子ども読書支援センターニュース No.74

2010年7月25日
山口県子ども読書支援センター発行
(山口県立山口図書館内)
TEL:083-924-2111 FAX:083-932-2817

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【子ども読書活動ニュース】

☆山口市立秋穂図書館オープン!
 8月1日(日)山口市秋穂地区に待望の図書館が開館します。読み聞かせなどが行われる「おはなしコーナー」もあり、オープン初日の8月1日にはおはなし会も開催されます。

【山口県子ども読書支援センター関連行事】

☆国民読書年関連行事「中高生調べ方講座」
詳細はこちらをご覧ください。

日時
第1回 平成22年8月 4日(水曜日) 午前10時〜正午
第2回 平成22年8月 6日(金曜日) 午前10時〜正午
第3回 平成22年8月19日(木曜日) 午前10時〜正午
会場
山口県立山口図書館3F(山口県子ども読書支援センター会議室)
内容
第1回「研究課題の設定」第2回「資料収集」第3回「研究まとめ」
対象
県内在住の中学生及び高校生
定員
20名程度。(要申込、先着順)
参加費
無料

☆2・3歳児のためのおはなし会
※毎月第1火曜日に開催しています。(閉館の場合は翌週の火曜日)詳細はこちらをご覧ください。

日時
平成22年8月3日(火曜日) 午前11時〜11時20分
会場
山口県立山口図書館2F 子ども資料室
対象
2〜3歳児とその保護者。
定員
約20名程度。(当日参加もできますが、できるだけ事前にお申し込みください。)

【7月のおはなし会で使った絵本】

  1. できてびっくり!わくわく絵かき歌  竹井史郎/著 PHP研究所 2005
  2. まるかいてちょん  童話館出版編集部/編 ましませつこ/絵 童話館出版 2003
  3. しろねこしろちゃん  森佐智子/文 MAYA MAXX/絵 福音館書店 2002
  4. おおきなきかんしゃちいさなきかんしゃ  マーガレット・ワイズ・ブラウン/文 アート・セイデン/絵 小池昌代/訳 講談社 2003
  5. でんしゃでいこうでんしゃでかえろう(大型絵本)  間瀬なおかた/作・絵 チャイルド本社 2005

【新刊児童書から】(本の価格は消費税抜きの価格です。)

