子ども読書支援センターニュース No.58
2009年3月19日
山口県立山口図書館内子ども読書支援センター発行
TEL:083-924-2111 FAX:083-932-2817
山口県立山口図書館内子ども読書支援センター発行
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【子ども読書支援センター関連行事】
☆第59回新刊児童書研究会のお知らせ
※毎月第4金曜日に開催しています。詳細はこちらをご覧ください。
- 日時
- 平成21年4月24日(金曜日) 午後1時30分〜3時
- 会場
- 山口県立図書館子ども読書支援センター会議室(3階)
- 対象
- 大人
- お知らせ
- 平成21年4月25日(土曜日)、4月26日(日曜日)は、新刊児童書全点がどなたでもご覧いただけます。
【3月の新刊児童書研究会(3月27日)でご紹介する本(一部)】(本の価格は消費税抜きの価格です。)
<絵本>
- 『ツバメのたびー5000キロのかなたからー』 鈴木まもる 作 偕成社 2009年2月 1400円
- 南の国からやってくるツバメはどのようにしてやってくるのか。冷たい風の中を、雨の中も、海を越え飛び続ける……。 ツバメの気持ちになって楽しめる絵本。
- 『かいてんずしだいさくせん』 平田昌広 文 平田景 絵 講談社 2009年2月 1500円
- かあちゃんのいない日、あきらは父ちゃんに回転寿司に連れて行って、とねだった。父ちゃんからは、「模様のある皿はとるなよ」と言われたが、お店には絶品のネタがいっぱい!元気もりもり楽しい絵本。
- 『ニコラスどこにいってたの?』 レオ・レオーニ 作 谷川俊太郎 訳 あすなろ書房 2009年1月 1500円
- 野いちごが大好きな野ねずみのニコラスたち。でも、赤くてあまい野いちごは、いつも鳥たちに食べられてしまっていた。そこで、ニコラスは鳥たちよりも先においしい野いちごを見つけようと一人で出かけるが……。1988年佑学社刊の復刊本。
- 『よぞらをみあげて』 ジョナサン・ビーン 作 さくまゆみこ 訳 ほるぷ出版 2009年2月 1200円
- 弟や妹も、おとうさんもおかあさんも眠ってしまった。でも、わたしは、今日、なんだか眠れない。やさしい風に誘われて、そっとベッドを抜け出して屋上へ……。読後、心がじんわりあたたかくなる絵本。
<小学生向け読み物>
- 『ハナカミ王子とソバカス姫』 舟崎克彦 作 ささきみお 絵 ひさかたチャイルド 2009年2月 1200円
- 前の住んでいた人が置いていった本棚のあるベッドルームのドアを開けたら、突然、目の前に小さな王子が現れた。「ぼくのあとについてこい」と言う。ついて行った部屋の向こう側は、「王子とドラゴンの城」という本の世界だった……。低学年〜中学年向き。
- 『のろのろひつじとせかせかひつじ』 蜂飼耳 作 ミヤハラヨウコ 絵 理論社 2009年1月 1200円
- のろのろひつじとせかせかひつじは、お隣同士のお友だち。いっしょに毛を刈りに行き、町にでかけたり……。中原中也賞受賞詩人による物語。
- 『ダイヤモンド・ブラザーズ ケース2 裏切りのクジャク』 アンソニー・ホロヴィッツ 作 金原瑞人 訳 文渓堂 2009年2月 900円
- ニックはスネープ警部から、犯罪者として刑務所に入り、服役中の15歳の悪党ジョニー・パワーズからフェンスの正体を探るという極秘任務を依頼される。ニックは断ったが、罠にはめられ、犯罪者として刑務所に入れられてしまう……。シリーズ第2弾。中・高学年向き。
<ノンフィクション>
- 『ヘビのひみつ』 内山りゅう 写真・文 ポプラ社 2009年2月 1200円
- 手足がなくて、ニョロニョロ動くヘビ。日本に生息するアオダイショウ、シマヘビ、ヒバカリ、ヤマカガシ、ニホンマムシについて、ヘビのひみつを探る写真絵本。幼児から小学校低学年向き。
