維新関係資料展示「変化朝顔の流行」

維新関係資料展示「変化朝顔の流行」の様子です。朝顔は、奈良時代に薬草として渡来しました。江戸時代後期に変化朝顔の栽培がブームになり、幕末の混乱期には下火になったものの、明治20年代からは各地で同好会が設立され、再燃しました。

江戸時代末期から明治時代に出版された変化朝顔の図譜と、幕末の直前に成立した、朝顔が登場する人形浄瑠璃の資料をご紹介します。

期間:平成24年8月1日(水曜日)~8月30日(金曜日)

場所:2階人文と社会のフロア内明治維新資料室前

展示資料の紹介

『伝統の朝顔』
国立歴史民俗博物館∥編 国立歴史民俗博物館 1999.08 [当館請求記号:627.4/M 9]
『江戸の変わり咲き朝顔』
渡辺/好孝‖著 平凡社 1996.7 [当館請求記号:627.4/M 6]
『生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)』
山田 野亭∥(著) 1850.01 [当館請求記号:R912.4/A]
講釈や読本の「朝顔日記」に材を得て、19世紀はじめに歌舞伎・人形浄瑠璃として成立。深雪と阿曾次郎の恋物語で有名である。
出典:『伝統の朝顔』(国立歴史民俗博物館)

国立国会図書館が所蔵している幕末に出版された朝顔の図譜の紹介

タイトルをクリックすると、国立国会図書館デジタル化資料で公開されている資料を見ることができます。

『朝顔三十六花撰』 (別ウィンドウ)
万花園主人//撰,雪斎<服部雪斎>//画,1854
『朝かがみ』(別ウィンドウ)
東雪亭,葛通斎, 文岱,東雪亭 [著],葛通斎文岱 [画],1861

戻る