子ども読書支援センターニュース No.130 2015.3.27 山口県子ども読書支援センター(山口県立山口図書館)発行 TEL083-924-2111 FAX083-932-2817 https://library.pref.yamaguchi.lg.jp
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【山口県子ども読書支援センター関連行事】
★幼児のためのおはなし会
○日 時:平成27年4月7日(火) 11:00~11:20
○会 場:山口県立山口図書館 こどもとしょしつ
○対 象:2、3歳児とその保護者
○内 容:絵本の読み聞かせなど
《3月のおはなし会で使った絵本》
『おやこでぎゅっ!』 まつばらいわき/絵 ひかりのくに 2014
『まねっここざる』 福島のり子/文 富永秀夫/案・画 教育画劇 1982
『かくしたのだあれ』 五味太郎/さく 文化出版局 1999
『いちごさんがね…』 とよたかずひこ/さく・え 童心社 2013
『はなをくんくん』 ルース・クラウス/ぶん マーク・サイモント/え きじまはじめ/やく 福音館書店 1980
★こどもの読書週間イベント「春のスペシャルおはなし会」
○日 時:5月2日(土) 11:00~11:40
○会 場:山口県立山口図書館 第2研修室
○内 容:エプロンシアター・パネルシアターなど 実演:エプパネ
○対 象:幼児(3歳児~5歳児程度)
○定 員:30人程度(先着順)
○参加費:無料
○申込方法:5月1日(金)までに、電話、FAX、Eメールで申込み。
○申込・連絡先:山口県子ども読書支援センター
詳細は https://library.pref.yamaguchi.lg.jp/H27_sp-ohanasikai
★こどもの読書週間イベント「かがくであ・そ・ぼ!」
○日 時:平成27年5月3日(日・祝日) 13:30~15:30
○場 所:山口県立山口図書館 第1研修室
○内 容:世界一のタイトルを持つ珍しいタネの紹介と模型製作。科学の本の紹介
○講 師:嶋村 拓実 氏(山口県立山口博物館 学芸員)
○対 象:小学生 (3年生以下は保護者同伴)
○定 員:20名(要申込・先着順)
○参加費:無料
○申込方法:4月26日(日)までに、電話またはFAX、メールにて、住所、名前、学年、電話番号を御連絡ください。
○申込み先:山口県子ども読書支援センター
詳細は https://library.pref.yamaguchi.lg.jp/center_annai/h27_kagakudeasobo/
★平成27年度子ども読書スキルアップ講座
○日時、内容、講師
・5月16日(土)10:30~15:00
子どもと本を結ぶために①「本の紹介文を書く 小林いづみ氏(呉ストーリーテリング研究会代表)
・6月7日(日) 10:30~12:00
子どもと本を結ぶために②「子どもと読書 絵本から読み物へ」 加藤節子氏(東京子ども図書館)
・6月28日(日)13:30~15:00
子どもと本を結ぶために③「ブックトーク」 梅地佳代子氏(ブックトークの会ピッピ代表)
○会 場:山口県立山口図書館
○対 象:図書館児童サービス担当者、学校図書館関係者、子ども読書ボランティア等
○定 員:各回40名(要申込・先着順)
○参加費:無料
○申込方法:各開催日の1週間前までに、電話、FAX、Eメールで申し込んでください。(氏名、所属又は住所、電話番号を連絡のこと)
○申込・問い合わせ先:山口県子ども読書支援センター(県立図書館内)
詳細は https://library.pref.yamaguchi.lg.jp/center_annai/page-7351/
【新刊書から】価格は消費税抜き
<絵本-乳幼児から>
