公開日:2011年7月13日
期末テストも終わり、夏休みを間近に控えた7月9日(土)10日(日)の2日間で行われました「中高生のための読み聞かせ講座」の模様を紹介します。
この講座は県内の中学生・高校生を対象とした、絵本の読み聞かせについて学ぶ講座で、今年が第3回目となりました。昨年までは冬休みに行っていましたが、今年は夏休み前のこの時期にしてみました。今回は残念ながら中学生の参加者がありませんでしたが、高校生18名(短大生1名を含む)の参加とこれまでで最も多い参加人数となりました。
また、参加者の多くは高校3年生で、将来の仕事に生かしたいとの理由から参加された方が多くありました。山口市内の学校はもとより、熊毛、柳井、下関など遠方からの参加者が多かったのも今回の特徴です。
第1日目は、講義を中心に「絵本の見方・選び方」「読み聞かせの技術」等について学びました。第2日目は、「おはなし会の実践」として、午前中に自分が選んだ本を読む練習とリハーサルを行い、午後13時20分から3つの班(3回)に分けて、それぞれ子ども資料室でおはなし会を実施しました。
2日間の講座が始まりました!
皆、真剣な表情で講義を聴いています。
講師は支援センター職員が行いました。
読み聞かせの前には、絵本の「開きぐせ」をつけます。
絵本の持ち方、ページのめくり方などについて学びました。
講義のあと、読み聞かせに使う絵本を選んでいます。
3つのグループに分かれてそれぞれ練習をしました。
個人練習をしています。絵本はうまくめくれているでしょうか?
リハーサルの様子。お互いに聞き合って、時間も計ったりしました。
いよいよ、本番。練習の成果は出たかな?
『やさい』の絵本を読みました。小さな男の子が熱心に聞いてくれました!
3つのグループに分かれて読みました。他のグループは観客になって……。
2つ目のグループの発表の始まりです。
絵本のめくり方、示し方、読み方。……学んだことが頭の中をめぐります。
いざ本番になると、緊張のためか、つい早く読んでしまうそうです。
こちらは、最後のグループ。小学生の男の子がたくさん聞いてくれました。
2日間で学んだことを精一杯生かしながら渾身の読み聞かせです。
お客さんとやりとりしながらの読み聞かせの場面もありました。
終了後、修了証が授与されました。
今年は、高校生ばかりでしたが、皆、将来の仕事に生かしたいとのことでした。
最後にみんなで記念撮影。受講生みんな、笑顔!笑顔!
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