子ども読書支援センターニュース No.65

2009年10月23日
山口県子ども読書支援センター発行
(山口県立山口図書館内)
TEL:083-924-2111 FAX:083-932-2817

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【山口県子ども読書支援センター関連行事】

☆第66回新刊児童書研究会のお知らせ
※毎月第4金曜日に開催しています。詳細はこちらをご覧ください。

日時
11月20日(金曜日) 午後1時30分〜3時
会場
山口県立山口図書館 山口県子ども読書支援センター会議室(3F)
対象
大人
お知らせ
※11月21日(土)、22日(日)は、新刊児童書全点がどなたでもご覧いただけます。

☆子ども読書フォーラム「おはなしカーニバルin萩」開催
詳細はこちらをご覧下さい。

日時
11月7日(土曜日) 午後1時30分〜午後4時30分
会場
サンライフ萩(萩市土原) TEL 0838-26-1333
内容
13:30〜13:55 平成21年度山口県子ども読書活動団体表彰式
14:00〜15:30 講演「言葉の力、詩の力」
         講師 ねじめ正一(詩人・作家) 対象:大人 定員:250名
14:00〜15:30 みんなで読みあいワークショップ
         講師 村中李衣(梅光学院大学教授、児童文学作家) 対象:小学3年生以上 定員:40名
15:40〜16:30 わくわく、ドキドキ、おはなし広場
         内容 山口県子ども読書活動団体表彰グループによる実演 対象:おおむね3歳以上大人まで 定員:250名
14:00〜15:30のプログラム「講演」「ワークショップ」はどちらか一方の参加となります。
主催
子ども読書地域スクラム事業inYAMAGUCHI実行委員会
参加申込(先着順・無料)
山口県子ども読書支援センター(県立図書館内 TEL 083-924-2111)

☆子どもと読書チャレンジ講座

日時
11月14日(土曜日) 午前10時〜午後3時
内容
なぜ?どうして?びっくり!(講義)
やってみよう!科学遊び(実習)
会場
県立図書館 山口県子ども読書支援センター会議室(3F)
対象
大人
定員
先着30名

【新刊児童書から】(本の価格は消費税抜きの価格です。)

<絵本>
『おはなをどうぞ』  三浦太郎作  のら書店  2009.9 \1200
メルシーちゃんは、おかあさんにあげるおはなをたくさんつんで、おうちへいそぎます。そこへ、うさぎがやってきて、メルシーちゃんはおはなを少しおすそわけ。らいおん、きりん、ぞうと次々にやってきて・・・。やさしいメルシーちゃんの心あたたまるおはなし。乳幼児から。
『ぐりとぐらのおまじない』  中川李枝子さく 山脇百合子え  福音館書店  2009.9 \600
「ちちんぷいの ぱくっ」「ちちんぷいの ぽい」嫌いなにんじん食べるとき、涙が出そうなとき、唱えてみよう、ぐりとぐらのおまじない。みんなの大好きな『ぐりとぐら』の最新刊。『ぐりとぐらのしりとりうた』も同時刊行。3、4歳から。
『ホットケーキできあがり!』  エリック・カール作 アーサー・ビナード訳  偕成社  2009.9 \1400
「きょうはでっかいホットケーキがたべたいなあ」とおもったジャックは、ホットケーキ作りのお手伝いをすることに。小麦を刈り取り粉にして、牛乳を絞ってバターを作り……。ホットケーキができるまでには、まだやることがいっぱい。原書の発行は1970年。訳者のアーサー・ビナード氏は詩集『釣り上げては』で中原中也賞を受賞した詩人。5、6歳から。
<読み物>
『ゴインキョとチーズどろぼう』  エミリー・ロッダ作 さくまゆみこ訳 たしろちさと絵  あすなろ書房  2009.9 \900
ネコイラン町チュウチュウ通り1番地のお金もちネズミのゴインキョの家には金色にかがやくチーズが山のようにある。そこへ、どろぼうが宝ものをねらっているという手紙が配られて……。「チュウチュウ通りのゆかいななかまたち」シリーズ第1弾。小学校低学年から。
『空と大地と虹色イルカ』  ながすみつき作 高田勲絵  学研  2009.9 \1200
6年生の大地は、祖父のオジイのような漁師になるのが夢。その大地のもとに、いとこの空が臨海学校に参加するためにやってきた。久しぶりに会う空だったが、空は自閉症という病を抱えていた……。第17回小川未明文学賞大賞受賞作品。小学校高学年から。
『バターサンドの夜』  河合二湖著  講談社  2009.9 \1300
「ねえねえ、あなた、モデルやらない?」駅前の本屋でそう声をかけられた赤羽明音は、橘女子中に入学したばかりの1年生。不審に思いながらも、ある理由から「事務所」を訪ねる。彼女をモデルにしたネットショップのファッションが徐々に人気を呼び始める。自分と他人との関係、家族とのつながりなど思春期の揺れ動く心を繊細に描いた作品。第49回講談社児童文学新人賞受賞作。著者は防府市出身で本作品がデビュー作。中学生から。
『獣の奏者 V 探求編』  上橋菜穂子著  講談社  2009.8 \1600
カザルム王獣保護場に戻っていたエリン。11年の歳月が流れ、彼女もまた母親となっていた。そんなとき、トカラ村の<牙>が大量死し、エリンは大公(アルハン)から呼び出しを受ける。かつて、母が無残な死を遂げたきっかけである<牙>の大量死。エリンは<牙>の死の真相を探り始める。母が命と引き換えにしてまで守ろうとしたものとは。『獣の奏者 W 完結編』も同時刊行。中学生から。
<ノンフィクション>
『お兄ちゃんは自閉症』  牧純麗著 森由美子監修・訳  クリエイツかもがわ  2009.9 \1400
アメリカ在住で自閉症の双子の兄を持つ日本人の女の子が10歳の時に書いた手記を中心に、自閉症の理解や障害のある子の「きょうだい児」について記す。小学校中学年から。
『学校では教えてくれない本当のアメリカの歴史 上(1492〜1901年)・下(1902〜2006年)』  ハワード・ジン著 レベッカ・ステフォフ編著 鳥見真生訳  あすなろ書房  2009.8 各\1500
1776年の独立宣言以来、急速な発展を遂げてきたアメリカ合衆国。コロンブスによるアメリカ大陸上陸からの歴史を読み解いていく。偉大な英雄として描かれることの多いコロンブスの真の姿や今も大きな社会問題として抱える人種差別問題、奴隷制度の起こり、繰り返される戦争の意図などについて、これまでとは違った視点から論を展開し、説得力がある。高校生から。
<研究書>
『PISAに対応できる「国際的な読解力」を育てる新しい読書教育の方法 −アニマシオンからブッククラブへ−』  有本秀文著  少年写真新聞社  2009.9 \1500
日本の子どもたちの「国際的な読解力」は現在の教育では育たない!子どもの段階に応じた読解力の向上につながる読書教育について、遊びやゲームを取り入れた「アニマシオン」と、同じ本をグループで読んで話し合う「ブッククラブ」を取り上げ、具体例を挙げて紹介する。