『ねねねのねこ』 おおなり修司/文 北村裕花/絵 絵本館 2015.2 ¥1300 猫、寝てる。寝返り打ったりねじれたり。猫、寝相悪い。ねずみを見つけて、猫、寝たふりして寝込みを襲った。でも逃げられて、捻挫して寝込んだ。猫、寝ても覚めても、ねずみのことばかり考える。捻挫が治り、念入りにねずみを探すが…。いたずら猫が、リズミカルにあっちへこっちへ。躍動感に溢れた猫の動きや、とぼけた表情に頰が緩む、ユーモア絵本。 <絵本-3,4歳から> 『す〜べりだい』 鈴木のりたけ/作・絵 PHP研究所 2015.3 ¥1000 公園のすべり台で遊ぼう!でももしそれが、おかしな形だったら?とっても長ーい「すーべりだい」に、ぐるぐる曲がってバネのついた「するするべぇりべぇりだいーん」など…。こんなすべり台があったら最高!声色を変えたり、抑揚をつけたり、読み方次第で楽しみ方が何倍にも広がる、ことば遊び絵本。読み聞かせにおすすめ。『ぶららんこ』(PHP研究所)も。 『ドングリ・ドングラ』 コマヤスカン/作 くもん出版 2015.2 ¥1200 ドーン、グラグラ。海の向こうの島が、火を噴いた。ドングリ達が一斉に歌いだす。「あの島へ旅立つ時がきた。行こう。海を越えて。ドングリ、ドングラ〜」森中からさまざまな種類のドングリが集まり、隊列になって、雪山や砂の丘を越えて島へ進む。長い旅の目的とは?個性豊かでユーモラスな彼らの、懸命な大冒険と、希望が芽を出すようなラストは見事。
<絵本-5,6歳から> 『そらからみると』 みねおみつ/作・絵 PHP研究所 2015.2 \1300 南の島の学校にある、いちょうの木の葉っぱは、空から見ると何が見えるんだろう、といつも思っていた。ある朝、葉っぱは風に乗って飛んだ。空の旅の始まりだ!糸の切れた凧、風船、かもめなどと出会いながら、旅を続けて…。伊豆諸島の新島から、熱海、小田原、江の島、横浜、新宿を通り、東京スカイツリーまでの町並みを緻密に描いた、圧巻の鳥瞰図絵本。 『みんなおおきくなった 絵本』 中川ひろたか/文 藤本ともひこ/絵 世界文化社 2015.3 ¥1300 皆、はじめは赤ちゃんだった。赤ちゃんの時は、何にもできなかったけれど、今はもう、歩くことも、話すこともできる。これから、どんなことができるようになるんだろう?いろんな可能性に満ち溢れているね。皆、大きくなった。そして、もっともっと大きくなる。卒園、おめでとう!未来に向かって新しい一歩を踏み出す、卒園する子ども達にぴったりの絵本。 <読み物-小学校低学年から> 『ベルンカとやしの実じいさん 上 366日のおはなし』 パベル・シュルット/文 ガリーナ・ミクリーノワ/絵 大沼有子/訳 福音館書店 2015.2 ¥2000 ベルンカはチェコのプラハに暮らす6歳の女の子。ある日、南の島のハイチから小包が届く。中に入っていたのは、やしの実のようなへんてこな帽子をかぶった小さな小さなおじいさん。その日からベルンカとやしの実じいさんの不思議でユーモラスな交流がはじまる。本作品でIBBY(国際児童図書評議会)オナーリストを受賞。 <読み物-小学校中学年から> 『ひま人ヒーローズ!』 かみやとしこ/作 木村いこ/絵 ポプラ社 2015.2 ¥1000 習い事やスポーツチームの活動で忙しそうな友だちをよそに、カズマと木暮とコブちゃんは、やることのないひまな3人組。しかしいろんな友だちの頼みを聞いていたら、いつの間にか「ひま人ヒーローズ」と呼ばれ頼りにされるようになった。3人はクラスの中で信頼を得てやりがいを感じるようになっていく…。第4回「新・童話の海」で入選した本作がはじめての著作となる。 <読み物-小学校高学年から> 『踊る光』 トンケ・ドラフト/作 西村由美/訳 宮越暁子/絵 岩波書店 2015.1 ¥1600 灯台守がある日の午後遅い時間に海岸で出会った不思議な男ウミアシ。青白く、白っぽい長い金髪、緑色の目で、首に貝のネックレスをしてハーモニカを吹いていた。