やまぐち文学回廊構想協議会が選定した、本県ゆかりの近代文学者たちのうちには、哲学者や研究者、評論家、ジャーナリストなど、必ずしも「文学」を業としなかった人たちも含まれています。

日本を代表する哲学者の一人で、旧制山口高等学校の教師として短い間だけ山口で過ごした西田幾多郎(1870-1945)、音楽学者・評論家として知られ、阿武郡萩町(現・萩市)で生まれた兼常清佐(1885-1957)、ジャーナリスト・出版人・教育者の3つの顔を持つ、佐波郡三田尻村(現・防府市)生まれの羽仁吉一(1880-1955)。いずれも、やまぐちゆかりの「文学者」です。

今回の展示では、西田の没後80年、兼常の生誕140年、羽仁の没後70年にちなんで、文筆をもって活躍した3人の「文学者」について、展示紹介します。

期間:令和7年8月30日(土曜日)から12月27日(土曜日)まで

場所:山口県立山口図書館 2階 ふるさと山口文学ギャラリー

主催:山口県立山口図書館、やまぐち文学回廊構想推進協議会

本展示は、「やまぐち文化プログラム協賛事業」です。

山口県総合文化祭2025のバナーです。

展示資料目録

哲学者 西田幾多郎

音楽学者・評論家 兼常清佐

ジャーナリスト・出版人・教育者 羽仁吉一

西田幾多郎と読書

西田幾多郎と「フートボール」

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