山口県立山口図書館が明治36年(1903年)に開設されてから、今年で120年が経過しました。
開館当初は約1万冊だった蔵書は80万冊を超え、建物も2度の移転を経ています。長い歴史の中で、多くの職員がその運営に関わり、様々な出来事や課題に直面しながらも、県内外からのたくさんの利用者に支えられて、今を迎えています。
今回の展示では、次の10年、20年に向けた新たな一歩を踏み出すための足がかりとして、山口図書館のこれまでを振り返ります。
その第2部として、初代・佐野友三郎以降の著名な館長や、二代目、そして現行の建物などについて、所蔵資料や秘蔵の写真により御紹介します。

展示期間:令和5年9月30日(土曜日)~11月29日(水曜日)

資料展示「山口県rk津山口図書館の歴史 第2部」の展示の様子です。

展示資料一覧

2代館長 厨川肇

『移轉句日誌』
厨川肇[著],厨川 肇,1929
『分類年代順家庭婦人読物』
山口縣立山口図書館,1924.1
『防長文学散歩』
和田健 著,白藤書店,1975.9

春日山庁舎時代

『行啓記念山口県立山口図書館概覧』
行啓記念山口縣立山口圖書館,1928.11
『行啓記念山口縣立山圖書舘繪はがき』
山口県立山口図書館,[1929?]
『定本山頭火全集 第6巻』
種田山頭火 著,春陽堂,1974.10

4代館長 鈴木賢祐

『図書分類』
コリンヌ・ベイコン 著 鈴木賢祐 訳,間宮商店,1927.10
「山口図書館だより」
山口県立山口図書館,1958.3

現図書館の建築

『山口県立図書館建築概要』
山口県建築課,[197-]

100周年とその後

『山口県立山口図書館100年のあゆみ』
山口県立山口図書館開設100周年記念誌編集委員会 編,山口県立山口図書館,2004.3

山口図書館の未来

『白い本』
二見書房

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