山口県こども読書支援センターでは、毎年こどもの読書週間(4月23日~5月12日)に合わせて、山口県立山口博物館との共催イベントを開催しています。今年は、博物館の赤﨑英里(あかさきえり)先生をお迎えして、化石や地球の歴史について学ぶ講座「化石レプリカを作ろう!」を実施しました。

日時:令和5年5月13日(土曜日) 13時30分から15時30分

会場:県立図書館 第1研修室

参加者:24名 (子供12名 大人12名)

 はじめに、化石をテーマにしたクイズを楽しんだり、化石のでき方について教わったりしました。

 次に、化石レプリカ作りに挑戦しました。紙コップに入っている石こうの粉に塩水を入れて、割りばしでしっかりかき混ぜます。どろどろになった石こうを素早く型に流し込み、そのまま固まるのを待ちます。

 石こうが固まるのを待っている間は、博物館から持って来られた化石の観察です。貴重な化石を間近に見ることができました。また、触ってもよい化石もあったので、化石の重さを確かめたり、向きを変えて形を確かめたりと、参加した子どもたちは大興奮の様子でした。

 化石を観察している間に、石こうが固まりました。型からゆっくりとはずしたら化石レプリカの完成です。さらに、レプリカでも作った三葉虫やアンモナイトについて、赤﨑先生が博物館から持って来られた専門書を見せていただきました。

 最後に、県立図書館の職員が、地層や石に関する図鑑、化石の研究者の伝記などを紹介し、希望者は興味のある本を借りました。

参加された皆様が、しっかりと楽しめた会になりました。

参加者に説明をする赤﨑先生

どろどろの石こうを型に流し込む様子

化石を触って観察する参加者

図書館職員がブックトークする様子

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