- 『ちきゅうのためにできる10のこと』 メラニー・ウォルシュ 作 山本和子 訳 チャイルド本社 2009年1月 1500円
- 部屋を出るとき、歯をみがいている間、ごみを見つけた時、どうすればいいのかな?「わたし」や「ぼく」が、地球を守るためにできる10の簡単なことってどんなこと? 楽しく学べるしかけ絵本。幼児から小学校低学年向き。
<中高生向け読み物>
- 『虎と月』 柳広司 作 理論社 2009年2月 1400円
- 父は虎になった。とうてい信じられない。しかし、父が詠ったという漢詩には、虎になった人間にしかわからない悲痛な心の叫びが込められていた……。中島敦「山月記」に想を得た奇想天外な物語。高校生向き。
<研究書>
- 『五分間で語れるお話 もっと聞かせて!短いお話48編』 マーガレット・リード・マクドナルド 著 佐藤凉子 訳 編書房 2009年2月 1700円
- アメリカ、インドネシア、メキシコなど、世界各国から集めた、面白くてすぐに語れる短いお話48編。5分以内で語ることのできる、魅力的なストーリー。『三分間で語れるお話』に次ぐ短いお話コレクション第2弾。
- 『この絵本が好き! 2009年版』 別冊太陽編集部 編 平凡社 2009年3月 1143円
- 国内の絵本好き107名のアンケートによる2008年に出版された絵本のベスト24(国内11点、海外13点)を掲載。2008年の絵本の各賞や注目の展覧会、初山滋と茂田井武の特集もあり。巻末に出版された主な絵本約1200冊のリストあり。
☆2・3歳児のためのおはなし会のお知らせ
※毎月第1火曜日に開催しています。詳細はこちらをご覧ください。
- 日時
- 平成21年4月7日(火曜日)、5月12日(火) 午前11時〜11時20分
- 会場
- 山口県立山口図書館2階 子ども資料室
- 対象など
- 2〜3歳児とその保護者。定員は約20名程度。
(当日参加もできますが、できるだけ事前にお申し込みください。)
【3月のおはなし会で使った絵本】
- 『ちょうちょうひらひら』 まど・みちお 文 西巻茅子 絵 講談社 2008年2月
- 『だあれだ』 まつおかたつひで 作・絵 ポプラ社 2006年8月
- 『おにぎりくんがね…』 とよたかずひこ 作・絵 童心社 2008年9月
- 『しっぽをぎゅっ』 ふくだいわお 作 フレーベル館 2008年2月
- 『おかしなかくれんぼ』(大型絵本) 山脇恭 作 末崎茂樹 絵 チャイルド本社 2008年5月
【県内の動き】
★「子どもに本を」スキルアップ講座
- 日時
- 平成21年3月28日(土曜日) 午後1時30分〜3時30分
- 会場
- 下松市立中央公民館
- 講師
- 金野実加枝(「九州おはなしかご」主宰)
- 内容
- 明日から使える手あそび・指あそびベスト10
- 対象
- 大人
- 参加費
- 300円
- 主催
- こどもと本ジョイントネット21・山口
- 連絡先
- 山田 TEL:0833-46-1347 山本 TEL:083-924-8745
★絵封筒教室
- 日時
- 平成21年3月28日(土曜日)、29日(日曜日) 午前10時〜11時30分、午後1時30分〜3時の各2回
- 会場
- コアプラザかの(周南市鹿野) TEL:0834-68-0030
- 内容
- 絵封筒をつくってみよう
- 持参するもの
- 色鉛筆等
- 講師
- 内尾夕子(絵封筒作家、イラストレーター)
- 対象
- 子どもから大人まで
- 定員
- 各30人
- 主催
- 明るく元気な鹿野をつくる会
- 参加費
- 200円
- 企画・編集
- 松田素子(周南市出身、川崎市在住。絵本の編集者)
- 備考
- 「efuto絵封筒展」(会期:3/15〜4/12、時間:8:30〜21:30)も同会場にて開催
- 連絡先
- 長嶺 TEL:0834-68-2094
※子どもの本や読書についてのイベント情報をお寄せください。
以上です。