その後、灯台が不規則な点滅をすることが起こって船乗りたちは不安になる・・・。オランダ屈指のストーリーテラー、トンケ・ドラフトが贈るふしぎな物語集。表題作ほか「幽霊ナイフ」「夢にすぎない」など全6編収録。 <読み物-中学生から> 『あまねく神竜住まう国』 荻原規子/作 徳間書店 2015.2 ¥1600 1160年、数え年14歳で伊豆に流された源頼朝。流罪人の監視をしていた伊藤祐次の謎の急死により、北条時政の下、土地神である大蛇への人身御供となるべく「蛭が小島」送りに。死すべき己の運命を受け入れていた少年頼朝が、神竜と対峙し、生きる力を取り戻していく歴史ファンタジー。『風神秘抄』(徳間書店)の主役たちの登場もファンを喜ばせる。 『アルカーディのゴール』 ユージン・イェルチン/作・絵 若林千鶴/訳 岩波書店 2015.2 ¥1700 旧ソ連のスターリン政権下、「人民の敵」の子どもとして12年間施設で育ったサッカー好きの少年アルカーディ。イヴァンの養子として新たな生活に戸惑いながらも、国一番のサッカーチームへの入団の夢を抱く。画家でもある著者による多数の挿絵が、重いテーマを持った物語に深みを添えている。2010年全米ユダヤ図書賞受賞。 <ノンフィクション-小学校中学年から> 『夢をかなえるあの人の作文 1~3』 押谷由夫/監修 学研教育出版 2015.2 各¥2800 各界の著名人が子どもの頃に書いた「将来の夢」の作文を、写真やエピソードとともに紹介する。子どものころから夢を追い続け、それを実現させた人々の思いから、自分の将来を描くヒントが満載。2巻でバレーボールの栗原恵選手を紹介し、三田尻女子高等学校在学時のエピソードも紹介されている。その他に野球の前田健太投手、サッカーの清武弘嗣選手、作家の角田光代さんなど計15人を収録。全3巻。 <ノンフィクション-小学校高学年から> 『きみ江さん ハンセン病を生きて』 片野田斉/著 偕成社 2015.2 ¥1600 山内きみ江さんは1943年静岡県藤枝市で生まれた。10歳のころから手足に痺れを感じるようになり、21歳の時にハンセン病の診断を受け国立療養所多磨全生園に入所した。幼いころから偏見、差別、いじめを受けてきたが、園内で結婚し、養子縁組で娘ができ、孫も誕生した。さらに施設を出て社会復帰も果たした。周囲の支援と強い精神力で戦時中も生き抜いた彼女の生い立ちから現在までを描くノンフィクション。 <研究書> 『今、この本を子どもの手に』 東京子ども図書館/編 東京子ども図書館 2015.2 ¥1000 東京子ども図書館が、震災後の図書館の復興やボランティアの手引きにと作成したブックリストから生まれた本。2014年2月時点で購入可能な絵本、物語、昔話、詩、伝記、ノンフィクションから選りすぐられた1000点のブックリストは、公共図書館や学校図書館の基本図書リストとして、また、ボランティアが子どもに手渡す本の指針として役立つ。 |
【県内の動き】
★読み聞かせ絵本を楽しむ会
○日 時:平成27年4月9日(木) 10:00~12:00(毎月第2木曜日定期開催予定)
○会 場:山陽小野田市立中央図書館2階 第1会議室
○対 象:絵本の読み聞かせ活動の関心のある大人(初心者向き)
○定 員:15名程度(要申込)
○受講料:無料
○主催・連絡先:山陽小野田市立中央図書館(電話 0836-83-2870)
★児童文学わいわい講座
○日 時:平成27年4月18日(土) 10:00~12:00
○会 場:山陽小野田市立中央図書館2階 第2会議室
○講 師:村中 李衣 氏(児童文学作家)
○入場料:無料
○定 員:20名(先着順)
○問合せ・申込先:山陽小野田市立中央図書館 (電話:0836-83-2870)
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