災害から身を守るために

公開日:2007年4月10日、更新日:2012年7月26日

風水害や地震といった災害から、自分と家族、財産を守るための情報源を紹介します。

ここで紹介したもの以外にも、参考になる資料や情報があります。わからないこと、知りたいことがありましたら、図書館職員までおたずねください。

「キーワード」を、県立図書館蔵書検索ページの「詳細検索」画面で「件名」の項目に入力すると、関係した本をさがせます。「書名」「出版年」など、他の項目も入力すると検索結果を絞り込むことができます。

キーワード:災害、災害予防、避難、ボランティア活動、地震災害、気象、台風、地震、断層、洪水、風水害

目次

1. 災害に備える

家庭でできる防災対策「地震・津波に備えて」同「風水害に備えて」
ウェブサイト、作成:山口県総務部防災危機管理課
風水害や地震・津波に対する基本的な知識を得ることのできるサイト。イラストなどを使い、分かりやすい。防災関係のサイトへのリンクもあり。
『必携地震対策完全マニュアル』
著者:河田 惠昭、発行:PHP研究所、出版年月:2006年5月、請求記号:369.31 N 6
地震の基礎知識から防災・避難の方法など、必要な情報をコンパクトにまとめた実用的なマニュアル。事前の備えや被災時の注意だけでなく、被災後の生活や補償についても触れている。
類書:『震災マニュアル』(発行:フォーバイフォーマガジン社、請求記号:369.31 N 5)
『これからの都市水害対応ハンドブック』
著者:末次 忠司、発行:山海堂、出版年月:2007年5月、請求記号:369.32 N 7
水害に関する知識や情報をまとめたもの。水害に遭遇した際や、遭遇した後に役立つ実際的な対応法に力点を置いている。索引あり。
『わが家の防災』『わが家の防災 Part2』
著者:玉木 貴、発行:駒草出版、出版年月:2005年4月・5月、請求記号:369.3 N 5
ウェブサイト「防災グッズ体験レポート」運営者による防災本。様々な非常食や防災用品を、実際に食べたり使ったりして評価している。また、実際に被害にあった際に起こりうる様々な問題をわかりやすくとりあげ解説している。
類書:『防災用品マニュアル』(発行:フォーバイフォーマガジン社、請求記号:369.3 N 5)
『山口の防災ハンドBOOK』
著者:ザメディアジョン山口支社、発行:エフエム山口、出版年月:2005年5月、請求記号:Y369 N 5
地震、台風、火事、土砂災害など、様々な災害について、そのメカニズムや対策などをコンパクトにまとめた冊子。山口県内の緊急時連絡先など、地元の情報が多く収録されている。
消防防災リンク集
ウェブサイト、作成:山口県総務部防災危機管理課
山口県内市町の防災関係サイトや消防本部のサイト、国、都道府県、防災関係団体のサイトのリンク集。県内市町のサイトには、予定避難場所のほか、危険区域を一覧できる防災マップ(宇部市)や洪水・高潮ハザードマップ(和木町、防府市、光市、山口市、山陽小野田市)をみることのできるところもある(2007年4月現在)。
洪水ハザードマップの公表状況について
ウェブサイト、作成:山口県河川課
山口県内市町の作成・公表したハザードマップの一覧のページ。関係する河川や入手・閲覧できる場所がわかる(インターネット上に公開されているものについては、リンクがある)。
当館で所蔵しているハザードマップ
山口県土砂災害危険箇所マップ
ウェブサイト、作成:山口県砂防課
山口県内で土石流、崖崩れ、地すべりなどの土砂災害の危険箇所や被害のおそれのある場所を知ることのできる地図。
やまぐち農林水産.ねっと
ウェブサイト、作成:山口県農林水産部農業振興課
山口県内農林業に関する情報サイト。各地の活動事例や気象災害に関する農業技術情報などを掲載。また、登録すれば、山口県の気象情報の警報・注意報などがメールで送られてくる「メール情報提供サービス」もある。

