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明治維新人物ギャラリー資料展示「吉田松陰と杉家の人々」

明治維新人物ギャラリー資料展示「吉田松陰と杉家の人々」のポスターです。

公開日:2014年12月18日、更新日:2015年1月10日

吉田松陰と、実家である杉家の人々に関する資料を紹介します。

期間:平成26年11月29日(土)~平成27年2月15日(日)

吉田松陰と杉家の人々

吉田松陰は、文政13年8月、萩藩の下級武士である父杉百合之介と母滝の二男として萩の松本村で生まれました。誕生の地は、現在松陰神社となっている場所から少し山を登った場所にあり、萩の城下を一望することができます。当時の間取りが残されていますが、6畳2間、3畳3間と台所、納屋という家に、祖母と両親、兄梅太郎、叔父吉田大助、師となる叔父玉木文之進など、多くの家族と一緒に暮らしていました。

松陰は5歳の時に吉田大助の仮養子となり、翌年大助が没して山鹿流兵学師範の吉田家を継ぐことになりますが、引き続き杉家で生活しています。杉家の家風については、後年、松陰が野山獄から妹の千代に与えた手紙からうかがい知ることができます。そこには「杉の家法に世の及びがたき美事あり」に続き、先祖を尊び、神様を崇め、親族は仲睦まじく、よく勉強し、田畑の事を自ら行うことなどがあげられ、「皆々能く心懸け候へ、是れ則ち孝行と申すものなり」と綴っています。

今回の展示では、幕末だけでなくその後の日本にも影響を与えることになった松陰と、松陰を支え続けた杉家の人々について、資料を紹介します。

展示資料

書名 著者名 出版者 出版年 請求記号
吉田松陰全集 第9巻 吉田 松陰 岩波書店 1935.11 Y121/G 4
吉田松陰全集 第10巻 吉田 松陰 岩波書店 1936.04 Y121/G 4
吉田松陰全集 第1巻 山口県教育会‖編 岩波書店 1940 Y121/G 8
吉田松陰全集 第12巻 山口県教育会‖編 岩波書店 1940 Y121/G 8
吉田松陰全集 第1巻 [吉田 松陰‖著] 大和書房 1972 Y121/K 2
吉田松陰全集 別巻 [吉田 松陰‖著] 大和書房 1974 Y121/K 2
吉田松陰全集 第1巻 山口県教育会‖編 マツノ書店 2001.01 Y121/N 1
吉田松陰全集 別巻 山口県教育会‖編 マツノ書店 2001.01 Y121/N 1
吉田松陰全集 第1巻 吉田/松陰‖[著] 大和書房 2012.2 Y121/P 2
吉田松陰全集 別巻 吉田/松陰‖[著] 大和書房 2012.2 Y121/P 2
脚注 解説 吉田松陰撰集 松風会‖編纂 松風会 1996.02 Y121/M 6

『吉田松陰全集』 「定本版」「普及版」「大衆版」~3種の全集~

(展示期間:平成26年11月29日(土)~平成27年1月9日(金))

吉田松陰の全集には、岩波書店から1934-1936年に出版された全10巻、同じく岩波書店から1938-1940年に出版された全12巻、大和書房から1972-1974年に出版された全10巻と別巻があり、それぞれ「定本版」「普及版」「大衆版」と呼ばれています。普及版は定本版をもとに漢文を書き下すなど平易に通読できるようにしています。大衆版は、普及版をもとに読み仮名や註解を増やし、別巻には定本版第10巻から普及版未収録のものや、外国文献に和訳を加えたものを収載しています。復刻版も発行されており、マツノ書店から2001年に発行されたものは普及版を底本とした全12巻と、定本版の諸史料や大衆版別巻の外国文献の和訳などを収載した別巻からなります。大和書房からも2012年に大衆版の復刻が発行されています。

これらに収録された数千点に及ぶ遺文の中から、重要な遺文を選び脚注・解説を付したものが『脚注 解説 吉田松陰撰集』(松風会編 松風会 1996 Y121/M6)です。

書名 著者名 出版者 出版年 請求記号
吉田松陰先生母堂杉瀧子略伝 稗田 雨山 白銀日新堂 1940.10 Y289/SU32
吉田松陰先生母堂瀧子刀自 河野 通毅 河野通毅 1938.06 Y289/SU32
吉田松陰の母 吉川 綾子‖著 泰山房 1941.09 Y289/Y 86/H 1
吉田松陰の母 福本 義亮‖著 誠文堂新光社 1941.11 Y289/Y 86/H 1
吉田松陰をめぐる女性たち 木俣 秋水‖著 大和書房 1980.05 Y289/Y 86/L 0
松陰の教学と杉家 松風会‖編 松風会 1984.3 Y289/Y 86/L4
心鳴りやまず 内藤/泰春‖作 「心鳴りやまず」発刊委員会 1999.11 Y289/Y 86/M 9
杉瀧子刀自 櫻井/健一‖編著 梓書院 2009.9 Y289/Su32

