明治維新人物ギャラリー資料展示「杉民治」の展示の様子です。

吉田松陰の兄であり、内政に功のあった杉梅太郎は、明治2年10月23日(西暦1869年11月26日)、「民治」の名を賜ります。

今回は、杉民治に関する資料を展示・紹介します。

展示期間:令和2年10月1日(木曜日)~11月26日(木曜日)

展示資料

ケース内資料

『忠正公御事蹟説諭略記』
杉民治 編,杉民治,1887.06,請求記号:Y289/MO45
毛利敬親(もうりたかちか、忠正公)を祀った野田神社の遙拝所を本郷に建設するための寄付金を集めるべく、民治が山代の村々で説いて回ったときの内容をまとめたもの。自身は倹約に勤めながら、領民への善政をしき、莫大な出費も惜しまず王政復古を成し遂げた敬親の徳を、具体例を挙げながら称賛している。
『茶道大意』
杉民治,吉川半七,1899.05,請求記号:Y791/C 9
茶道の神髄のあらましを伝えるために、関係著書の重要部分を抄出してまとめたもの。 民治は、晩年、茶道に打ち込み、その普及にも努めたため、数多くの門人があったという。彼はこのほかに、茶道の効用を説いた『茶の湯問答』も記している。

借りることができる資料

『杉民治先生伝』
中村助四郎 著,マツノ書店,1981.8,請求記号:Y289/SU32
『吉田松陰先生と松陰神社』
松陰神社 [編],松陰神社,[1999.10],請求記号:Y175/M 9
『吉田松陰全集 第10巻』
[吉田松陰 著],大和書房,1974,請求記号:Y121/K 2
『阿武郡志』
阿武郡教育会 編,マツノ書店,1986,請求記号:Y273/L 6
『吉田松陰と山代』
友定 英章 著,友定英章,2019.4,請求記号:Y233/P 9
『資料で見る松下村塾の変遷』
松陰神社 編,松陰神社,2012.8,請求記号:Y215.8/P 2
『月刊・松下村塾 Vol.6 吉田松陰と中谷正亮・久保清太郎』
月刊松下村塾編集部 編,山口産業,2005.3,請求記号:Y289/Y 86/N 4
『図録 吉田松陰の手紙 』
道迫 真吾 編集,萩博物館,2015.8,請求記号:Y289/Y 86/P 5
『吉田松陰と塾生たち』
萩博物館 編,萩まちじゅう博物館出版委員会,2013.4,請求記号:Y289/Y 86/P 3
『吉田松陰とその家族』
一坂 太郎 著,中央公論新社,2014.10,請求記号:Y289/Y 86/P 4
『吉田松陰 杉・村田家の系譜』
熊井 清雄 著,熊井清雄,2015.8,請求記号:Y289/Y 86/P 5
『防長の隠れた「偉人」たち』
一坂太郎 著,春風文庫,2002.01,請求記号:Y280/N 2
『杉家寄贈資料図録』
萩市郷土博物館 編,萩市郷土博物館,1981,請求記号:Y288/L 1

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