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2. 災害を知る

『NHK気象・災害ハンドブック』
著者:NHK放送文化研究所、発行:日本放送出版協会、出版年月:2005年11月、請求記号:R451 N 5
気象に関する知識をまとめたハンドブック。台風や大雨、大雪といった気象災害に加え、地震や津波、河川の氾濫など、他の自然災害についても詳しく述べている。
『防災授業 僕たち自然災害を学び隊!』
著者:山本 哲朗、発行:電気書院、出版年月:2005.5、請求記号:Y369 N 5
地震、津波、台風、高潮、集中豪雨、洪水、土砂災害、火山災害、雪崩と、日本で起こる様々な自然災害のメカニズムや対策などを、小学生にもわかりやすいようフリガナを付け、対話形式で解説した本。過去の事例が多く紹介されている。著者は山口大学工学部教授。
気象庁ホームページ
ウェブサイト、作成:気象庁
今現在の気象情報や地震情報のほか、気象や自然災害に関するさまざまな情報を得ることができる。
『山口県災異史』『同 続編』『同 第3巻』『同 第4巻』『同 第5巻』
著者:下関測候所、発行:下関測候所、出版年月:1953年3月、請求記号:Y211 I 3
山口県で起こった災害や火災について、概要や被害の状況をまとめたもの。また、県内で記録された災害・火災を欽明28(567)年から昭和26(1951)年までまとめた「災害誌」がある。なお、昭和27(1952)年から平成3(1991)年までの災害については、続編~第5巻にまとめられている。
『平成17・18年の災害』
著者:山口県総務部消防防災課、発行:山口県総務部消防防災課、出版年月:2006年3月、請求記号:Y451 J 4
平成17年、18年中に山口県内で起こった自然災害と火災について、被害状況や特徴をまとめた資料。2年ごとに発行されている。
『最新日本の地震地図』
著者:岡田 義光、発行:東京書籍、出版年月:2006年9月、請求記号:453.2 N 6
日本全国の過去の地震の概要と、今後地震の発生が見込まれる地域について解説している。中国地方についても解説あり。
類書:『日本の地震災害』(発行:岩波書店、請求記号:453.2 N 5)
山口県地震被害想定調査結果について
ウェブサイト、作成:山口県総務部防災危機管理課
山口県に被害をもたらすことが想定される地震に関する被害想定調査報告書(PDFファイル)。現在の知見と過去の事例に基づき、地震の規模や発生場所に応じた被害予測を行ったもの。山口県の地震に関する情報を網羅的に把握することができる。
『山口県の活断層』
著者:金折 裕司、発行:近未来社、出版年月:2005年8月、請求記号:Y453 N 5
地震のメカニズムやその引き金となる活断層の基礎的知識に加え、山口県に存在する活断層や県内で過去に起こった地震について解説している。
『台風学入門』
著者:村山 貢司、発行:山と渓谷社、出版年月:2006年7月、請求記号:451.5 N 6
進路や強さなどのデータに基づいて過去の台風を分析し、気象・台風情報から危険性を判断したり、防災に活かしたりするための知識を解説している。
類書:『台風 気象報道の現場より』(発行:数研出版、451.5 N 5)
デジタル台風
ウェブサイト、作成:北本朝展/国立情報学研究所
台風の画像や台風関係のニュース、被害のデータベースなど、台風に関する情報を総合的に集めたデータベースサイト。
『山が崩れた! 防府市土砂災害』
著者:山口県防府土木建築事務所、発行:山口県防府土木建築事務所、出版年月:1995年、請求記号:Y517 M 5
平成5年8月に防府市を中心に起こった土砂流災害の被災体験を語りあった「災害体験座談会」の内容をまとめたもの。被災箇所や危険箇所を記入した防府市の地図もあり。

