子ども読書支援センターニュース No.54

2008年11月19日
山口県立山口図書館内子ども読書支援センター発行
TEL:083-924-2111 FAX:083-932-2817

【子ども読書支援センター関連行事】

☆第55回新刊児童書研究会のお知らせ
※毎月第4金曜日に開催しています。詳細はこちらをご覧ください。

日時
12月26日(金) 午後1時30分〜3時
会場
山口県立図書館子ども読書支援センター会議室(3階)
対象
大人
お知らせ
12月27日(土曜日)は、新刊児童書全点がどなたでもご覧いただけます。
※28日(日曜日)は、年末のため休館です。

【11月の新刊児童書研究会(11月27日)でご紹介する本(一部)】(本の価格は消費税抜きの価格です。)

<絵本>
『クリスマスのふしぎなはこ』  長谷川摂子 文  斉藤俊行 絵  福音館書店  2008年10月  743円
庭で見つけたふしぎな箱。こっそり中をのぞいてみると、サンタさんが眠っていた。その次に箱をあけると、サンタさんは出発するところだった。クリスマスを待つ子どもの気持ちが伝わってくる絵本。
『あっ!ゆきだ』  フランクリン M.ブランリー 作  ホリー・ケラー 絵  たかはしつねや 訳  福音館書店  2008年10月  1300円
雪だるまをつくったり、スキーをしたり、雪で遊ぶのは楽しい。だけど、よく考えると雪って不思議。雪の下は寒いのか、暖かいのか。雪はどんなふうに役に立っているのか、雪がとけるとどうなるのか…。雪について思いをめぐらす小さい子向けの絵本。「みつけようかがく」シリーズの1冊。
『ペンギンのヒナ』  ベティ・サム 作  ヘレン K.デイヴィー 絵  はんざわのりこ 訳  福音館書店  2008年10月  1300円
ペンギンは氷の世界の中で、どうやって子どもを育てるのだろう。南極のコウテイペンギンの子育ての様子を小さい子にも分かるように説明した絵本。「みつけようかがく」シリーズの1冊。
『はしれ、きかんしゃちからあし』  小風さち 文  藍沢みみ 絵  福音館書店  2008年10月  1500円
あるところに大変力持ちの蒸気機関車「ちからあし」がいた。「ごっごっ ごっごっ」ちからあしは、力強く、戦争も乗り越え、人々のために長年活躍していたが、ディーゼル機関車が登場し、蒸気機関車の姿が消え、ついに、ちからあしも、その役目を終えることに……。
『ちいさな魔女からの手紙』  角野栄子 作  ポプラ社  2008年10月  1600円
ひとりぼっちの少女のもとに手紙が次々と届き始めた。その手紙には、素敵な魔法がかかっていた……。20人の画家が描いた魔女の絵のそれぞれに、手紙形式の文章を添えた楽しい絵本。
<小学生向け読み物>
『山田守くんはたぬきです』 市川宣子 作  飯野和好 絵  小学館  2008年10月  1200円
人間には、ただの人間とたぬきが化けている人間の2種類がある。第1小学校2年4組に転校してきた山田守くんは、化けたぬきだった。化けたぬきの仕事は、人間になって動物たちを守ること。山田守くんを中心に繰り広げられる愉快な物語。中学年向け。
『だじゃれたっぷり宇宙大作戦』 内田麟太郎 作  工藤ノリコ 絵  佼成出版社  2008年10月  1300円
「でたらめこそ、わが命!」が口ぐせのいいかげんでお酒が好きで貧乏なオジサン、ダリ博士。その博士が、無人探査船「ウロウロ号」が発見したという酒星と大金星に行って酒と金貨を持って帰るというガラガラ・ドン大統領の無理難題に挑んだ。果たして博士の運命は? 中学年向け。
『フングリコングリ 図工室のおはなし会』  岡田淳 作・絵  偕成社  2008年10月  1000円
図工室に訪れる不思議なお客〜シジミチョウや金魚、テントウムシなど〜に、図工室の先生が語って聞かせる不思議なお話。体が浮かび上がったり、透明人間になったり……。表題作「フングリコングリ」ほか6編を収載。中・高学年向け。
<ノンフィクション>
『てのひらかいじゅう』  松橋利光 写真と文  そうえん社  2008年9月  1100円
手のひらに乗るような小さなトカゲも拡大して見ると、まるで大きな怪獣! トカゲの仲間たちを手のひら怪獣として紹介する幼い子向けの写真絵本。
<中高生向け読み物>
『8分音符のプレリュード』  松本祐子 作  小峰書店  2008年9月  1500円
吹奏楽部でフルートを吹いている果南(かなみ)の学校に、1人の少女が転校してきた。彼女は、有名な天才ピアニストの透子(とうこ)だった……。指をケガしてピアノから離れ、クラスの中で孤高を保っている透子と大会での入賞を目指して特訓中の果南たちの青春物語。

