子ども読書支援センターニュース No.69
2010年2月25日
山口県子ども読書支援センター発行
(山口県立山口図書館内)
TEL:083-924-2111 FAX:083-932-2817
山口県子ども読書支援センター発行
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【山口県子ども読書支援センター関連行事】
☆第70回新刊児童書研究会のお知らせ
※毎月第4金曜日に開催しています。詳細はこちらをご覧ください。
- 日時
- 3月26日(金曜日) 午後1時30分〜3時
- 会場
- 山口県立山口図書館 山口県子ども読書支援センター会議室(3F)
- 対象
- 大人
- お知らせ
- ※3月27日(土)、28日(日)は、新刊児童書全点がどなたでもご覧いただけます。
☆中高生による春のおはなし会のお知らせ
詳細はこちらをご覧ください。
- 日時
- 3月21日(日曜日) 午後2時〜3時10分(途中休憩あり)
- 場所
- 山口県立山口図書館2F 子ども資料室
- 内容
- 冬休みに「Winter School in Library 〜中高生のための読み聞かせ講座〜」を受講された皆さんによる絵本の読み聞かせです。
☆2・3歳児のためのおはなし会
※毎月第1火曜日に開催しています。(閉館の場合は翌週の火曜日)詳細はこちらをご覧ください。
- 日時
- 平成22年3月2日(火曜日) 午前11時〜11時20分
- 会場
- 山口県立山口図書館2F 子ども資料室
- 対象など
- 2〜3歳児とその保護者。定員は約20名程度。
(当日参加もできますが、できるだけ事前にお申し込みください。)
【2月のおはなし会で使った絵本】
- だれかがいます 五味太郎/作 偕成社 2001.11
- スプーンさんとフォークちゃん 西巻かな/作 講談社 2007.3
- たまごにいちゃん あきやまただし/作・絵 鈴木出版 2001.9
- なにをたべてきたの? 岸田衿子/文 長野博一/絵 佼成出版社 1978.5
- せんろはつづくまだつづく 竹下文子/文 鈴木まもる/絵 金の星社 2009.9
【新刊児童書から】(本の価格は消費税抜きの価格です。)
<絵本>
- 『あぶくたった』 さいとうしのぶ構成・絵 ひさかたチャイルド 2009.12 \900
- ♪あーぶく立った 煮え立った 煮えたかどうだか 食べてみよ。陽気なねずみの家族が次々に現れて歌います。歌って味見して最後はおいしいおしるこの出来上がり!楽しいわらべうた絵本。乳幼児から。
- 『ようちえんにいきたいな』 アンバー・スチュアート文 レイン・マーロウ絵 ささやまゆうこ訳 徳間書店 2010.1 \1500
- あひるのピヨくんは、卵からかえったばかりの頃から早く幼稚園に行きたくてたまらない。でも、いよいよ明日から幼稚園に行くことになったピヨくんは急にドキドキして・・・。初めて幼稚園に行く子どもの不安な気持ちがやさしく描かれた絵本。3、4歳から。
- 『コドリーロのおやつ』 ロベルト・アリアーガ文 ちばみなこ絵 宇野和美訳 光村教育図書 2009.12 \1400
- わにのコドリーロは、卵を抱いているママから自分でおやつを探すようにいわれ仕方なくひとりでおやつを探しにでかける。シマウマからもらった草も、ゾウがくれた木の皮も、子猿がくれた椰子の実もコドリーロにはちっともおいしくない・・・。3、4歳から。
- 『マックマウスさん』 レオ=レオニ作 谷川俊太郎訳 好学社 2010.1 \1500
- ある日突然、山高帽をかぶった人間の姿に変わってしまった街ネズミのティモシー。住み慣れた街から逃げ出して、田舎に住む野ネズミのスピニーと出会い、マックマウスという名前をつけてもらう。スピニーは、野ネズミの仲間になるためには「のねずみめんきょ」がいるといい、ティモシーはそのためのテストを受けることになった・・・。今年生誕100年になるレオ・レオニが82歳の時の作品。原書の発行は1992年。5、6歳から。
- 『じぶんの木』 最上一平作 松成真理子絵 岩崎書店 2009.12 \1300
- わたるの一番の友だちはひいじいちゃんの伝じいだ。もう93歳だけど、今でも畑仕事をしている。だが、その伝じいが具合が悪くなって入院した。伝じいはわたるにいろんな話をしてくれる。熊撃ちだった頃、吹雪の山で冬眠中の熊と一晩過ごした話、美しい大朝日岳の話、そして、誰にでもあるという「じぶんの木」の話・・・。5、6歳から。
- 『しょうとのおにたいじ』 稲田和子再話 川端健生画 福音館書店 2010.1 \800
- しょうと(ホオジロ)はお地蔵さんの耳に卵を産んで育てていたが、ある日しょうとが出かけている間に赤鬼、青鬼、黒鬼が来て、お地蔵さんをだまし、大切な卵を3つとも食べてしまう。泣き暮らしていたしょうとだったが、どんぐりに励まされ、鬼退治に出発することに・・・。思わず引き込まれてしまう昔話絵本。5、6歳から。
<読み物>
- 『いたずらアラミンタ1 ようこそキミワルーイ屋敷へ』 アンジー・セイジ著 斎藤倫子訳 東京創元社 2009.12 \1600
- いつも幽霊に会いたいと思っているアラミンタ・キミワルーイはタビサおばさん、ドラクおじさんと一緒に古い屋敷に住んでいる。おばさんは、ボイラーの調子が悪いのに手を焼いて、屋敷を売りに出した。屋敷が大好きなアラミンタはあの手、この手で買いに来た客を撃退しようとすると、幽霊たちが現れて・・・。シリーズ第1弾。小学校中学年から。
