公開日:2010年4月13日
当館ホームページのトップで連載している「県立図書館今日コノゴロ」の過去の記事(2010年3月)を紹介しています。
当館そばの桜の花は、だんだん盛りに近づいてきました。
少し寒い日が続きましたから、もうしばらくは花を楽しむことができそうです。それにしても、咲いた咲かないでこんなに一喜一憂する花は桜ぐらいでしょうか。『ものと人間の文化史 桜 1』などを読んで、日本人と桜の関わりを考えてみるのも面白そうです。
先日、「中高生による春のおはなし会」が当館の子ども資料室で行われました。
昨年末、「Winter school in Library」と題して行った読み聞かせ講座(講座の様子はこちらをご覧ください)を修了した中高生が、身につけた読み聞かせの技を披露しました。
みなさん、堂々たる読み聞かせぶりで、集まった子どもたちも大喜びでした。
当館そばの桜の花が、ついに咲き始めました!
全体としては、まだポツポツという感じですが、日々、薄桃色に染まっていく木を眺めるのは、とても楽しいものですね。
「花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは。」(『徒然草』137段)、なんて思ったり。
雨や雪に耐えながら、少しずつふくらんできた桜のつぼみは、ピンクの花びらが見えるほどになりました。もうすぐ咲き始めるに違いありません。
いつ花が開くのだろう、と考えると、何となくそわそわして落ち着かなくなりますね。そんなあなたに、こんな本はいかがでしょう。
季節外れの雪に見舞われ、寒い日が続きました。こういうときは、ちょっとした温もり、例えば、家族の温かさが何となく恋しいですね。
子ども資料室では、4月29日まで、「家族っていいな!絵本展」と題して、心温まる家族の絵本を展示紹介しています。
展示している絵本は全て貸出できますので、どうぞご利用ください。
三寒四温といいますが、だんだん暖かくなってきたと思ったら、急に寒くなったり、落ち着かない天気の今日コノゴロです。
でも、春は確実に近づいています。当館の周りにある桜のつぼみも、だんだん大きくなってきましたよ。
当館は、「愛、あったまる 山口お宝展」に参加しています。
今年展示するお宝は、「今井似閑本(いまいじかんぼん)」です。これは、江戸時代の国学者である今井似閑(いまいじかん)の蔵書を、長州藩が藩校明倫館の蔵書とするため似閑の家から借り受けて伝写したものです。現在、万葉集の注釈書や、和泉式部の歌集などを展示しています。
貴重な資料を間近にみることのできるチャンスです。ぜひご覧ください。
ひな祭りの季節になると、春になった実感がわいてきますね。当館でも、各カウンターに折り紙の雛人形を飾ったり、子ども資料室でひな祭りに関する絵本の展示をしたりしています。
ところで、何気なく目にしている雛人形にも、地域によって男びな女びなの飾り方の違いがあるなど、調べてみるといろいろ面白いことが見つかりそうですよ。
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