山口県子ども読書支援センターでは、毎年「こどもの読書週間」(4月23日~5月12日)に合わせて、山口県立山口博物館との共催イベントを開催しています。今年は、博物館の岩村和政(いわむらかずまさ)先生をお迎えして、望遠鏡の仕組みを学ぶ講座「かんたんな望遠鏡を作ろう!」を実施しました。

日時:令和6年5月18日(土曜日) 14時から16時

会場:県立図書館 第1研修室

参加者:34名 (子供16名 大人18名)

はじめに、レンズの種類や物の見え方、望遠鏡の仕組みを教わりました。

続いて、望遠鏡作りです。2本の紙筒に黒色画用紙やすきまテープ、プラスチックレンズを貼ります。身近な材料で作りましたが、完成した望遠鏡はレンズの位置を調節することで、遠くの景色もしっかり見ることができました。

その後、図書館の建物の外へ出て、作った望遠鏡で月を見ました。また、博物館から持ってきていただいた天体望遠鏡で、太陽の黒点や月の観測をしました。青空に浮かぶ白い月の表面や、オーロラの原因となる太陽の活動の様子を見ることができ、参加者は大満足の様子でした。

最後に、県立図書館の職員が、山口市出身の天文学者・藤井旭(ふじいあきら)さんの著書、望遠鏡などの科学工作に関する本、月や星、宇宙などを題材にした絵本や読み物を紹介し、希望者は興味のある本を借りました。

参加された皆様が、しっかりと楽しめた会になりました。

参加者に説明をする岩村先生

参加者に説明をする岩村先生

紙筒と虫メガネを使って望遠鏡を組み立てる様子

紙筒と虫メガネを使って望遠鏡を組み立てる様子

本物の望遠鏡で月や太陽を観察する参加者

本物の望遠鏡で月や太陽を観察する参加者

図書館職員がブックトークする様子

図書館職員がブックトークする様子

戻る