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3. 災害にあったときは

山口県緊急災害情報
ウェブサイト、作成:山口県総務部防災危機管理課
山口県で発生した災害の情報や、交通機関、道路、ライフラインの情報など、緊急時の情報を随時掲示するサイト。
下関地方気象台
ウェブサイト、作成:下関地方気象台
山口県の最新の気象・自然災害情報を得ることができるサイト。過去の気象統計も閲覧できる。
山口県土木防災情報システム
ウェブサイト、作成:山口県土木建築部河川課・砂防課・港湾課
山口県内の雨量、水位、潮位や洪水予報などの最新情報をまとめて知ることのできるサイト。
山口県道路情報 道路見えるナビ同携帯電話用サイト
ウェブサイト、作成:山口県道路整備課
山口県内の道路規制の情報や積雪量、降雨量など、道路に関する情報をみることのできるサイト。道路の冬期カメラ画像情報も見ることができる。
広域災害救急医療情報システム
ウェブサイト、作成:広域災害救急医療情報センター
災害が発生したときに診療可能な機関を知ることができる「医療機関情報検索」のページがある。
NTT西日本災害用伝言ダイヤル・災害用ブロードバンド伝言板
「災害用伝言板(iモード、スマートフォン)」利用案内
au災害用伝言板・災害用音声お届けサービス
ソフトバンク災害用伝言板・災害用音声お届けサービス
ウィルコム災害用伝言板サービス…トップページ中央下「災害用伝言板サービス」のページへ
ウェブサイト、作成:NTT西日本、NTTドコモ、au、ソフトバンク、ウィルコム
電話、携帯電話、PHS事業者による、災害時の伝言・掲示板サービスの紹介ページ。大規模な災害が発生した時の安否確認などに利用することができる。

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4. 災害がおこった後で

被災者支援のための制度について
ウェブサイト、作成:山口県総務部防災危機管理課
災害により被害を受けたとき、公の機関から受けることのできる支援制度についてまとめたページ。 生活や産業、福祉などの各種支援制度の概要と窓口や相談先を紹介している。
『非常本』
著者:山村 武彦、発行:アニカ、出版年月:2007.4、請求記号:369.31 N 7
地震の揺れが収まったときから、避難したり、生活を立て直したりするまでに必要なさまざまな知識や技術をわかりやすくまとめた本。特に、被災後の生活再建について詳しい。
類書:『被災生活ハンドブック』(発行:本の泉社、請求記号:369.3 N 7)
『地震の時の料理ワザ』
著者:坂本 廣子(著)・まつもときなこ(画)、発行:柴田書店、出版年月:2006.8、請求記号:369.31 N 6
阪神・淡路大震災の体験に基づいた、災害時の食事に関する知識を紹介する本。被災したときの食材確保法やライフラインが途絶えたときの調理法、保存食を使ったレシピなど、実践的なノウハウをまとめている。
『12歳からの被災者学』
著者:土岐 憲三、発行:日本放送出版協会、出版年月:2005.1、請求記号:J36
阪神淡路大震災の経験に基づいて、災害の被災者となったときにどういう状況におかれるか、どう振る舞えばいいのかを教えてくれる「正しい被災者になるための入門書」。子供や若者向けの本のため、記述は平易だが、内容は詳細。
『地震・災害ボランティア活動入門』
著者:角田 四郎、発行:ふきのとう書房、出版年月:2006.4、請求記号:369.31N 6
阪神・淡路大震災をはじめ、国内外で被災地活動に従事した著者による、被災者支援ボランティアとして活動するための本。実体験に基づいた知識が豊富。ボランティア志望の人のみでなく、受け入れる側にとっても有用な本。

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5. もっと調べるために

リサーチ・ナビ:地震に関する主な参考図書地震に関するファクト/データ情報源
ウェブサイト、作成:国立国会図書館
地震についての調べ方のガイド。詳しい知識を得たり、研究の糸口となったりするような図書、論文、インターネット情報を、効率よく探すことができる。
『災害・防災の本全情報 45/95』『同 1995-2004』
著者:日外アソシエーツ、発行:日外アソシエーツ、出版年月:1995.11 2005.4、請求記号:R369.31 M 5
それぞれ、昭和20(1945)年から平成7(1995)年まで、平成7(1995)から平成16(2004)年までの間に日本で刊行された災害・防災に関する図書を集めた目録。主題(本の内容)別に並べてある。事項名索引あり。
県立図書館メールレファレンス申し込みページ
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