山口県こども読書支援センターでは、平成25年度から、県内の小中学校及び総合支援学校を対象に、県立図書館の新刊児童書約500~800冊程度を学校に持ち込み、職員がブックトークや貸出を行う「出前こどもとしょかん」事業を実施しています。この事業の目的は、児童・生徒にたくさんの新しい本に触れる機会を提供することにより、読書の楽しさを知ってもらうこと、また、学校図書館の活性化や読書指導の充実に役立ててもらうことです。
令和3年度は、コロナ禍の中、感染防止対策にご協力いただき、5校で実施することができました。児童生徒及び教職員など、延べ371名が参加し、1,475冊を貸出しました。貸出した本は、子ども同士で紹介しあったり、学校図書館に購入する本を選んだりと、有効に活用されました。
〈開催日〉
令和3年6月22日(火曜日)美祢市立伊佐小学校
令和3年10月26日(火曜日)山口県立高森みどり中学校
令和3年11月17日(水曜日)下関市立本村小学校
令和3年12月22日(水曜日)周防大島町立森野小学校
令和4年1月21日(金曜日)山口県立山口南総合支援学校
①会場で表紙を見せて本を展示
②センター職員が本の紹介や読み聞かせ
③たっぷり時間をかけて本選び
④選んだ本を、思い思いに読みふける