☆2・3歳児のためのおはなし会
※毎月第1火曜日に開催しています。(祝日の場合は翌週の火曜日)詳細はこちらをご覧ください。

日時
平成21年11月10日(火曜日)、12月8日(火曜日) 午前11時〜11時20分
会場
山口県立山口図書館2階 子ども資料室
対象など
2〜3歳児とその保護者。定員は約20名程度。
(当日参加もできますが、できるだけ事前にお申し込みください。)

【10月のおはなし会で使った絵本】

  1. ママだいすき(赤ちゃん絵本)  まど・みちお/文 ましませつこ/絵 こぐま社 2002.4
  2. いいおかお(赤ちゃん絵本)  松谷みよ子/文 瀬川康男/画 童心社 1967.4
  3. はねはねはねちゃん(赤ちゃん絵本)  なかがわりえこ/文 やまわきゆりこ/絵 福音館書店 1998.4
  4. さんさんさんかく(赤ちゃん絵本)  得田之久/文 織茂恭子/絵 童心社 2008.5
  5. いろいろたまご  山岡ひかる/作 くもん出版 2007.7

【県内の動き】

★子どもの本の作家によるスペシャルトーク

日 時
11月21日(土) 午前10時〜午後4時
会 場
ときわミュージアム(宇部市)
内 容
絵本作家本田哲也さん原画展&講演会 サイン会あり
参加費
資料代 300円
主 催
こどもと本ジョイントネット21・山口
連絡先
TEL 0836-33-0091(松本) TEL・FAX 0835-52-0196(蕨)

★accototoの絵本の世界

日 時
11月28日(土) 午前の部 9時30分〜  午後の部 13時〜
会 場
山口福祉文化大学附属図書館
講 師
accototoふくだとしお
内 容
絵本の読み聞かせ、お絵かき
対 象
幼児〜小学校低学年
定 員
午前、午後の部 各30名
主 催
山口福祉文化大学児童文化サークル「ぴーかーぶー」
連絡先
山口福祉文化大学附属図書館 TEL 0838-24-4081

★講演会「おじいちゃんの出番!絵本で楽しむ孫育て」

日 時
11月29日(日) 午後1時30分〜3時
会 場
大海総合センター(山口市秋穂)
講 師
松田素子(フリー編集者、周南市出身)
主 催
草谷桂子(トモエ文庫主宰/絵本・児童文学作家)
主 催
図書館と友だちの会・秋穂
連絡先
TEL・FAX 083-984-2354(原田) TEL・FAX 083-984-2354(秋穂地域交流センター)

以上です。

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