子ども読書支援センターニュース No.39

2007年8月24日
山口県立山口図書館内子ども読書支援センター発行
TEL083-924-2111 FAX083-932-2817

【子ども読書支援センター関連行事】

☆ 第39回新刊児童書研究会のお知らせ
※毎月第4金曜日に開催しています。詳細はこちらをご覧ください。

日時
9月27日(木曜日) 午後1時30分から午後3時30分まで。
※今月は木曜日に開催します。
会場
山口県立山口図書館3階 子ども読書支援センター会議室
対象
大人。定員20名まで。(できるだけ事前にお申し込みください。)
お知らせ
9月29日(土曜日)、30日(日曜日)は、新刊児童書全点がどなたでもご覧いただけます。閲覧ご希望の方は、子ども資料室カウンターでお申し込みください。

【8月の新刊児童書研究会でご紹介した本(一部)】(本の価格は消費税抜きの価格です。)

<絵本>
『いぬとねこ 韓国のむかしばなし』 ソ・ジョンオ再話 シン・ミンジェ絵 おおたけきよみ訳 光村教育図書 2007年7月 1600円
犬と猫と暮らしていたおばあさん。竜王にもらった魔法の玉を欲張りばあさんに取られてしまった。犬と猫は取り返しに行くことに…。韓国の愉快な昔話。
『狂言えほん ぶす』 内田麟太郎文 長谷川義史絵 ポプラ社 2007年7月 1200円
「これは、ぶすというものじゃ。きあいをいれてるすをせい」と主人に頼まれた太郎冠者と次郎冠者。ぶすは、その上を吹いてきた風に当たるだけで命を失う危険なものだという。狂言の中でもよく知られている「ぶす」を描いた絵本。
『幸せさがし』 瀬戸内寂聴文 はたこうしろう絵 講談社 2007年7月 1400円
遠い西の国には仏様がいて、どうしたら幸せになれるか教えてくれるという。お母さんが死ぬ間際に言った言葉を支えに、少年チンフーは幸せ探しの旅に出る。自分のことより、人のことを心配するチンフーのやさしさが伝わる中国の昔話。
『ぼくのコブタは、いいこでわるいこ』 マーガレット・ワイズ・ブラウン文 ダン・ヤッカリーノ絵 灰島かり訳 BL出版 2007年7月 1300円
「いいこで、わるいこで、げんきなコブタがいいな」ある日、ピーターはママにコブタを飼いたいとおねだりした。1952年に亡くなったマーガレット・ワイズ・ブラウンの未発表作品が絵本になった。
『ラングリーのみみ』 ユリア・ゴシュケ作・絵 徳永玲子訳 ポプラ社 2007年7月 1200円
長い耳のせいで犬のラングリーは失敗ばかり。「どうしてぼくだけこんなにながいみみなんだろう…」そのまんまの自分でいいんだよ、というメッセージのこめられた愉快な絵本。
『すーびょーるーみゅー』 谷川俊太郎文 土佐信道絵 クレヨンハウス 2007年7月 1200円
「すーごーはーし たーるーみーにー ぼーぼーめーらー しゅーぼーにゅーりー」…。呪文のような不思議な言葉に触発されて変化していく絵本。「赤ちゃんからの絵本」シリーズの1冊。
<小学生向き読み物>
『あるひあひるがあるいていると』 二宮由紀子作 高畠純絵 理論社 2007年7月 1000円
「ある日 あひるが 歩いていると」というように、「あ」「い」「う」「え」「お」がつく言葉で語られる5つのお話を収載。2冊目『からすとかばのかいすいよく』も同時出版。
『ホラーバス 1』 パウル・ヴァン・ローン作 岩井智子訳 学研 2007年7月 800円
謎の作家オノバルからホラーバスに招待された4年A組の子供たちとベーカー先生。ホラーバスの中で、子供たちは怖い話を次々と聞くことに…。オランダで大人気の本。
『わらいボール』 赤羽じゅん作 岡本順絵 あかね書房 2007年7月 900円
学校で突然出会った落書き忍者「くるみまる」。ゆうやは、くるみまるに竹筒に笑い声を集めてくれと頼まれる。低学年向けのゆかいな物語。
『やねの上のカールソンだいかつやく』 リンドグレーン作 石井登志子訳 岩波書店 2007年7月 2200円
ストックホルムの上空を飛んでいる奇妙な物体は一体何なのか?報奨金付きの「おたずね者」になったカールソン。人気シリーズ第3作初の邦訳。
『緑の模様画』 高楼方子作 福音館書店 2007年7月 1600円
海の見える坂の街で、多感な少女時代を過ごすまゆ子とアミとテト。木立の中に見つけた秘密の場所を共有し、キラキラとした日々を過ごすそれぞれの心模様を描く。
<中高生向け>
『14歳からの政治 2』 浅古瑞紀ほか著 ゴマブックス 2007年8月 1400円
谷垣禎一、鈴木俊一、石破茂、義家弘介、東国原英夫ら、現職の国会議員や知事に中学2年生3人が日頃思っている疑問を直接インタビューして聞き取りしたもの。
『シャイニング・オン』 ジャクリーン・ウィルソンほか著 理論社 2007年6月 1300円
ジャクリーン・ウィルソン、メグ・キャボット、アン・ファインなどティーンズに人気の作家たちによるアンソロジー。
<研究書>
『絵本でほどいていく不思議』 松井るり子著 平凡社 2007年7月 1500円
日々の暮らしの中で手を動かしながら子どもを育て、一緒に絵本を読んできた体験から絵本を読み解く絵本のガイドブック。