- 『つづきの図書館』 柏葉幸子作 山本容子絵 講談社 2010.1 ¥1500
- 「青田早苗ちゃんのつづきが知りたい」と図書館に突然現れた裸の王様が言った・・・。本の中の登場人物が現れて、読んでくれた子どもたちがどうなったか知りたいという。田舎の図書館の新米司書桃さんが活躍するファンタジー。小学校高学年から。
- 『ジェイとレイふたりはひとり!?』 アンドリュー・クレメンツ著 田中奈津子訳 講談社 2010.1 \1300
- 転校してきた新学期の1日目、ふたごの6年生の弟ジェイは、病気で休んだ兄のレイの名前がどのクラスでも呼ばれないのに気がついた。学校のミスでふたごと思われていないことを知ったふたりは、ある作戦を思いついた。「自分だけの自分」になりたいと願うふたごの物語。小学校高学年向き。
- 『時の書3 黄金の環』 ギヨーム・プレヴォー著 伊藤直子訳 くもん出版 2010.1 \1900
- 現代に帰って6日目の朝、サムが思いを寄せるアリシアがいなくなった。そこへイレズミ男からメールが届く。「メルウォゼールのブレスレット」と引き換えにアリシアを渡すというものだった。再び過去へと向かうサム。母とアリシアを救う最後の戦いが始まる。完結編。中学生向き。
- 『いつまでもここでキミを待つ』 ひろのみずえ著 ポプラ社 2010.1 \1300
- 月・火・木・金・日と学習塾、水・土は美術スクール、変わらない毎日を送る奏(かな)。ある日、帰りのホームで思わず寝台特急に飛び乗ってしまう。車内で偶然出会った不良風の少年一馬(かずま)。二人はなぜか一緒に旅を続けることに・・・。自分の生き方に悩み、そして、初めて恋を知る中学生の女の子の物語。中学生向き。
- 『ミムスー宮廷道化師ー』 リリ・タール作 木本栄訳 小峰書店 2009.12 \2400
- 和平が成立し、祝宴が行われる敵国へと向かう王子フロリーン。しかし、彼を待っていたのは罠であった。囚われたフロリーンに、敵の王テオドは宮廷道化師になることを命じる。屈辱に耐えながらもミムスとして生きていく彼が再び王子に戻る日は訪れるのか?2004年、ドイツ児童文学賞ノミネート作品。高校生向き。
- 『ギヴァー 記憶を注ぐ者』 ロイス・ローリー著 島津やよい訳 新評論 2010.1 \1500
- そのコミュニティで全ての人々の記憶を引き継ぐものはたった一人のレシーバー(記憶の器)。名誉ある任命に喜ぶジョナスだが、ギヴァーから記憶を与えられるにつれ、記憶も感情を持たずに生きていく人々に疑問を抱き始める。1994年度ニューベリー賞を受賞したロングセラーの新訳版。高校生向き。
<ノンフィクション>
- 『地球最北に生きる日本人−イヌイット大島育雄との旅』 武田剛著 フレーベル館 2009.12 \1600
- 「北極にある氷の島グリーンランドがとけている」というニュースを聞いた新聞カメラマンの著者は地球上で最も北の村でイヌイットとして暮らす日本人を訪ねた。イヌゾリによる狩猟の旅などを通して、地球温暖化の現実に触れる。小学校高学年から。
- 『日本の神様』 畑中章宏著 理論社 2009.12 \1500
- 神様、仏様・・・。日本人なら当たり前のように口にするこの言葉。でも、神様と仏様が一緒にいるこの国って、なんだか不思議。関西弁の親子の会話が楽しく進みながら、日本人にとっての「神様」について語る。「よりみちパン!セ」シリーズの1冊。中学生から。
<研究書>
- 『読みきかせ絵本260 高学年向(2003〜2009)』 広瀬恒子[他]編 親子読書地域文庫全国連絡会 2009.10 \1000
- 2003年発行の『読みきかせのためのブックリスト 高学年版』の続編。03年以降09年はじめまでに刊行された絵本・紙芝居のなかから選んだ260冊を、「ともだち・学校・家族」「四季・行事」など7つのジャンルに分け、読みきかせを意識した解説と表紙写真で紹介。巻末に「読みつがれている本」79冊のリスト、書名索引有り。
【県内の動き】
★読書ボランティアスキルアップ講座「代田みち子さんのすぐできるかんたんな科学遊び」
- 日 時
- 3月6日(土) 14時〜16時/dd>
- 会 場
- あおやま文庫(下関市勝山公民館) TEL083-256-2779
- 講 師
- 代田みち子(子どもと科学をつなぐ会代表)
- 定 員
- 50名(要申込 先着順)
- 資料代
- 500円
- 主 催
- こどもと本ジョイントネット21・山口
- 共 催
- あおやま文庫・あかね会
- 申込・問い合わせ
- TEL 083-256-3090(黒瀬) 0835-52-0196(蕨)
★写真展「図書館に集うラオス・モンの子どもたち」
- 撮影者
- 安井清子(絵本『ラーシアのみずくみ』の作者 ラオス在住)
- 期 間
- 3月10日(水)〜4月10日(土)
- 会 場
- 萩市立明木図書館
- 主 催
- 萩市立明木図書館 TEL0835-22-0780
- ※期間中に安井清子さんによる「ラオスのおはなし会」開催
- 日 時
- 3月17日(水)15時30分〜16時30分
- 内 容
- ラオスの遊びやおはなしを楽しむ
以上です。