子ども読書支援センターニュース No.42

2007年11月25日
山口県立山口図書館内子ども読書支援センター発行
TEL083-924-2111 FAX083-932-2817

【子ども読書支援センター関連行事】

☆ 第42回新刊児童書研究会のお知らせ
※毎月第4金曜日に開催しています。詳細はこちらをご覧ください。

日時
12月27日(木曜日) 午後1時30分から午後3時まで。
※祝日ですが、図書館は開館しております。
会場
山口県立山口図書館3階 子ども読書支援センター会議室
対象
大人。定員20名まで。(できるだけ事前にお申し込みください。)
お知らせ
※今回は、年末のため木曜日開催です。新年1月5日(土)、6日(日)は、新刊児童書全点がどなたでもご覧いただけます。

【11月の新刊児童書研究会でご紹介した本(一部)】(本の価格は消費税抜きの価格です。)

<絵本>
『おしり』 さとうあきら写真 さえぐさひろこ文 アリス館 2007年9月 1300円
カバのおしり、キリンのおしり、マンドリルのおしり…。いろんな動物のおしりの表情が楽しい写真絵本。
『なおみ』 谷川俊太郎作 沢渡朔写真 福音館書店 2007年10月 900円
「なおみ なおみ わたしはむっつ なおみ なおみ あなたはいくつ?」少女と人形「なおみ」との心の交流と別れを描いた写真絵本。
『よにもふしぎな本をたべるおとこのこのはなし』 オリヴァー・ジェファーズ作 三辺律子訳 ヴィレッジブックス 2007年10月 1400円
ヘンリーは本が大好き。でも、読むのではなくて、食べるのが! 食べれば食べるほどヘンリーの頭は良くなっていく。ついに先生よりも賢くなって…。
『ゆきだるまくん、どこいくの?』 たむらしげる作 偕成社 2007年10月 1000円
男の子が庭につくった雪だるまが、男の子がお昼ご飯を食べている間にスキーに乗ってすべり  はじめた。ところが途中、クマにぶつかりクマに追われることに…。テンポよく展開するハラハラドキドキの絵本。
<小学生向き読み物>
『かわいいこねこをもらってください』 なりゆきわかこ作 垂石眞子絵 ポプラ社 2007年10月 900円
学校の帰り道、林の中でちいちゃんはダンボールの中に捨てられた子猫を見つけた。お家に連れて帰るが、アパートなので飼うことができない。大家さんからも注意される。ちいちゃんとおかあさんはチラシを配り、飼ってくれる人を懸命に探すが…。ちいちゃんの気持ちを思いやるおかあさんの気持ちが伝わっているあたたかい物語。
『きつねのフォスとうさぎのハース』 シルヴィア・ヴァンデン・ヘーデ作 テー・チョンキン絵 野坂悦子訳 岩波書店 2007年9月 1900円
くいしんぼうのキツネのフォスとしっかり者のうさぎのハース。森の中で暮らすこの二人と友だちのフクロウ、フクロウのお家で生まれたピヨたちが繰り広げるヨーロッパで人気の絵物語。
<ノンフィクション>
『ふしぎな鳥の巣』 鈴木まもる文・絵 偕成社 2007年10月 1400円
鳥の巣は生命が生まれ育まれるところ。たまごやヒナを守るため、クモの糸や枯れ草を使ったり、鳥たちはいろんな工夫をして巣を作っている。さまざまな鳥の巣の不思議さが伝わってくる絵本。
『絵本もうひとつの日本の歴史』 中尾健次文 西村繁男絵 解放出版社 2007年10月 2500円
古代社会から現代にいたるまで、日本の歴史や文化を支えてきた「裏方」の人びとに焦点を当て絵本としてまとめたもの。中世以降の鍛冶や皮なめしの村などの変遷を絵でたどる。
<中高生向け>
『さよなら僕の夏』 レイ・ブラッドベリ作 北山克彦訳 晶文社 2007年10月 1600円
『たんぽぽのお酒』の原書が出版されて50年。12歳だった主人公のダグラス・スポールディングは14歳になろうとしていた。舞台は、アメリカ中西部の小さな町グリーンタウン。一体ダグラスに何が起こったのか? 『たんぽぽのお酒』の続編。
『オチケン!』 大倉崇裕作 理論社 2007年9月 1300円
入学早々、廃部寸前の落語研究会に入部するはめになった越智健一。そこで、勝手な先輩たちに振り回され、そのうえ奇妙な事件も起きて…。落語の面白さを生かした連作ミステリー。
<研究書>
『大人のための絵本ガイド 心を震わす感動の絵本60』 金柿秀幸著 ソフトバンククリエイティブ 2007年3月 700円
『わたしのいもうと』『おじいちゃんがおばけになったわけ』など、「あるときは心温まり、あるときは涙がこみ上げ、あるときは胸が苦しくなる」そんな絵本60冊のあらすじと見どころを紹介。大人に向けた絵本ガイドブック。
『読書の森づくり 子育ては本との出会いから』 茅野市の実践読りーむ in ちの編集委員会編 信濃毎日新聞社 2007年9月 1400円
全国に先駆けて読書推進活動に取り組んだ茅野市。「ファーストブックプレゼント」や小学1年生全員に本を贈る「セカンドブックプレゼント活動」「朝読書」 など、行政と市民が手を携え取り組んできたその活動内容を紹介する。