吉田松陰の母

吉田松陰の母・滝については、松陰を育て支えた人として、明治の頃から本や雑誌で取り上げられています。昭和15年に発行された『吉田松陰先生母堂杉瀧子略伝』では、松陰の兄・民治が引き継ぐ松下村塾で2年学んだ著者の稗田雨山(雪崖 せつがい。1865-1946)が接した滝の様子が伺えます。雪崖が16歳で入塾した明治14年、滝は75歳でしたが、頗る健康で、「風は吹いても山は動ぜずのドッシリとした態度」であったと書かれています。

関連資料

書名 著者名 出版者 出版年 請求記号
吉田松陰の人間学的研究 下程/勇吉‖著 広池学園出版部 1988.10 Y289/Y 86/L8
吉田松陰の研究 広瀬/豊‖著 マツノ書店 1989 Y289/Y 86/L9
維新の先覚 吉田松陰 山口県立山口博物館‖編 山口県教育会 1990.07 Y289/Y 86/M 0
人物書誌大系 34 吉田松陰 日外アソシエーツ 1996.11 Y289/Y 86/M 6
吉田松陰 徳富/蘇峰‖著 岩波書店 2001.11 Y289/Y 86/N 1
吉田松陰 田中/彰‖著 中央公論新社 2001.12 289.1/Y 86
吉田松陰の思想と生涯 第2版 改訂版 玖村/敏雄‖[述] 山口銀行 経営管理部 2006.10 Y289/Y 86/N 6
吉田松陰日録 松風会‖著 松風会 2007.9 Y289/Y 86/N 7
「青年」吉田松陰附近世防長史一端 河村/一郎‖著 [河村一郎] 2008.10 Y289/Y 86/N 8
吉田松陰 河上/徹太郎‖[著] 講談社 2009.1 Y289/Y 86/N 9
松陰神社所蔵宝物図録 松陰神社‖編集 松陰神社 2009.10 Y289/Y 86/N 9
吉田松陰 関/厚夫‖著 萩ものがたり 2009.4 Y289/Y 86/N 9
史伝吉田松陰 一坂/太郎‖[著] 学研パブリッシング 2010.5 Y289/Y 86/P 0
吉田松陰 川口/雅昭‖著 致知出版社 2010.8 Y289/Y 86/P 0
吉田松陰と塾生たち 萩博物館‖編 萩まちじゅう博物館出版委員会 2013.4 Y289/Y 86/P 3
吉田松陰と松下村塾 宝島社 2014.10 Y289/Y 86/P 4
講虎俳諧余話 香川/真澄 幕末を熱く語ろう実行委員会 2014.4 Y911.3/P 4
吉田松陰 上 童門/冬二‖著 学陽書房 2003.04 Y/D 85
吉田松陰 下 童門/冬二‖著 学陽書房 2003.04 Y/D 85
吉田松陰 古川/薫‖著 光文社 1989.6 Y/F 93
幕末維新のくに長州へ 山口県観光連盟 2014.2 Y289/Y 86/P 4
吉田松陰とその家族 一坂/太郎‖著 中央公論新社 2014.10 Y289/Y 86/P 4
吉田松陰の母 福本/義亮‖著 マツノ書店 2014.6 Y289/Y 86/P 4
杉民治先生伝 中村 助四郎‖著 マツノ書店 1981. Y289/SU32
文と萩物語 萩博物館 萩市大河ドラマ「花燃ゆ」プロジェクト推進協議会 2014.8 Y289/Ka86
吉田松陰の妹・文その生涯と真実 メディアックス 2014.10 Y289/Ka 86
松陰の妹文と松下村塾 かみゆ歴史編集部‖編 三才ブックス 2014.10 Y289/Ka86
松陰と妹 晋遊舎 2014.3 Y289/Y 86/P 4
歴史REAL吉田松陰と妹・文 洋泉社 2014.8 Y289/Y 86/P 4
吉田松陰とその妹文の生涯 不破/俊輔‖著 明日香出版社 2014.9 Y289/Y 86/P 4
松陰先生にゆかり深き婦人  広瀬/敏子‖著 マツノ書店 2014.11 Y280/P 4
久坂玄瑞の妻 田郷/虎雄‖著 河出書房新社 2014.11 /Ta18
久坂玄瑞の妻 田郷/虎雄‖著 KADOKAWA 2014.10 Y/Ta18
涙袖帖 伊賀上/茂‖著 マツノ書店 2014.6 Y159/P 4
花冠の志士 古川 薫‖著 文芸春秋 1979.7 Y/F 93
久坂玄瑞遺墨 一坂/太郎‖著 東行庵 1994.12 Y289/KU82
男爵楫取素彦の生涯 楫取素彦没後百年顕彰会‖編 毛利報公会 2012.8 Y289/Ka86
楫取素彦伝 村田 峰次郎‖著 群馬県文化事業振興会 2014.3 Y289/Ka86

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