☆2・3歳児のためのおはなし会のお知らせ
※毎月第1火曜日に開催しています。詳細はこちらをご覧ください。

日時
平成20年12月2日(火曜日)、1月6日(火曜日) 午前11時〜11時20分
会場
山口県立山口図書館2階 子ども資料室
対象など
2〜3歳児とその保護者。定員は約20名程度。
(当日参加もできますが、できるだけ事前にお申し込みください。)

【11月のおはなし会で使った絵本】

  1. おはなつんつん  武内祐人 作  くもん出版  2008年6月
  2. わんわん  長野ヒデ子 作・絵  ポプラ社  2008年5月
  3. わにわにのおふろ  小風さち 文  山口マオ 絵   福音館書店  2004年10月
  4. どうぶつもようでかくれんぼ  いしかわこうじ 作・絵  ポプラ社  2008年7月
  5. そら、はだかんぼ  五味太郎 作  偕成社  1987年5月
  6. サンドイッチ サンドイッチ  小西英子 作  福音館書店  2008年9月

【県内の動き】

★あきやまただし絵本ライブ

日時
11月26日(水曜日) 午後3時〜4時30分
会場
室積公民館大ホール(光市)
講師
あきやまただし(絵本作家)
定員
100名
参加費
無料
主催
室積公民館「放課後子ども教室」
申込方法
往復葉書
申込先
〒743−0001 光市室積1−4−1 室積公民館 「あきやまただし絵本ライブ」係
連絡先
室積公民館 TEL:0833-78-0267 / FAX:0833-79-0444

★Bunちゃんのおはなし会

日時
12月5日(金曜日) 午前10時15分〜11時
会場
光市総合保健センター あいぱーく光 健診ホール
講師
荒木文子(子どもの文化研究所所員)
対象
2歳以上
参加費
無料
主催
光市立図書館
連絡先
同図書館 TEL:0833-72-1440

★お父さんとお母さんの読みきかせ教室

日時
12月6日(土曜日) 午後1時30分〜3時
会場
パルトピア山口(山口市)
講師
のぶみ(絵本作家)
対象
2〜6歳の子どもと親
主催
活字文化推進会議
応募方法
Eメール、FAX、はがきで
  • Eメールアドレス:katsuji@yomiuri.com
  • FAX:03-5211-7285
  • 住所:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3−12−3−8F
連絡先
活字文化推進会議事務局 TEL:03-3217-4302

★わらべうたを伝える〜第3回乳幼児向けおはなしボランティア養成講座〜

日時
12月17日(水曜日) 午前10時〜12時
会場
光市立図書館2階視聴覚室
講師
村上珠美(福岡コダーイ芸術教育研究所所員)
定員
40名程度(先着順)
参加費
無料
内容
わらべうたについて(伝承と実践)
主催
光市立図書館
連絡先
同図書館 TEL:0833-72-1440

※子どもの本や読書についてのイベント情報をお寄せください。

以上です。

※「子ども読書支援センターニュース」のバックナンバーは、こちらからもご覧になれます。

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