋」の看板娘玉子ちゃんに、町の嫌われ者「じゃがの一家」芋吉が嫁になれと迫る。そこに現れたのは幻の剣士、忍者アスパラ郎。アスパラ郎の必殺技「アスパラガス」に「じゃがの一家」は全滅する。ユーモアあふれる「野菜忍列伝」第2作。
あいのうた
    サム・ウィリアムズ文 ミク・モリウチ絵 中川ひろたか訳 講談社 2007.2  \1600     
 うれしいこと、かなしいことを分かち合い、一緒にいたいという気持ち、いとおしいという思い、それが愛。広い宇宙に抱かれて、かけがいのない存在として、生きること、ゆるすこと、それが愛…。愛をうたった絵本。
〇ようちえんっていうところ
    ジェシカ・ハーパー文 G.ブライアンカラス絵  石津ちひろ訳 BL出版\1300      
  農場の動物たちはトミーが大好き。トミーは、毎日、カシの木の向こうにお日さまが登ったらやってくる。ところが、今日は待っても待ってもトミーが来ない。実はトミーが行っていたところは幼稚園。幼稚園ってどんなところだろう。動物たちは心配でたまらない…。幼稚園の楽しさが伝わってくる絵本。
〇あいうえおおかみ
     くどうなおこ作  ほてはまたかし絵  小峰書店  2007.3  \1200
  「あいうえおおかみくん」が「のんびりのみとなわどび」したり、「もこもこもぐらとまりつき」したり…。言葉と絵で50音を楽しむ絵本。絵の作者は山口市在住の画家。
 <小学生向き読み物>
〇番犬屋マル
    きたやまようこ作  メディアファクトリー  2007.3  \1000
     得意なことが何もないマルが番犬ならできると「番犬屋」を始めた。アリのお家を守ったり、女の子の誕生日のケーキやクモの巣を守ったりと大忙し。新シリーズ第1作目。
〇月あかりのおはなし集
    アリソン・アトリー作  こだまともこ訳  いたやさとし絵 小学館  2007.3  \1100
『時の旅人』や「リトル・グレイ・ラビット」シリーズの作者として知られるアトリーの物語集の中から「マルハナバチさんとネズミのおかみさん」「トム・ミラーとかげぼうし」など6編を収載。原著は1945年の出版。日本人による挿し絵でよみがえった。
〇角野栄子のちいさなどうわたち 全6巻
    角野栄子著  ポプラ社  2007.3  各\1000  
  お馴染みのおばけのアッチ、コッチ、ソッチ、ひょうのぼんやりが出てくるお話など、人気の幼年童話が挿し絵も新たに登場。ポプラ社創業60周年記念として出版された。
 <ノンフィクション>
〇ぼくたちの値段
     坂本綾子著  講談社  2007.3  \1200      
 おこづかいって、一体いくらもらっているのか。自分にかかるお金はいくらなのか。お金にまつわる疑問や不安に、スペシャリストが回答する。
 <ティーンズ向き読み物>
〇中学生のためのショート・ストーリーズ 全8巻
      学研  2007.2  各\1300   
  あさのあつこ、パックンマックン、柏葉幸子ら、読書の達人たちが中学生のために選んだアンソロジー。
  第1巻が「ミステリー集」(あさのあつこ選)というように、巻ごとに選者とテーマが異なっている。
〇すべてのいのちが愛おしい
     柳澤桂子著  集英社  2007.2  \619
 生命科学者である著者が、孫娘への手紙という形式で語った「センス・オブ・ワンダー」。文庫本で再登場。
〇おばあちゃんがぼけた
     村瀬孝生著  理論社  2007.2  \1200
 宅老所に勤める著者が、特別養護老人ホームや宅老所で出会った認知症のお年寄りに寄り添い、「ぼけ」とは何かをレポートする。「よりみちパン!セ」シリーズの1冊。
 <研究書>
〇紙芝居がやってきた!
    鈴木常勝著  河出書房新社  2007.2  \1500
 自ら紙芝居屋でもある著者が街頭紙芝居の魅力と歴史を豊富な資料とともに語る。入手困難な紙芝居がカラーで紹介されているのも魅力。
〇しらべる力をそだてる授業!
    赤木かん子、塩谷京子著  ポプラ社  2007.2  \1500
 調べ学習をする上で必要な基礎知識を子どもたちが獲得していく過程を、授業ライブとして再現した一冊。
〇長新太 こどものくにのあなきすと
    河出書房新社  2007.2   \1500
 2005年に亡くなった長新太を特集したもの。谷川俊太郎と内田也哉子との対談や長新太へのインタビュー、単行本未収録のエッセイやマンガ等で構成されている。

☆ 2、3歳児を対象としたおはなし会のお知らせ
     ※毎月第1火曜日に開催。詳細はこちらをご覧ください。

日時   平成19年5月1日(火)  午前11時から11時20分まで。
  平成19年6月5日(火)  午前11時から11時20分まで。
会場  山口県立山口図書館2階 子ども資料室 
対象など   2、3歳児とその保護者
  
定員20名
  (当日のご参加もできますが、できるだけ事前にお申し込みください。)
   
 【4月のおはなし会で使った絵本】
〇くらいくらい  はせがわせつこ文  やぎゅうげんいちろう絵  福音館書店
〇でんしゃにのって   とよたかずひこ作  アリス館
〇うしろにいるのだあれ のはらのともだち    ふくだとしお作 新風舎
〇たたくとぽん    寺村輝夫文  和歌山静子絵  あかね書房
〇いちご        平山和子作   福音館書店
〇ざっくりぶうぶうがたがたごろろ      かんべじゅんきち文  エム・ナマエ絵  偕成社   
○はらぺこあおむし (大型絵本) 
    エリック・カール作  もりひさし訳  偕成社
○ぴょーん (大型絵本) 
    まつおかたつひで作  偕成社
  

【県内の動き】  

★学校図書館応援セミナー 本の修理法
日時   5月19日(土) 午前10時〜12時
会場   防府市立防府図書館 研修室
主催   学校図書館を考える会・防府
講師   徳永桂子(防府市立防府図書館職員)
定員   20名(先着順)
 参加費   無料
連絡先   事務局 TEL0835−21−5870 (田中)
★天の星・地の星concert
日時   6月9日(土)  午後5時30分から  (開場 午後5時)
会場   アスピラート(防府市)
主催   ギャラリー写楽
出演者   工藤直子(詩人)、斉藤ネコ(ヴァイオリニスト)、新沢としひこ(シンガーソングライター)
 前売券   中学生以上は3,700円、 小学生以下は2,700円   ※当日は300円高くなります。 (全席自由)
連絡先   ギャラリー写楽  電話・FAXともに  0835−24−1099
   
 以上です。

 
  ※ 「子ども読書支援センターニュース」のバックナンバーは、こちらからもご覧になれます。