令和3年5月9日(日) 13:30~15:30

山口県こども読書支援センターでは、毎年こどもの読書週間(4月23日~5月12日)に合わせて、山口県立山口博物館との共催イベントを開催しています。今年は、博物館の岩村 和政(いわむらかずまさ)先生をお迎えして、望遠鏡の仕組みを学ぶ講座「かんたんな望遠鏡を作ろう!」を実施しました。

日時:令和3年5月9日(日曜日) 13時30分~15時30分

会場:県立図書館 第1研修室

参加者:20名(子ども10名、大人10名)

 

 はじめに、レンズの種類や物の見え方、望遠鏡の仕組みを教わりました。続いて、望遠鏡作りです。2本の紙筒に黒色画用紙やすきまテープ、プラスチックレンズを貼ります。出来上がった望遠鏡を持って、屋外で観察をしました。身近な材料で作りましたが、完成した望遠鏡はレンズの位置を調節することで、遠くの景色もしっかり見ることができ、参加者は大満足の様子でした。博物館から持ってきていただいた天体望遠鏡で、太陽の黒点の観測もしました。

最後に、県立図書館の職員が、山口出身の天文学者藤井旭さんの著作や、宇宙や星座に関する図鑑や物語、光の仕組みを使った工作の本などを紹介し、希望者は興味のある本を借りました。

コロナ禍で2年ぶりの開催となりました。感染対策のために、人数の制限、ソーシャルディスタンスの確保など、例年の様子とは異なるものになりましたが、参加者の皆様が、しっかりと楽しめた会になりました。

望遠鏡の仕組みについて説明する岩村先生 望遠鏡を作る参加者の親子 完成した望遠鏡で遠くの景色を見る参加者 図書館職員が本の紹介をする様子

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