<絵本-乳幼児から>
『おくちをあーん』  きむらゆういち作 長谷川義史絵 ひさかたチャイルド 2010.4 \900
バナナを食べたいおさるの子ども。変形ページをめくると、バナナを持ったママの手が動いて、大きく開けた子どもの口へ。食べることが楽しくなる赤ちゃん絵本。厚紙のしかけ絵本。
<絵本-3,4歳から>
『まるまるまるのほん』  エルヴェ・テュレさく たにかわしゅんたろうやく ポプラ社 2010.6 \1300
黄色い「まる」を押して次のページを開くと「まる」が2つ。 黄色い三つの「まる」は次のページを開くと、赤い「まる」に。絵本を左に傾けると……。「まる」で生きているような、「まる」を使って遊ぶ、「まる」っきり新しい、遊びの絵本。
<絵本-5,6歳から>
『とうさん』  内田麟太郎文 つよしゆうこ絵 ポプラ社 2010.5 \1200
新しいとうさんがきた。でも「とうさん」と呼べなくて、「おじさん」と呼んでしまうぼく。とうさんは「いいよ。」って笑いながら言ってくれる。とうさんと二人で釣りに行ったとき、とうさんが「カッパに会いたいか?」って言って……。家族になることの葛藤を見守るような温かさで描いた絵本。
『ライオンとねずみ』  ジェリー・ピンクニー作 さくまゆみこ訳 光村教育図書 2010.5 \1500
昼寝をしていたライオンの背中をかけのぼり、ライオンに食べられそうになったねずみ。ねずみの「ご恩返しをしますから助けてください。」という言葉に、ライオンは笑ってねずみを逃がしてやる。それから間もなくしてライオンは密猟者に捕まってしまうのだが……。イソップ物語「ライオンとねずみ」を、迫力の絵と動物のたてる音のみで描いた作品。2010年度コルデコット賞金賞受賞作品。
<絵本-小学校3,4年生から>
『白いなす』  黒瀬圭子文 宮崎耕平絵 石風社 2010.5 \1500
父さんが戦争に行った。残った母さんは、「ジンジロゲーのジンジロゲー」という不思議なおまじないで、七人の子供たちの名前を記した白いなすをつくった。戦争は激しくなり、父さんや兄さんたちは2度ともどらなかった。母さんは2度と白いなすをつくらなかった……。下関市在住の作者が実体験を基にして描いた作品。1984年に茜会から出版された絵本の改訂版。
『ねずみじょうど』  岩瀬成子文 田島征三絵 フェリシモ出版 2010.5 \1266
おばあさんがおじいさんにだんごを届けようと峠道をのぼっていくと、木の根っこにつまずいてすってん、ころんでしまう。そのひょうしにだんごがころがって、暗い穴の中まで追いかけたおばあさんは、おおぜいのねずみが楽しそうに歌いながら、金の臼をついているのを見つける。おかしいのを我慢してしばらく見ていたおばあさんだが……。山口県出身在住の児童文学作家による昔話絵本。
<読み物>
『ゴリラのごるちゃん』  神沢利子作 あべ弘士絵 ポプラ社 2010.5 \900
ゴリラのりらちゃんに弟ができた。名前はごるちゃん。りらちゃんはおかあさんのお昼寝中にごるちゃんをだっこしてお散歩に出かけた。ごるちゃんとりらちゃんの小さな冒険のお話を暖かなさし絵付きで2話収録。小学校低学年向き。
『徳田さんちはおばけの一家』  ねじめ正一作 武田美穂絵 講談社 2010.4 \1200
幽霊になってから家族になったお父さん、お母さん、妹とぼくの徳田一家。一家で勤めていた浅草おばけ屋敷が閉館することになり失業してしまった。新しい仕事を探すうちに、「わんにゃん天国」という施設のペットブームに便乗した悪だくみを知って……。小学校中学年向き。
『小さな可能性』  マルヨライン・ホフ著 野坂悦子訳 小学館 2010.5 \1300
パパはNGOから派遣され世界中の戦場へ出かける医者。戦場で行方不明になったパパが死ぬ可能性を小さくするために少女キークは途方もないことを思いついた。少女の不安をテーマにした物語。「金の石筆賞」など受賞したオランダの作品。小学校中学年から。
『ぼくとリンダと庭の船』  ユルゲン・バンシェルス作 若松宣子訳 偕成社 2010.6 \1400
マリウスは数学が得意でしっかり者の男の子。八年前に亡くなった父さんのことが忘れられないお母さんを支えている。転校生のリンダは乱暴で自分勝手な女の子だが、マリウスは恋をした。リンダはいつか一緒に帆船に乗ろうと言った。少年の初恋と家族の物語。小学校高学年から。
『時計塔のある町』  藤江じゅん著 角川書店 2010.5 \1500
5年生の孝は、夏休みの台風の日に妹の麻由美と上野の博物館に出かけた。その帰り道、地下鉄で突然洪水に巻き込まれ、不思議な別世界の町へ流されてしまう。そこで妹がさらわれ、孝も何者かに狙われることに……。「カドカワ銀のさじ」シリーズの1冊。中学生向き。
『兄妹パズル』  石井睦美著 ポプラ社 2010.5 \1429
いつも家族のムードメーカーだった大学生の下の兄貴が突然家出し、毎月、一枚「元気です」と書かれた葉書が届き始めた。家出の理由は?高二のわたしは、兄の知らない姿を追い求め始めた。高校生向き。
<ノンフィクション>
『地球温暖化図鑑』  布村明彦[ほか」著 文溪堂 2010.5 \2800
国際連合の組織が設立したIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の検討報告を基に、地球温暖化や気候変動の原因や生活への影響、解決策などを資料と写真で解説。頻繁に起きている集中豪雨による災害などから、身近に地球温暖化を考えることができる一冊。小学校高学年向き。
『君が地球を守る必要はありません』  武田邦彦著 河出書房新社 2010.5 \1200
センセーショナルな書名だが、資源材料工学専攻の著者がリサイクルや地球温暖化問題を科学的に説明し、自分の頭で考えることの大切さを説いたユニークな一冊。「14歳の世渡り術」シリーズ。中学生から。

【県内の動き】

★秋穂図書館開館記念 川端誠絵本ライブ・講演会〜絵本ともに旅をして〜

主 催
図書館と友だちの会・秋穂
日 時
8月18日(水) 10:30〜11:30 絵本ライブ  14:00〜15:30 講演会
場 所
秋穂地域交流センター大会議室
定 員
絵本ライブ・講演会それぞれ90名
参加料
無料
申 込
ハガキに下記事項を記入し申し込む
郵便番号、住所、連絡先(TEL/FAX)、申込み代表者氏名・年齢及び同行者の氏名・年齢、参加希望区分(絵本ライブ・講演会)
申込先
〒754-1101 山口市秋穂東7460 原田洋子宛  8/11必着 応募多数の場合抽選

★山口昔ばなし大学プレ講演会 小澤俊夫先生講演会〜昔ばなしが語る子どもの成長〜

主 催
やまぐち読書推進グループ「本の森」 宇部市PTA連合会
日 時
9月13日(月)9:50〜12:00
場 所
宇部市渡辺翁記念会館
参加料
無料
問い合わせ先
宇部市立図書館 0836-21-1966

★第3回やまぐち絵本楽会2010 長谷川集平さん講演会〜大きな大きな船

主 催
こどもと本ジョイントネット21・山口
日 時
9月19日(日)14:00〜15:30
場 所
クリエイティブ・スペース赤れんが
会 費
500円
申込先
083-922-0131(山口) 083-924-8745(山本)

以上です。

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