公開日:2011年5月10日
「かがくであ・そ・ぼ!」の模様を紹介します。
この行事は、2011年5月8日(日曜日)午後2時から山口県立山口図書館第1研修室で行われ、16名の参加者がありました。
今回は、「-196℃のセカイ」というテーマで県立博物館の学芸員の方を講師としてお招きし、液体窒素を用いた実験を4つのグループに分かれてそれぞれ行いました。参加した子どもたちの多くは、液体窒素について「知っている」ということでしたが、実際に自分の手で実験するのは初めてとのことで、一瞬にして花や酸素などが凍る様子に驚きの声をあげながら、楽しいひとときを過ごすことができました。
今年は県立博物館から講師の方をお招きしました。
県立博物館学芸課主任の漁剛志(いさりこうじ)氏です。はじめに実験の諸注意がありました。
液体窒素をグループごとに配布。-196℃!絶対に素手でさわってはいけません!
試験管に入れた水を液体窒素の中に入れて冷やしています。
凍った!わずか数分程度であっという間に氷のできあがりです。
空気を冷やすと体積が減りフラスコの口につけていた風船が中にスポッ!写真はお湯で再び温めているところ。
ビニール袋に密閉した酸素を冷やすと、袋はあっという間にペシャンコに……。
冷やされた酸素は、「液体酸素」になりました。きれいなブルーの液体でした。磁気を帯びているそうです。
液体窒素の上でシャボン玉を飛ばすと、シャボン玉は冷やされて割れずに残ります。
おなじみ、バラの花を冷やす実験です。見たことはあっても、自分でするのは初めて……。
そっと触ってみると、バラがばらばらに……。見事なばらばらぶりにみんな大喜びでした。
あまりの楽しさをみんな何度も浸してはばらばらにしていました。中には、茎まで……。
実験終了後、県立図書館にあるさまざまな科学の本を紹介させていただきました。
一冊一冊手にとって、簡単に内容を紹介しました。早速たくさんの本が借りられていきました。
最後に簡単な感想を書いて終了。みんな楽しく過ごすことができたようです。
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