子ども読書ネットワークフォーラム 

子どもの読書推進に関心のある人達が横のつながりを広げ、活動に関する情報を交換することによって活動のレベルアップを計ると共に、学校図書館、市町立図書館と連携協力し、子どもの読書活動の推進を図ることを目的に開催。

開催日:平成28年3月12日(土) 10:00-15:00

会 場:萩市立萩図書館

萩市立萩図書館で今年度2会場目となるフォーラムを開催しました。主催者として、山口県立山口図書館長吉岡尚志と萩市子ども読書推進委員会委員長澤井潤子氏が挨拶。午前は、くすのきしげのり氏(絵本作家:写真右)が「子どもに絵本を大人にも絵本を~絵本に託す願い~」のテーマで講演しました。

山口県立山口図書館長吉岡尚志

萩市子ども読書推進委員会委員長澤井順子氏

講師:くすのきしげのり氏

講師による創作絵本『おかあしゃんはぁい』『おこだでませんように』などの朗読と作品解説や絵本の役割について講演されました。子ども達は絵本が大好き。絵本を読み聞かせることは心の窓を開くことであり楽しい時間を一緒に過ごした幸せの記憶を蓄積することである。登場人物の心の動きに共感し、心豊かに育っていく。親は忙しいからこそ、読み聞かせが大切であり、子どもと一緒に絵本の世界を楽しむことが大切。正直に、優しく、親切によりよく生きる思いを作品に込めていると自作絵本を朗読しながら楽しく教えていただきました。
午後は、くすのきしげのり作品の読み聞かせをボランティアと講師で行いました。『ともだちやもんな、ぼくら』を有田さん(すずかけの会)、『ぼくおおきくなるからね』を中野さん(NPO萩みんなの図書館)、『おこだでませんように』を中村さん(萩光塩学院)が披露しました。
講師による読み聞かせは、『ふくびき』『おはなみ』の2作品でした。

参加者からは、「絵本は子どもだけでなく大人も心が和らぎ童心に帰れるひとときだった」「絵本作家本人からそれぞれの絵本に込めた思いを聞けてとてもよかった」「読み聞かせてもらうのはいいですね。泣いたり笑ったり楽しく癒された一日だった」「読み聞かせおすすめ本の紹介が参考になった」「またこのような機会をつくっていただきたい。読み聞かせの会にとってとても勉強になった」などの御意見をいただきました。
また、会場では「小学校読み聞かせおすすめ本」、「講師の著書」も展示しました。

有田さんの読み聞かせ

中野さんの読み聞かせ

中村さんの読み聞かせ

受講者風景

講師著書の展示風景

読み聞かせおすすめ本の風景

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