「学校図書館実践セミナー」の模様を紹介します。
この研修会は、2012年8月17日(金曜日)と8月22日(水曜日)に(研修内容は同様)、山口県立図書館第2研修室で行いました。 当日は、県内各地の小・中・高等学校及び総合支援学校から、司書教諭、学校図書館担当教諭、学校図書館指導員(いわゆる学校司書)、ボランティア等の方々の参加がありました。
午前中は「『知の宝庫』としての学校図書館を生かす」と題した講義、午後は「授業に関連するテーマ展示を企画しよう」と題した演習で、実際に展示コーナーを作成しました。8つのグループに分かれて、自己紹介のあと、テーマ決定、本選び、ポップ作りをし、テーマにあったディスプレイの工夫をしました。
終了後に書いていただいたアンケートの感想では、「まわりの先生の『ひき出し』の多さに驚きました。『こんな本がある』という知識が豊かで自分もいろいろな本に出会わせることのできる司書教諭になりたいとと思いました。」などの声が挙がっていました。
学校図書館実践セミナーの様子 平成24年8月17日(金)
午後からの実技講習では8つのグループに分かれてディスプレイ制作に取り組みました。
始めて出会った人とも協力し様々なアイデアが生まれてきました。材料選び。ダンボールや不織布などなるべく安い材料で印象的なディスプレイに仕上がりました。
教科書を参考に2学期からの授業に関連するテーマを考え、児童・生徒の興味関心が広がるよう様々な視点から本を選びました。「星座」「波」「スポーツ」などそれぞれのテーマに合ったディスプレイが工夫されています。
学校図書館実践セミナーの様子 平成24年8月22日(水)
2学期からの授業での学びを広げ、子どもたちの知的好奇心を刺激するような展示を企画しました。
準備段階から協力して!。テーマは「竹取物語」、「数の世界」
テーマは「数の単位」「秋」「とことんお米」などさまざま。ポップに工夫を凝らしました。
「昔の暮らし」にはUFO登場。「食育」「秋」なども児童生徒の目を引くような工夫がなされていました。最後にはグループごとに各作品の紹介をしていただきました。(写真右)