資料展示「デジタルでみる 山口図書館のお宝資料」の展示の様子です。

先人たちが遺した貴重な資料を、末永く保存し、利用に供することは図書館の使命です。

本来、「もの」としての資料は、利用すればするほど傷んでいくものであり、保存と利用とは、相反するものといえます。しかし、デジタル技術の進展により、原本を保存しつつ、高精密な画像を作成し利用することができるようになりました。デジタル化された資料を、インターネットを介して遠隔で利用することはもちろん、デジタル画像から機械的に読み取った本文をデータベース化し、検索することさえできるようになっています。一方で、著作権の処理、記録媒体や再生機器の劣化による情報の消失など、資料のデジタル化には課題も多くあります。

今回の展示では、当館で収集・保存する貴重な資料のうち、デジタル化されているものを中心に御紹介します。展示資料の多くは、インターネットを介して利用することができます。ぜひ御利用ください。

展示期間:令和5年2月25日(土曜日)から6月29日(木曜日)まで

展示場所:山口県立山口図書館 2F展示コーナー

「デジタルでみる 山口図書館のお宝資料」展示資料

今回展示した資料のうち、インターネット上にデジタル化資料があるものについては、リンク先の「書誌情報」画面で、「電子化資料を開く」のボタンを押下すると、デジタル化資料を利用できます。また、『山口県立山口図書館和漢図書分類目録』については、“国立国会図書館デジタルコレクション”(国立国会図書館)に収録されたデジタル化資料へのリンクを設置しています。 

PCで当館蔵書検索の書誌情報画面にアクセスしたときの「電子化資料を開く」ボタンの画像です。
パソコンでアクセスしたときの「電子化資料を開く」ボタン
スマートフォンで当館蔵書検索の書誌情報画面にアクセスしたときの「電子化資料を開く」ボタンの画像です。
スマートフォンでアクセスしたときの「電子化資料を開く」ボタン
『山口県立山口図書館報告 5(『山口県立山口図書館年報 1-10』)』※デジタル化資料はありません。
山口県立山口図書館,1906,請求記号:Y016/D 3
『山口県立山口図書館和漢図書分類目録』※デジタル化資料はありません。
山口県立山口図書館,1904,請求記号:R029.21/D 4
この資料は、“国立国会図書館デジタルコレクション”で利用することができます。:『山口図書館和漢書分類目録』明治37年11月末現在,山口県立図書館,明37,43. 国立国会図書館デジタルコレクション
『山口県立山口図書館概覧』※デジタル化資料はありません。
山口県立山口図書館,1908,請求記号:Y016/D 8
『海防臆測 上』
古賀侗庵 著,含章斎活字刷印,1850,請求記号:W390/A
『江月斎遺集 乾』
久坂玄瑞 著,久坂道明,1877,請求記号:Y919/A
『聚分韻略 巻之1』
[虎関師錬 編],周陽真樂軒,1493,請求記号:V813/A
『聚分韻略 巻之5』
[虎関師錬 編],周陽真樂軒,1493,請求記号:V813/A
『仮御手鑑』
請求記号:V728.8
『今井似閑本 66 万葉代匠記 1』
[契沖 著],山口県立山口図書館,1981,請求記号:R918/K 8
『今井似閑本 67 万葉緯 1』
今井似閑 著,山口県立山口図書館,1982,請求記号:R918/K 8
「防長新聞 明治36年7月5日付け(「防長新聞縮刷版 明治36年7-9月」)」
防長新聞社,1903,請求記号:R071/B 4
この資料は、館内のインターネットコーナーで利用することができます。

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