☆平成19年度「子ども読書指導者養成講座」第2回、第3回開催のお知らせ
詳細はこちらをご覧下さい。

講座内容及び開催日程
日時 会場 内容・講師など
2回目 9月5日(水曜日)
10:30〜15:00
防府市地域協働センター多目的ホール(「ルルサス防府」2階) 基礎講座(2)
「お話会のプログラムについて」
講師:佐藤凉子(全日本語りネットワーク運営委員長)
9月4日(火曜日)
10:30〜15:00
山陽小野田市立中央図書館
3回目 9月12日(水曜日)
10:30〜15:00
防府市地域協働センター多目的ホール(「ルルサス防府」2階) 実践講座
「読み聞かせの基本と実際」
講師:山本安彦(山口県立山口図書館 子ども読書支援センター主査)
9月14日(金曜日)
10:30〜15:00
山陽小野田市立中央図書館
対象 子ども読書団体関係者、学校図書館・公共図書館職員など、子どもと本を結ぶ活動をしている方。
定員 各回50名程度(申し込み先着順)
参加費 無料です。

☆2・3歳児のためのおはなし会のお知らせ
※毎月第1火曜日に開催しています。詳細はこちらをご覧ください。

日時
平成19年9月4日(火曜日)  午前11時から11時20分まで
平成19年10月2日(火曜日)  午前11時から11時20分まで
会場
山口県立山口図書館2階 子ども資料室
対象など
2〜3歳児とその保護者。定員は約20名。
(当日参加もできますが、できるだけ事前にお申し込みください。)

【7月のおはなし会で使った絵本】

  1. はっぱのなかでみいつけた ひろのたかこ作 福音館書店
  2. すいかです 川端誠作 文化出版局
  3. こぐまちゃんのみずあそび わかやまけん作 こぐま社
  4. しゅっぱつしんこう! 山本忠敬作 福音館書店
  5. だあれだ まつおかたつひで作・絵 ポプラ社
  6. ぞうくんのさんぽ なかのひろたか作・絵 福音館書店
  7. はらぺこへびくん みやにしたつや作・絵 ポプラ社

【県内の動き】

★NHKこども広場2007〜中原中也生誕百年記念〜

日時
平成19年9月16日(日) 午前10時〜午後4時
会場
山口情報芸術センター、NHK山口放送局ハートプラザ ※入場無料
主催
NHK山口放送局
内容
  1. キミは天才詩人!親子ワークショップ 午前の部 10:30〜/午後の部 13:00〜 講師:長谷川義史(絵本作家)
  2. 絵本作家長谷川義史の言葉あそびライブ 15:00〜16:00
  3. おばたのぶこさんの詩とおはなしと遊び 10:30〜、11:30〜、13:30〜
  4. 詩もたのしむおはなし会 10:00〜、11:00〜、13:00〜、14:00〜、14:30〜
  5. 絵本『おかあさんになったノラ』&長谷川義史絵本原画展 会場:NHK山口放送局 会期:9月8日(土)〜17日(祝)
その他、「はじめての親子クラシックコンサート」など
連絡先
NHK山口放送局「こども広場」係 TEL:083-921-3733

★わくわく絵本ライブ〜子どもと本ジョイントフェスタ〜

日時
平成19年9月17日(祝・月) 午後2時〜3時 サイン会あり
会場
アスピラート(防府市地域交流センター)リハーサル室
主催
山口県子ども文庫連絡会
講師
長谷川義史(絵本作家)
定員
120名(要申し込み)
参加費
500円(おとな・こども同額)
主催
こどもと本ジョイントネット21・山口
連絡先
TEL:083-920-1016(伊藤) TEL:0835-21-3964(伊賀)

以上です。

※「子ども読書支援センターニュース」のバックナンバーは、こちらからもご覧になれます。

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