山口県子ども読書支援センターでは、毎年、公共図書館、幼稚園・保育園、学校図書館等で子どもの読書に関わる活動をしているボランティアや職員を対象に、子どもと本をつなぐための知識や技術の向上に向けた講座を開催しています。

第1回

日時
令和5年1月21日(土曜日) 13時30分から15時30分まで
演題
「科学絵本を楽しみましょう」
講師
河井 律子氏(元・福岡県立図書館副館長、近畿大学通信教育部非常勤講師)
会場
山口県立山口図書館 レクチャールーム
参加者
45名
内容
第1回はロングセラーの絵本の魅力と、科学読み物の種類や歴史、そして読み聞かせなどとあわせて、子どもと本をつなげる手法である科学遊びについて学びました。科学遊びの実演や資料の紹介とともに、実際に会場でぶんぶんごまの手作りも行い、具体的な手法について知ることができました。科学絵本の楽しみ方や子どもたちに興味を持たせる提示のしかたについての示唆を得る研修となりました。

科学遊びの実演をする講師の河井律子さん

第2回

日時
令和5年2月4日(土曜日) 13時30分から15時30分まで
演題
「子どもに科学の本を手渡すには」
講師
高宮 光江 氏(科学読物研究会会員)
会場
山口県立山口図書館 第2研修室及びオンライン配信
参加者
46名
内容
第2回は、科学読み物や科学絵本を手渡すことの意義や、発達段階や場面に応じて、子どもと本をつなげる場合に留意すべきことなどを具体的に学びました。ブックリストや情報源も多数知ることができ、また多様な参加者一人一人にあわせた多様な事例や内容が提示され、すぐに活用できるような実用的な情報を幅広く得ることのできる研修となりました。

講師の高宮光江さん

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