資料展示「下関戦争における連合艦隊上陸図」の様子の画像です。写真をクリックすると大きくなります。

「やまぐちお宝展~明治維新150年記念事業~」に協賛し、明治維新関係の貴重所蔵資料の一つである「下関戦争における連合艦隊上陸図」を展示します。また、あわせて、下関戦争に関係する資料も展示・貸出します。

展示期間:平成29年9月30日(土曜日)~10月29日(日曜日)

当館に併設の山口県文書館では、平成29年度第7回資料小展示「文久3年(1863)の攘夷決行と列国の報復」を開催中です。こちらもあわせてご覧ください。

展示資料

展示ケース内の資料(閲覧のみ)

「下関戦争における連合艦隊上陸図」
Wirgman,Charles 画,1864.12,当館請求記号:V210.58/A
1864年12月24日付けの『The Illustrated London News』(絵入りロンドン・ニュース)に掲載されたイラストの1枚で、幕末期に横浜に滞在し、日本の情報をイギリス本国に知らせていた特派員チャールズ・ワーグマンが描いたものです。元治元年(1864年)8月5日の英仏蘭米の連合艦隊による下関攻撃の状況を知らせています。
『The Illustrated London News』は1842年にイギリスで創刊された絵入り週刊新聞です。1850年頃から日本に関連するニュースが掲載されています。記事イラストに添えられた説明文は、「The assault on the lower battery at Shimonoseki.-from a sketch by our special artist.-see page 624」となっています。
この資料は、当館と山口県文書館のデジタルアーカイブ「WEB版明治維新資料室」でも見ることができます。
「下関第4・第5砲台図(前田砲台図)」『山口県史 史料編 幕末維新7』付録
山口県 編集,山口県,2014.6,当館請求記号:Y211/M 6
1864年9月(元治元年8月)、四国連合艦隊が下関を攻撃した際、占領した下関砲台を描いたスケッチの一つです。イギリス陸軍工兵隊長ヘンリー・レイ大尉(Henry Wray, Captain Royal Engineers and Major)がスケッチしたものを、同クラウディー工兵中尉(J. H. Crowdy, Lieutenant Royal Engineers)が複写したものになります。(「下関戦争関係図解説」より要約)

借りることができる資料

『資料幕末馬関戦争』
下関文書館 編,三一書房,1971.3,当館請求記号:Y267/K 1
『フランス士官の下関海戦記』
アルフレッド・ルサン 著,新人物往来社,1987.,当館請求記号:Y215.9/L 7
『一外交官の見た明治維新 上』
アーネスト・サトウ 著,岩波書店,1968,当館請求記号:R210.58/N 1
『一外交官の見た明治維新 下』
アーネスト・サトウ 著,岩波書店,1968,当館請求記号:R210.58/N 1
『遠い崖 2』
萩原 延寿 著,朝日新聞社,1998.10,当館請求記号:210.58/M 8
『1863年と1864年におけるメデューサ号艦長の下関戦争』
[J・F・デ・カセムブロート 原著],カペレン文庫,2016.9,当館請求記号:Y215.8/P 6
『レンズが撮らえたF・ベアトの幕末』
F.ベアト [撮影],山川出版社,2012.11,当館請求記号:210.58/P 2
『幕末日本と対外戦争の危機』
保谷 徹 著,吉川弘文館,2010.2,当館請求記号:Y215.8/P 0
『長州維新の道 上巻』
図書出版のぶ工房 編集,図書出版のぶ工房,2010.11,当館請求記号:Y215.8/P 0
『幕末長州藩の攘夷戦争』
古川 薫 著,中央公論社,1996.01,当館請求記号:Y215.8/M 6
『黒船と幕末動乱』
双葉社,2010.1,当館請求記号:210.59/P 0
『激動の長州藩』
山口県立山口博物館 編,山口県立博物館,1990.7,当館請求記号:Y215.8/M 0
『下関・維新物語』
清永 唯夫 著,新日本教育図書,2004.8,当館請求記号:Y267/N 4
『攘夷戦長州砲始末』
清永唯夫 著,1984.08,当館請求記号:210.58/L 4
『わが長州砲流離譚』
古川 薫 著,毎日新聞社,2006.9,当館請求記号:Y215.8/N 6
『長州の科学技術 第3号』
幕末長州科学技術史研究会 編,幕末長州科学技術史研究会,2008.10,当館請求記号:Y402/N 3
『幕末長州藩の科学技術』
萩博物館 編集,萩博物館,2006.2,当館請求記号:Y402/N 6

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