資料展示「明治日本のクリスマス」の展示写真です。

日本で最初のクリスマスは、室町時代、1552年に山口市で行われた降誕祭だと言われています。その後、各地でクリスマスが祝われた記録が残っていますが、江戸幕府が禁教令を発令し、キリスト教とともにクリスマスも日本の歴史の表舞台から姿を消してしまいます。

その後、明治6年(1873年)にキリスト教が解禁され、キリスト教の布教や欧米文化の流入に伴い、クリスマスを祝う文化が徐々に日本にも定着していきました。明治は、日本のクリスマスの新たな始まりの時期とも捉えられます。

この展示では、明治期の日本のクリスマス、キリスト教に関する資料をご紹介します。

場所:山口県立山口図書館 2F展示コーナー

展示期間:平成30年12月1日(土曜日)~12月27日(木曜日)

展示資料

『木戸孝允日記 第2』
木戸孝允[著],日本史籍協会,1933,[当館請求記号:R210.61/G 2]
『ヨーロッパの大聖堂』
ロルフ・トーマン編,河出書房新社,2017.5,[当館請求記号:523.3/P 7]
『信仰五十年史』
田村直臣著,警醒社書店,1924.10,[当館請求記号:194/F 4]
『植村正久と其の時代 第2巻』
佐波亘編,教文館,1976,[当館請求記号:R198.3/J 6]
『さんたくろう』扉絵画像(複製)
進藤信義(かえで)著,教文館,1900
この資料は国立国会図書館デジタルコレクションに収録されており、インターネット上で閲覧できます。国立国会図書館デジタルコレクション『さんたくろう』はこちらです。
『防長新聞[縮刷版]明治35年10月-12月』12月26日3面(複製)
防長新聞社,1902,[当館請求記号:R071/B 4]
『山下りん』
鹿島卯女編,鹿島出版会,1977,[当館請求記号:R724.71/K 6]
『日本の教会をたずねて』
八木谷涼子編,平凡社,2002.10,[当館請求記号:195.3/N 2]

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