資料展示「「少年読本」で読む幕末維新」の展示写真です。

「少年読本」は、日本で最初の複数の著者による伝記児童書のシリーズ出版です。少年読者に大志を抱かせることを趣旨とし、明治31(1898)年10月から4年間かけ、博文館から全50編が刊行されました。

執筆者は被伝者の同郷者や研究者などゆかりのある人物が選ばれ、各編刊行のつど、多くの新聞雑誌が批評を掲げるなどし、重版も相次ぎ好評を博しました。

この展示では、当館所蔵の「少年読本」から、山口県や幕末維新ゆかりの人物の伝記を紹介します。

場所:山口県立山口図書館 2F展示コーナー

展示期間:平成30年3月31日(土曜日)~5月30日(水曜日)

展示資料

『周布政之助(少年読本 第26編)』
堺枯川著,馬屋原仙一,1915,[当館請求記号:Y289/SU19]
『太陽 第4巻第18号~第22号』
博文館,[当館請求記号:R051/C 5]
『釋月性(少年読本 第33編)』
干河岸貫一著,博文館,1911,[当館請求記号:R188.7/E 1]
『西郷隆盛(少年読本 第18編)』
川崎紫山著,博文館,1914,[当館請求記号:R289.1/SA18]
『坂本龍馬(少年読本 第19編)』
坂崎紫瀾著,博文館,1914,[当館請求記号:R289.1/SA32]
『中浜万次郎(少年読本 第23編)』
石井研堂著,博文館,1913,[当館請求記号:R289.1/N 33]
『近衞忠煕公』(少年読本 第24編)
勢多章之著,博文館,1912,[当館請求記号:R289.1/KO77]
『河井継之助(少年読本 第3編)』
戸川殘花著,博文館,1912,[当館請求記号:R289.1/KA93]
『水戸烈公(少年読本 第10編)』
野口勝一著,博文館,1913,[当館請求記号:R289.1/TO36]
『横井小楠(少年読本 第20編)』
大野洒竹著,博文館,1913,[当館請求記号:R289.1/Y 76]
『佐久間象山(少年読本 第39編)』
塚原澁柿著,博文館,1912,[当館請求記号:R289.1/SA45]
『高野長英(少年読本 第31編)』
干河岸櫻所著,博文館,1913,[当館請求記号:R289.1/TA47]

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