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毛利元徳(明治維新人物調べかた案内 No.35)

作成日:2020年3月31日、公開日:2021年4月20日

毛利元徳について調べる資料をご紹介します。資料は山口県資料コーナーや明治維新人物ギャラリーの他、書庫内にあります。

なお、この調べ方案内の印刷用ファイルはこちら(PDF,274KB)です。ダウンロードしてご利用ください。

人物紹介

毛利元徳(モウリ・モトノリ)
天保10年(1839)~明治29年(1896)
諱:明敬・広封・定広、字:世敏、通称:長門守、雅号:静斎・萩の舎・波支曾能・躑躅園 他、幼名:騄尉(ろくのじょう)、諡:忠愛 

最後の萩藩主。山口藩知事。天保10年(1839)9月に徳山藩主毛利広鎮(ひろしげ)の十男として生まれる。嘉永4年(1851)11月、13代萩藩主毛利敬親の養子となり、名を明敬(はるたか)と改名、安政元年(1854)2月に世子となり広封(ひろあつ)に改名、同年3月に将軍徳川家定に謁見し、一字拝領して定広(さだひろ)に改名。元治元年(1864)の禁門の変により官位剥奪の処分を受け、名を広封に戻し、謹慎となる。

慶応3年(1867)10月に討幕の密勅をうけ、同年12月に王政復古により官位復旧、明治元年(1868)2月に上洛し3月に議定となる。明治2年(1869)6月に従三位参議となり、家督を相続し、山口藩知事となる。

明治3年(1970)に名を元徳と改名、同4年(1871)6月東京に移住、7月の廃藩置県により藩知事を辞任。

明治10年(1877)5月に第十五国立銀行頭取、同11年(1878)2月に同取締役となる。同24年(1891)辞任。明治17年(1884)7月に公爵、同23年(1890)10月に貴族院議員となる。

明治29年(1896)12月、東京高輪邸にて死去。58歳没。

資料紹介

伝記

『忠愛公略傳』(公爵毛利家編輯所,1906,請求記号:Y289/MO45)
毛利元徳の略伝。元徳と長州藩の動向を年月日順に列挙したもの。現代文ではないため、やや読みにくい。かつて山口市亀山公園にあった元徳の銅像の絵あり。
『忠愛公略傳』を県内図書館から探す。

史料

『もりのしげり 増補訂正』(時山弥八 著,マツノ書店,2015,請求記号:Y215/P 5)
毛利家の歴史に関する総合事典。大正5年(1916に)『稿本もりのしげり』として刊行され、昭和7年(1932)に増補訂正版として刊行されたものの復刻版。元徳ほか、歴代毛利家当主の略歴、毛利家系図、歴代略年表、敬親元徳両公参府帰国其他発着表、毛利氏史要年表等あり。
『もりのしげり』を県内図書館から探す。
『両公伝史料仮目録』(山口県文書館,1984,請求記号:Y289/MO45)
毛利敬親・元徳両公を顕彰する伝記編纂のために集められた史料と、伝記原稿の目録。伝記は出版されなかったが、史料と原稿は山口県文書館が所蔵しており、閲覧できる。
『両公伝史料仮目録』を県内図書館から探す。
『史籍雜纂 第四』(國書刊行會 編輯,國書刊行會,1912,請求記号:R210.08/E 1)
p92-204『世子奉勅東下記』収録。兼重譲造(慎一) 著。元徳が朝旨を奉じて関東に下向し、公武間周旋に従事した顛末を記したもの。文久2年(1862)5月13日~3年8月12日まで記載。兼重は当時藩の要職にあり、元徳に陪従していた。
『史籍雜纂 第四』を県内図書館から探す。
『激動の幕末長州藩主 毛利敬親 明治150年記念特別展』(山田稔 編集,河野通孝 編集,網野ゆかり 編集,ミュージアム・タウン・ヤマグチ実行委員会,2018,請求記号:Y289/Mo45)
平成30年(2018)に山口県立美術館で開催された明治150年記念特別展「激動の幕末長州藩主 毛利敬親」の図録。敬親ゆかりの人物として元徳関連の資料も紹介されている。写真・資料解説・毛利氏略系図あり。
『激動の幕末長州藩主 毛利敬親 明治150年記念特別展』を県内図書館から探す。

歌集

『芳宜園集 上』『同 下』(毛利元徳 著,井関美清 編,佐々木古信 編,吉川半七,1897,請求記号:Y911.1/C 7)
元徳の没後に遺された2万首あまりの歌から選んで編まれた歌集。
『芳宜園集』を県内図書館から探す。

その他資料

『三井銀行八十年史』(三井銀行八十年史編纂委員会 編集,三井銀行,1957,請求記号:R335.48/I 7)
三井銀行の創立80年を記念し刊行された。三井銀行と合併した十五銀行の小史を別編として掲載。元徳が頭取となった第十五銀行についてはp537-560に記載。
『三井銀行八十年史』を県内図書館から探す。
『歴史読本 2015年3月号 長州VS徳川幕府 維新の激闘と倒幕の真相』(KADOKAWA,2015,請求記号:R210.05/I 6)
p136-141に「特集論考 京都における長州の進出をリードした藩主世子毛利元徳」(道迫真吾著)を収録。長州藩の外交を担った元徳の役割を論じた記事。

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