山口県こども読書支援センターでは、平成29年度より、「幼稚園・保育園のための子ども読書研修会」を開催しています。今回で5回目の開催となりました。

今年度は、ノートルダム清心女子大学 教授 湯澤 美紀 (ゆざわ みき)氏をお迎えして、「わらべうたを子どもたちに届けよう」と題して、講義及び演習を行いました。当日は感染症対策を考慮し、対面・オンライン併用の講座としました。

開催日:令和4年9月17日(土曜日) 13301530

会場:山口県立山口図書館 第2研修室  ※Microsoft TeamsによるLive配信あり

内容:【講義】「わらべうたを子どもたちに届けよう」

参加者:22名 (来館受講 7名、オンライン受講 15名)

当日の様子

初めに、わらべうたが伝承されにくくなっている社会的背景や、わらべうたが子どもたちにもたらす効果についてお話しされました。わらべうたの多くは、2拍子。これは、大地をゆっくり踏みしめるリズム、子どもをだっこして左右にゆれるリズムにつながっているそうです。

次に、実際にわらべうたを歌いました。体の動きを指定したり、道具を使ったりすることでわらべうたのバリエーションが広がります。

最後に、わらべうたに関連した本の紹介がありました。風のわらべうたを歌ったあとに楽しむ風の絵本…。

保育の場での具体的な取り入れ方の紹介も多くありました。受講後の参加者からは、「すぐにでも実践に取り入れたい。」「子どもにとってわらべうたが必要なことが分かった。」など、好評な意見が多数寄せられました。

こどもとしょしつにも、わらべうたコーナーを設置しています。

生活の中で、わらべうたを楽しんでみませんか。

 
   
写真1 道具を使ってわらべうたを楽しむ参加者
わらべうたの紹介をする湯澤教授

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