☆2・3歳児のためのおはなし会のお知らせ
※毎月第1火曜日に開催しています。詳細はこちらをご覧ください。

日時
平成19年12月4日(火曜日)、1月8日(火曜日) 午前11時〜11時20分
会場
山口県立山口図書館2階 子ども資料室
対象など
2〜3歳児とその保護者。定員は約20名。
(当日参加もできますが、できるだけ事前にお申し込みください。)

【11月のおはなし会で使った絵本】

  1. せんべせんべやけた ましませつこ絵 こばやしえみこ案 こぐま社
  2. まるくておいしいよ こにしえいこ作 福音館書店
  3. びっくりばこ 桑原伸之作 あすなろ書房
  4. おかあさんのパンツ 3 山岡ひかる作 絵本館
  5. ゴリラのパンやさん 白井三香子作 渡辺あきお絵 金の星社
  6. どどどどど 五味太郎作 偕成社

【県内の動き】

★英語でおはなし会

日時
平成19年12月1日(土) 午前10時〜11時
会場
光市立図書館2階視聴覚室
講師
アレックス・オオクボ
内容
英語の絵本の読み聞かせや手あそび
参加費
無料
主催
光市立図書館
定員
30名程度(英語を楽しめる子どもたち)
連絡先
同図書館 TEL:0833-72-1440

★「本はともだち」連続講座〜絵本を楽しむ会〜

日時
平成19年12月2日(日) 午後2時〜3時
会場
南岩国供用会館(岩国市南岩国) TEL:0827-31-1934
講師
村中李衣(児童文学作家)
主催
山口県子ども文庫連絡会
共催
文庫「そらいろのおうち」
対象
幼児(年長)・小学生とその保護者
参加費
大人のみ500円 ※講演会終了後、サイン会や交流会(大人のみ)もあり。
申込・連絡先
TEL:0827-31-0533(長光)

★子どもの本の作家によるスペシャルトーク

日時
平成19年12月4日(火) 午後2時〜3時
会場
美東町立鳳鳴小学校
講師
近藤薫美子(絵本作家)
内容
自作絵本を語る
主催
こどもと本ジョイントネット21・山口
連絡先
TEL:0837-65-2091(佐々木)

★あなたもストーリーテラー〜ストーリーテリング入門講座〜

日時
平成19年12月8日(土) 午前10時〜12時
会場
光市立図書館2階視聴覚室
講師
小林いづみ(呉ストーリーテリングの会代表)
対象
ストーリーテリングに興味のある方・はじめたい方
定員
40名程度(申込み先着順)
主催
光市立図書館&語りの会
連絡先
同図書館 TEL:0833-72-1400

以上です。

※「子ども読書支援センターニュース」のバックナンバーは、こちらからもご覧になれます。

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